みき
伊藤さん
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伊藤さん
みき
伊藤さん
「クレジットカードに保険が付いているってホント!?」
「保険が手厚いオススメのカードを教えて!」
こんにちは!伊藤です!
これから学生用クレジットカードを持とうと考えている方は、カードに付いている保険のことも知っておくことをオススメします。
クレジットカードは後払いや分割払いができたり、ポイントを貯められたり、居酒屋やカフェ、美容院などの割引特典ばかりが注目されがち。
ただ、カードに付いている保険にも大きな魅力があるんです♪
具体的には旅行をするときに役立つ「海外・国内旅行傷害保険」と、ショッピング時の商品の破損・盗難を補償してくれる「ショッピング保険」の3つがあります。
これらの保険の内容をきちんと知っておけば、学生さんも安心して旅行やお買い物に行くことができるんです!
逆に保険のことを知らないと、大損してしまう可能性も・・・。
このページでは、クレジットカードに付いている保険の種類と特徴、どのカードを選ぶべきかを詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね♪
クレジットカードに付いている3つの保険
まずはクレジットカードに付いている保険を紹介します。
具体的には次の3つです。
@図
- 海外旅行傷害保険
海外で病気や怪我をしたときや、携帯品の紛失・破損があったときにかかる費用を補償してもらえる保険。海外に行く予定の学生さんには必須です! - 国内旅行傷害保険
日本国内の旅行で病気や怪我をしたときの入院・通院費を補償してくれる保険。ほとんどの方が健康保険を使えるので、そこまで重視しなくてOKです。 - ショッピング保険
カードで購入した商品が破損・盗難に遭ったときの被害額を返金してくれる保険。カードによっては海外で買ったものしか適用されないことも。
クレジットカードにはこのような保険が付いています(ただし、全てのクレジットカードに保険が3つとも付いているわけではないので要注意!)。
これらの保険が付いたクレジットカードを持っておけば、万が一、海外で病気や怪我をしたり、買った商品が盗まれたりしたときでも、カード会社が費用を補償してくれるんですよ♪
では、ここからは1つ1つの保険について詳しく解説していきますね。
海外旅行・留学へ行くときには「海外旅行傷害保険」が必須!
海外旅行や留学に行く学生さんにとって、一番大事なのが「海外旅行傷害保険」です。
海外旅行傷害保険が付いているクレジットカードを持っておけば、万が一、海外で病気や怪我をしたときでも安心というわけです。
というもの、海外では日本の健康保険が適用されません。
そのため、海外で病気や怪我になり、病院のお世話になったときには、医療費(治療・入院費)で信じられない金額を支払うことになるんです。
例えば、学生さんでも行くことが多いハワイでは、虫垂炎(盲腸)の手術に300万円ほどの医療費がかかってしまいます・・・ゾッとしますよね?
みき
海外旅行や留学中には、何が起こるかわかりません。
慣れない環境で急に体調を崩してしまう可能性もありますし、突然事故に遭って怪我をする可能性だって十分あります。
そのようなときに海外旅行傷害保険が付いているクレジットカードがあれば、高額な医療費をカード会社が補償してくれるんですよ!
補償内容では必ず「傷害・疾病治療」をチェックしよう!
では、海外旅行傷害保険では、どのような補償をしてもらえるのか?
