学生専用ライフカードとセゾンブルー・アメックスを徹底比較!海外に持っていくべきカードは?

学生さんが海外旅行や留学向けのクレジットカードを探すときに、必ずと候補に上がってくるのが「学生専用ライフカード」と「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード」です。

※これ以降は「ライフカード」と「セゾンブルー」と呼ばせていただきます。

=ここに学生専用ライフカードとセゾンブルーの券面画像を並べて=

海外用のどちらがオススメなのか?

先に結論を言うなら・・・学生専用ライフカードをオススメします!

このカードは海外で利用するとキャッシュバックが受けられる唯一のカードですからね♪

ただ、ライフカードとセゾンブルーは特徴がかなり違う、まったくの別物になっています。
このページでは、2つのカードの違いを詳しく比較しますよ!

海外へ行くなら学生専用ライフカードがいいんですね!でも、まったくの別物ってどういう意味なんですか・・・?セゾンブルーを持った方がいい場合もあるとか?

みき

伊藤さん

お、なかなか鋭い視点だねー♪総合的にはライフカードの方が優れているんだけど、セゾンブルーにも他のカードにはない大きなメリットがあるんだ。

だから、僕としては海外へ行くならライフカードとセゾンブルーの2枚持ちをオススメしたいね。

2つのカードを6つの視点で比べてみた

冒頭でも説明したとおり、ライフカードとセゾンブルーはどちらも海外に持っていくクレジットカードとしてよく候補に挙がります。

パッと見た印象としてはよく似たようなカードに思えるのですが、、、実はかなり特徴は異なります

海外用の学生向けクレジットカードで重要となるポイントは、次の6つ。

学生向けクレジットカードで重要となる6つのポイント
  1. 年会費
  2. 海外旅行傷害保険
  3. ポイント・キャッシュバック
  4. 国際ブランド
  5. 発行スピード
  6. 海外で利用できる特典

ライフカードとセゾンブルーをこの6つのポイントで比較すると、その違いがハッキリ分かります

そこでここからは、上で挙げた6つのポイントごとに詳しく2つのカードを比較していきますよ!

学生はどちらも年会費無料で使える

ライフカードとセゾンブルーは、学生であれば、どちらも基本的には年会費無料で使えるカードです。

そのため、どちらのカードを手に入れたとしても、キミたちがお金を損することは基本的にありません。

・・・ん?基本的には無料ってどういうことですか?

みき

伊藤さん

おっ、良いところに気がついたね〜2つのカードは基本的に年会費無料なんだけど、カードを手に入れる年齢次第では、年会費がかかってしまうことがあるんだ。

ここで1つ気をつけて欲しいのが、キミたちの年齢です。

実は・・・26歳以上の学生さんは、セゾンブルーは年会費無料で持つことはできません。また、30歳以上になるとライフカードの申し込みができなくなってしまうという事実が。。。

