みき
伊藤さん
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伊藤さん
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伊藤さん
みき
こんにちは!ファイナンシャルプランナーの伊藤です。
最近、どんどん利用者が増えている「電子マネー」。
キミたちは電子マネーについて、どのくらい知っていますか?
電子マネーはコンビニやスーパー、薬局などでお買い物をするときに、専用端末にタッチするだけで決済できるキャッシュレス決済の1つ。
日本には楽天Edyやnanaco、Suicaなど6つの種類があり、これらを使えば、お店でスムーズにお買い物ができるようになるため、とっても便利なサービスなんです。
また、電子マネーを使うとポイントも貯まり、よりお得にお買い物ができるようになるなど、今後はボクたちの生活において切っても切り離せない存在になっていくことが予想されます。
そこで、このページを含め、何ページかに分けて電子マネーの仕組みや、組み合わせるとお得なクレジットカードを解説していきますね♪
電子マネー初心者の方は、必見ですよ!!!
1.電子マネーの仕組み ←今このページを読んでいます
電子マネーがどのようなものなのか?仕組みを解説
なぜ電子マネーを使うべきなのか?使うときの注意点とは?
連動させるとお得になるクレジットカードを電子マネーごとに紹介
電子マネーって何?
まず、電子マネーがどのようなものかを解説しますね。
電子マネーというのは、「電子化されたお金」のやりとりによって決済を行うキャッシュレス決済の1つ。
画像作成をお願いします!
電子マネー機能が搭載されているカードやスマホを、お店のレジなどに置いてある専用端末にピッとタッチすることで、簡単に支払いができる仕組みになっています。
専用端末にタッチすることで決済できるサービスを「電子マネー」と考えてくれればOKです。
なお、消費者庁の調査では、キャッシュレス決済で2・3番目に利用者が多いのが電子マネーとなっています。具体的には次の図を見てください。
引用サイト:「キャッシュレス決済に関する意識調査結果(令和元年8月15日)」
このようにキャッシュレス決済においては、クレジットカードに次いで利用者が多いサービスなんです。
そして、日本で代表的な電子マネーが次の6つ。
- Suica(交通系電子マネー)
- iD
- QUICKPay
- 楽天Edy
- nanaco
- WAON
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどのメジャーなコンビニであれば、この6つの電子マネーは全て使えます。
ちなみに、電子マネーと言えば、スマホを使って決済するイメージはないですか?
実は電子マネーには次の3つのタイプがあるんです。
※ちょっとダサいので、上のような画像イメージで画像作成をお願いしたいです!
- カード型(クレジット機能なし)
- クレジットカード型(ICチップ内蔵)
- スマートフォン型
このようにカード型のものもあれば、クレジットカードに電子マネーの機能が付いているものあります。ただ、どのタイプの電子マネーを選んだとしても、専用端末にタッチすることで決済できるんですよ♪
ちなみに、電子マネーと似たサービスとして「ペイサービス(QR・バーコード決済)」があります。
「Pay Pay」「LINE Pay」「楽天Pay」などが有名ですよね?
これらのペイサービスも大きな括りとしては電子マネーの1種ですが、決済するときに専用端末にタッチするのではなく、スマホ(アプリ)に表示されたQRコードやバーコードを読み取ってもらうことで、決済ができる仕組みになっています。
そのため、いわゆる「電子マネー(決済)」と呼ばれるものとは、若干仕組みが異なっているということだけは知っておいてくださいね。

みき
伊藤さん
お金をデータ化して、やり取りする仕組みだからね。
みき
伊藤さん
みき
- 電子マネーとは、電子化されたお金で決済する方法のこと
- 電子マネーは専用端末にタッチして決済する(QR・バーコード決済とは異なる)
- 日本で使える電子マネーは6種類
電子マネーの支払い方式を知ろう
実際に電子マネーを使うときには、3つの支払い方式を知っておく必要があります。
具体的には次の3つです。
プリペイド方式(前払い方式)
事前に電子マネーにチャージ(入金)をすることで使える方式。
チャージした金額までしか支払えないため、チャージ残高が不足していると決済することができません。
電子マネーではプリペイド方式が採用されていることが多いです。
ポストペイ方式(後払い方式)
電子マネーで使用した金額を翌月クレジットカードで支払う方式。
毎回チャージする必要はありませんが、クレジットカードの利用限度額内までは無制限で使えます。
仕組みとしては、クレジットカードと同じだと考えればOKです。
デビット方式(即時払い方式)
決済をするとすぐに支払額が銀行口座から引き落とされる方式。
銀行が発行するデビットカードと連動させることで使えます。
デビットカードの引き落とし銀行口座の残高まで決済することができます。電子マネーの「iD」だけがこの方式に対応。
これら3つの支払い方式があることを知っておいてくださいね。
ちなみに、プリペイド方式の「チャージ」とは、電子マネーに入金すること。
わかりやすく言えば、現金やクレジットカードで10,000円を支払い、10,000円分の電子マネーを買うというようなイメージを持ってばOKです!