具体的な補償内容は以下の通り。
死亡・後遺障害 | 交通機関等の事故などで死亡や後遺障害が残るケガを負ったときに支払われる補償 |
---|---|
傷害・疾病治療 | ケガや病気で診察・治療が発生した場合に発生する補償 |
個人賠償責任 | 賠償責任が生じるような事故などを起こした時に支払われる補償 |
携行品損害 | 携行品(カメラ・携帯など)が事故や盗難によって損害を被った際に支払われる補償 |
救援者費用 | 事故や病気などで治療を受ける際、家族の付き添いで発生する交通費やホテル代などの費用補償 |
※カードによって一部の補償しか付いていないものもあります。
このような補償によって、あなたの海外旅行や留学をサポートしてくれます。
なかでも特に大事なのが「傷害・疾病治療」です。
傷害・疾病治療は「病気や怪我をしたときに医療費(治療費・入院費)としてかかった金額を補償してくれるもの」で、クレジットカードに付いている保険を比べるときには、必ずこの補償をチェックしてください。
なお、カード会社のなかには「最大2,000万円まで補償」と海外旅行傷害保険をアピールしているところもありますが、この金額は「死亡・後遺障害」の補償額になります。
ただし、実際に海外で死亡・後遺障害の補償を受けるケースはほとんど起こりません。
ですので、海外で起こりやすい病気や怪我の医療費を補償してくれる「傷害・疾病治療」の金額をチェックすることが大事なんですよ!
みき
伊藤さん
クレジットカード会社のアピールポイントにダマされないように気をつけてください。
保険を使うための付帯条件も大事なポイント!
海外旅行傷害保険では、傷害・疾病治療の補償額にプラスして、保険の「付帯条件」も必ずチェックしてください。
クレジットカードに付いている海外旅行傷害保険には、具体的に次の2つの付帯条件があります。
- 自動付帯
クレジットカードを持っているだけで保険が適用される条件のこと。カードをお財布に入れて海外に持っていくだけでOK! - 利用付帯
クレジットカードで航空券などの交通費やツアー代を支払わなければ保険が適用されない条件のこと。適用される条件もカードごとで異なります。
このようにクレジットカードの海外旅行傷害保険を利用するためには、付帯条件をクリアする必要があるんです。
伊藤さん
当然、オススメは保険が「自動付帯」となっているクレジットカードです!
逆に保険が利用付帯のクレジットカードを持っているときには「何の支払いをすれば保険が適用されるか?」ということを、必ず確認しておいてくださいね。
海外旅行傷害保険が手厚いオススメのクレジットカード
ここまで解説したことを踏まえて、海外旅行傷害保険が付いているオススメの学生向けクレジットカードを紹介します。
大事なポイントは次の2つ。
- 傷害・疾病治療の補償額が手厚い
- 利用条件が自動付帯になっている
この2つを踏まえて、ボクがオススメするのが次の3つです。
- エポスカード
- 学生専用ライフカード
- セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
それぞれの補償内容とカードの特徴を簡単に解説しますね。
学生専用ライフカード
海外に行く学生さんにイチオシのカード!
学生専用ライフカードは傷害・疾病治療どちらも200万円と補償額が手厚いカード。また、このカードは海外でのショッピング利用額の3%がキャッシュバックされるという超お得なメリットもあります!海外において大活躍するのが間違いなしの1枚ですよ♪
オススメ度 | ★★★★★ |
---|---|
国際ブランド | ![]() ![]() ![]() |
年会費 | 無料 |
付帯条件 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療 | 200万円 |
疾病治療 | 200万円 |
エポスカード
海外だけでなく、国内での割引特典も充実!
多くの学生さんが初めて発行するカードにエポスカードを選んでいるほど人気の高い1枚。エポスカードの海外旅行傷害保険は疾病治療が270万円と手厚いのが特徴!国内の様々なお店で利用できる割引特典が豊富なのも魅力ですよ♪
オススメ度 | ★★★★☆ |
---|---|
国際ブランド | ![]() |
年会費 | 無料 |
付帯条件 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 500万円 |
傷害治療 | 200万円 |
疾病治療 | 270万円 |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
海外旅行傷害保険の補償額はNo.1
このカードは海外旅行傷害保険の補償額が、他の学生向けクレジットカードと比べて、最も手厚くなっているのが魅力!また海外ショッピングでポイントが2倍になるなど、お買い物でもお得になるのがメリット。ただし、国際ブランドがアメックスのため、海外では若干使いづらいのがデメリットです。
オススメ度 | ★★★☆☆ |
---|---|
国際ブランド | ![]() |
年会費 | 26歳になるまでは年会費無料 ※通常は3,000円(税抜) |
付帯条件 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 3,000万円 |
傷害治療 | 300万円 |
疾病治療 | 300万円 |
海外旅行傷害保険でクレジットカードを選ぶときには、これらの中から選べば間違いありません!参考になれば幸いです♪
伊藤さん

日本国内の旅行では「国内旅行傷害保険」が役立つことも
次に国内で旅行に行くときは、国内旅行傷害保険があると便利です。
学生向けクレジットカードに付いている国内旅行傷害保険の補償内容は次の通り。
傷害死亡・後遺障害 | 交通機関等の事故などで死亡や後遺障害が残るケガを負ったときに支払われる補償 |
---|---|
入院日額 | 旅行中の事故によるケガが原因で入院となった場合、入院日数に対し、1日に対し入院保険金日額を補償 |
通院日額 | 旅行中の事故によるケガが原因で通院となった場合、通院の日数に応じて通院保険金日額を補償 |
このように国内旅行傷害保険は、国内旅行でケガをしたときに、入院や通院をするときにかかる費用を補償してくれます。
みき
伊藤さん
そして、学生向けクレジットカードで国内旅行傷害保険が付いているクレジットカードは以下の種類になります。
- 学生専用ライフカード
-
- 付帯条件・・・利用付帯
- 傷害死亡・・・1,000万円
- 傷害後遺障害・・・40〜1,000万円
- JALカードnavi
-
- 付帯条件・・・自動付帯
- 傷害死亡・・・1,000万円
- 傷害後遺障害・・・30〜1,000万円
- ANAカード(学生用)
-
- 付帯条件・・・自動付帯(航空機搭乗時のみ)
- 傷害死亡・・・1,000万円
- 傷害後遺障害・・・30〜1,000万円
- セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
-
- 付帯条件・・・利用付帯
- 傷害死亡・後遺障害・・・3,000万円
- 入院日額・・・5,000円
- 通院日額・・・3,000円
このように国内旅行傷害保険が付いている学生向けクレジットカードは珍しいんです。
ただし・・・ここで1つ知っておいて欲しいことがあります。
それが「クレジットカードに付いている国内旅行傷害保険は、そこまで重視しなくても良い」ということ。
というのも、そもそも日本の医療費は、外国と比べてもかーーーなり安いです。
さらに国内の旅行では、あなたが加入している健康保険(国民健康保険or社会保険)が適用されるので、医療費はグッと安くて済みます。
海外では10割負担のところ、国内であれば3割負担ですからね(そのため、海外でも医療費が安いと勘違いしている方が多いんですけどね、苦笑)。
@図
また、カードによっては保険が適用されるための条件が「ツアー料金の支払いをしたときのみ」など、利用付帯になっていることが多い・・・。
そのことを考えると、国内旅行傷害保険よりも海外旅行傷害保険や、ポイント還元率、割引特典を重視てクレジットカードを選んだほうが賢い選択と言えます!
みき
あくまでも「選んだカードのおまけとして、国内旅行傷害保険が付いていた」くらいの認識で問題ありませんよ。
なお、国内旅行傷害保険については以下のページで詳しく解説しているので、参考にしてくださいね(^^)

安心してお買い物を楽しむなら「ショッピング保険」が大切
最後に、安心してお買い物を楽しみたいなら「ショッピング保険」が付いているクレジットカードを選ぶことをオススメします。
クレジットカードごとに「ショッピング・プロテクション」「お買い物安心保険」「ショッピングリカバリー」などのサービス名になっています。
例えば、5万円のバッグを買ったものの、空き巣に盗まれてしまった場合、ショッピング保険を使うことができれば、購入額の5万円から手数料(自己負担額)を引いた金額を返金してもらえるというわけです。
伊藤さん
現金で購入したときには、破損や盗難があっても補償してもらえないことを考えると、かなりお得な保険と言えますね。
ちなみに学生さんであれば、ショッピング保険の補償額は100万円もあれば十分!^ ^
@図
以下でショッピング保険がついている学生向けクレジットカードの、補償額をまとめたので参考にしてください。
カード名 | ショッピング保険 |
---|---|
三井住友カード デビュープラス | 100万円(国内・海外) |
JCB CARD W | 100万円(海外) |
エポスカード | 50万円(国内) |
学生専用ライフカード | 300万円(国内) |
JALカードnavi | 100万円(国内・海外) |
ANAカード(学生用) | 100万円(国内・海外) |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード | 100万円(国内・海外) |
MUFGイニシャルカード | 100万円(国内・海外) |
このように学生向けクレジットカードでもショッピング保険は100万円まで補償してくれるものがほとんどです(^^)
ただし!クレジットカードごとでショッピング保険の利用条件が異なることには要注意!