逆に、ポストペイ方式では入金をする必要がなく、後日、利用額をクレジットカードで支払うことになる・・・つまり、クレジットカードで支払うのと仕組みは同じだと覚えておいてください。
具体的に、各電子マネーがどちらの方式を採用しているかをまとめたのが、次の表です(利用上限額も合わせて記載しておきますね)。
電子マネー | プリペイド | ポストペイ | デビット | 利用上限額/月 |
---|---|---|---|---|
Suica(交通系電子マネー) | ◯ | 2万円 | ||
iD | ◯ | ◯ | ◯ | なし |
QUICKPay | ◯ | ◯ | なし | |
楽天Edy | ◯ | 5万円 | ||
nanaco | ◯ | 5万円 | ||
WAON | ◯ | 5万円 |
このように基本的にはプリペイド方式が採用されており、ポストペイ方式が使えるのは「iD」と「QUICKPay」だけということを知っておいてください。
ちなみに、プリペイド方式の電子マネーでチャージするには以下の方法があります。
- クレジットカード
- デビットカード
- 銀行口座
- 銀行ATM
- 特定のコンビニやスーパーのレジ
- 専用端末(現金でのチャージ)
- 券売機(Suicaなどの交通系電子マネーのみ)
- ポケットチェンジ端末(外貨両替サービス端末)
- ポイント
これらの方法で電子マネーにチャージできます。
例えば、セブン銀行からサービス提供されているnanacoの場合だと、クレジットカードだけでなく、セブンイレブンやイトーヨーカドーのレジや、専用端末(nanacoチャージ機)、セブン銀行ATMからもチャージができるんです。
また、クレジットカードで貯めたポイントをnanacoポイントと交換することで、電子マネーのnanacoにチャージをすれば、セブンイレブンなどのセブン・アイホールディングスのお店で1ポイント=1円としても使えます。
ちなみに、電子マネーにチャージをするためには、基本的には毎回チャージの手続きをしなければいけませんが、クレジットカードの種類によっては「オートチャージ」もできます。
オートチャージというのは、電子マネーの残高が設定額よりも少なくなった場合、自動的にチャージがされる仕組みのこと。
例えば、nanacoでは「セブン・カードブラス」というクレジットカードでオートチャージができます。
nanacoの残高が2,000円以下になったら、オートチャージされるように設定しておけば、2,000円を切ったタイミングや、お買い物時に自動でチャージされるんです。
これにより、毎回レジや専用端末でチャージする手間がなくなります。
このように電子マネーは「どのような支払い方式になっているのか?」「プリペイド方式の場合、どのようにチャージをすれば良いのか?」を考えて、使うようにしてくださいね♪
- 電子マネーにはプリペイド・ポストペイ・デビットの3つの支払い方式がある
- プリペイド方式の場合は、どうやってチャージするのかも大事
- ポストペイ方式はクレジットカードと同じだと考えればOK
Apple PayやGoogle Payは電子マネーではない
キミたちは「Apple Pay」や「Google Pay」という言葉を聞いたことはありませんか?
「えっ?Apple PayやGoogle Payって電子マネーの1つだよね?」と思った方・・・その認識はちょっと間違っています。
Apple PayやGoogle Payは電子マネーではないんです。
実はApple PayやGoogle Payというのは、スマホに備わっている電子マネーやクレジットカードの非接触型決済サービスのこと。
iPhoneにはApple Payが、AndroidにはGoogle Payが決済サービスとして備わっていることで、スマホでも電子マネー決済ができるんです。
・・・とはいえ、正直、電子マネーとの違いがよくわかりませんよね?(笑)
簡単にいうと、Apple PayやGoogle Payは電子マネーをしまっておける、お財布のようなものだと考えればOK。
Apple PayやGoogle Payに電子マネーを登録することで、支払いをしたいときに電子マネーで決済することができます。
具体的には次の図を見てください。
このようにApple PayやGoogle Payには複数の電子マネーを登録することができ、場所や用途に応じて、使い分けることもできるんです。
ただし!登録できる電子マネーはApple PayとGoogle Payによって異なります。
具体的には次の表を見てください。
電子マネー | Apple Pay | Google Pay |
---|---|---|
Suica(交通系電子マネー) | ◯ | ◯ |
iD | ◯ | ◯ |
QUICKPay | ◯ | ◯ |
楽天Edy | × | ◯ |
nanaco | × | ◯ |
WAON | × | ◯ |
このようにキミたちが持っているスマホの種類によって、使える電子マネーも異なってきます。
また、Apple PayについてはiPhoneやApple Watchのバージョン次第によっても使える場所が異なることもあるので要注意!
持っているスマホの種類に合わせて、これから使っていく電子マネーを選ぶようにしてくださいね!
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
- Apple PayとGoogle Payは電子マネーではない
- Apple PayとGoogle Payがあることで、スマホで電子マネー決済ができる
- スマホによっては使えない電子マネーもあるので要注意
まとめ
このページでは電子マネーの仕組みについて解説しました。いかがでしたか?
大事なポイントをまとめると次の通り。
- 電子マネーとは電子化されたお金のこと
- 電子マネーにはプリペイド方式とポストペイ方式の2つがある
- プリペイド方式の電子マネーは、使う前にチャージ(入金)をする必要がある
- ポストペイ方式の電子マネーは、クレジットカードとほぼ同じ
- Apple PayとGoogle Payは電子マネーではないので要注意
これらのことを知っておいてください。
今後、電子マネーはクレジットカード以上に主流の決済方法になると考えられます。
むしろ、電子マネーを使わなければ、損をする・・・なんて時代になるかも。。。
ですので、将来のためにも電子マネーのことは理解しておくべき知識と言えます。
電子マネーについてしっかりと理解をして、キミたちの生活圏内でよりお得な電子マネーを使いこなしていってくださいね♪
では、次のページでは電子マネーを使うメリット・デメリットを解説します。