具体的には次の5つを知っておくべきです。
- どこで購入したものが適用されるか?
海外で買った商品しか保険が適用されないカードがあります。 - 補償額はいくらか?
カードごとで補償してもらえる金額は異なります。 - どのような支払い方法で購入したか?
リボ払い、分割払いで購入した商品にしか保険が適用されないカードがあります。 - 補償期間はいつまでか?
補償を受けられる期間がカードごとで異なります。 - 自己負担額はいくらか?
自己負担額よりも安い商品には保険が適用されません。
クレジットカードのショッピング保険を利用するときには、あらかじめ、これらのことを知っておく必要があります。
なかには海外でお買い物をしたものしかショッピング保険が適用されないカードもあるので気をつけたいところですね。
@図
みき
特に自己負担額によっては補償が受けられないケースもありますので、必ず確認をしておくことをオススメします♪
具体的な学生向けクレジットカードの自己負担額は以下の通り。
カード名 | 自己負担額 |
---|---|
三井住友カード デビュープラス | 3,000円 |
JCB CARD W | 10,000円 |
MUFJイニシャルカード | 3,000円 |
JALカードnavi | 10,000円 |
三菱UFJニコス VIASOカード | 3,000円 |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード | 10,000円 |
ANA JCBカード(学生用) | 10,000円 |
JCB CARD EXTAGE | 10,000円 |
エポスカード | 0円(※) |
オリコカード THE POINT | 10,000円 |
Yahoo! JAPANカード | 3,000円 |
イオンカード(WAON一体型) | 5,000円 |
三井住友アミティエ | 3,000円 |
※エポスカードは自己負担額0円ですが、保険代に年会費1,000円が発生
このようにショッピング保険を利用するときにも、補償してもらうための条件をしっかりと把握しておくことが大切です!
なお、ショッピング保険についての詳しい内容は以下のページを参考にしてくださいね♪

まとめ
このページでは学生向けクレジットカードについている保険のことを解説しました。
いかがでしたか?
大事なポイントをまとめると、、、
- クレジットカードには3つの保険が付いている
- 海外旅行傷害保険は海外に行くときに役立つ
- 「傷害・疾病治療」と「付帯条件」の確認をしよう
- 国内旅行傷害保険は、そこまで重要ではない
- ショッピング保険は100万円まで補償してくれれば十分!
- ショッピング保険が適用される条件も確認を
クレジットカードに付いている保険は「海外旅行傷害保険」「国内旅行傷害保険」「ショッピング保険」の3種類。
ただし、全ての学生向けクレジットカードに3つの保険が付いているわけではないので、カードを選ぶときには使いたい保険が付いているか確認をしてください。
特に海外旅行や留学を予定している学生さんにとって、「海外旅行傷害保険」はかなり便利な保険となっています。
むしろ、海外に行くときには海外旅行傷害保険が付いているクレジットカードを1〜2枚持っていくことが必須!
いざという時のために、補償内容が手厚く、保険が使いやすいクレジットカードを選ぶことで、海外旅行や留学に備えてくださいね♪
みき
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