そのため、ライフカードとセゾンブルーの両方を年会費無料で持つことができるのは、25歳以下の学生さんだけなんです。

セゾンブルーは26歳以上だと年会費3,000円+税・・・

大学院生や大学生でも休学や留年で26歳以上になっている学生さんも、中にはいるはず。

そういった学生さんは、残念ながらセゾンブルーは3,000円+税の年会費がかかってしまうんです・・・

そもそもセゾンブルーは、本来年会費3,000円+税がかかるのが普通の社会人向けカード。

でも「U25応援キャンペーン」という特典によって、25歳以下なら特別に年会費が無料になるんです。

=ここにU25応援キャンペーンの図=

そのため、このサイトではセゾンブルーを学生向けクレジットカードとして紹介しています。

伊藤さん

セゾンブルーで年会費無料となるのは25歳以下なら誰でもOK。
学生はもちろん、25歳以下の社会人でも対象となりますよ♪

セゾンブルーは海外旅行傷害保険がとっても手厚い学生向けクレジットカード(詳しくは後述します)。

ただし、それはあくまでも25歳以下で年会費が無料になったときの話。

年会費3,000円+税を支払うほど海外旅行傷害保険が優れているか?と言われると、正直微妙なんです・・・。

そのため、セゾンブルーを持つなら25歳までと考えておくことをオススメしますよ。

ライフカードは29歳以下の「学生」専用

一方、ライフカードは正式名称が「学生専用ライフカード」であるように、学生さんしか持てないクレジットカードです。

このカードを持っている学生の間は、25歳をすぎても年会費無料だという意味では、セゾンブルーよりも優れていると言えますね♪

卒業後には通常のライフカードに

学生専用ライフカードは、社会人になると29歳以下だったとしても同時に通常の「ライフカード」に自動的に切り替えられます。

セゾンブルーとは違って、あくまでも学生専用だということに注意してくださいね。

と、ここまでいろいろと説明しましたが、学生のキミたちからすれば2つのカードは年会費無料で持てる期間は、、、

=ここにライフカードは29歳まで、セゾンブルーは25歳までの図=

  • 学生専用ライフカード・・・29歳まで
  • セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード・・・25歳まで

このようになります。

ほとんどの学生さんは22〜23歳くらいで大学を卒業して社会人になると思うので、あまり大きな問題にはならないはず。

ただ、ライフカードは学生であれば29歳まで年会費無料で持てるという意味では、一応セゾンブルーよりも優れていると言えます。

伊藤さん

ライフカードは学生専用、セゾンブルーは社会人向けのカードだという点が大きな違いだね。

つまり、2つのカードは想定している利用者がそもそもちがうんだよ。

海外旅行傷害保険はセゾンブルーが優れている

2つのカードの年会費無料となる条件の違いを知っていただいたところで、次は「海外旅行傷害保険」を比べてみます。

海外旅行・留学で絶対に必要となる「海外旅行傷害保険」。

ライフカードとセゾンブルーは、どちらも他の学生向けクレジットカードと比べて、補償額が手厚いのが大きな特徴です。

海外旅行傷害保険とは?
海外旅行傷害保険とは、海外での病気や怪我による病院代や持ち物の紛失・盗難を補償してくれる保険のこと。

海外の病院代は日本よりもはるかに高額、さらにスリや強盗も多いので、海外旅行・留学に行くとき海外旅行傷害保険は必須だと言えます。

なお、海外旅行傷害保険の詳しい内容については後ほど詳しく解説します。

この海外旅行傷害保険は、ライフカードとセゾンブルーともに社会人で持つことができるゴールドカード並みの補償額!

ゴールドカードは年会費が数千円〜数万円かかることを考えると、年会費無料でゴールドカードに匹敵する海外旅行傷害保険が付いているのは、かなりお得と言えます♪

具体的にどれくらい海外旅行傷害保険が手厚いのか?以下の表にまとめてみました。

補償内容 セゾンブルー ライフカード 三井住友カード
プライムゴールド(参考)
年会費 無料 無料 5,000円+税
付帯条件 自動付帯 自動付帯 自動付帯
傷害死亡・後遺障害 3,000万円 2,000万円 5,000万円(利用付帯)
1,000万円(自動付帯)
疾病治療 300万円 200万円 300万円
傷害治療 300万円 200万円 300万円
賠償責任 3,000万円 2,000万円 5,000万円
携行品損害 30万円 20万円 50万円
救援者費用 200万円 200万円 500万円

なお、上記の表の補償内容については、後ほど詳しく解説します。

上記の表で注目すべき点は、疾病治療と傷害治療の補償金額

疾病治療とは海外での病気による医療費、傷害治療は怪我による医療費のことで、この2つは海外旅行傷害保険の中で利用される可能性がもっとも高いんです。

その疾病治療と傷害治療の補償金額が、セゾンブルーは三井住友カード プライムゴールドと同じ300万円!

そしてライフカードは三井住友カード プライムゴールドよりも100万円少ないだけの200万円!

=ここに3枚のカードの傷害疾病補償を比較するグラフの図=

どちらも年会費無料のクレジットカードであることを考えると、海外旅行傷害保険はとっても充実していると言えますよね♪

では、ここから海外旅行傷害保険の補償内容を詳しく解説します。

海外旅行傷害保険の補償内容について解説!

海外旅行傷害保険は、先ほども説明したとおり海外旅行や留学中の病院代や持ち物の損害を補償してくれる保険のこと。

ただ、先ほどの表を見てもらうとわかるように、海外旅行傷害保険は補償内容ごとに補償金額が変わっていますよね?

・・・とはいえ、漢字だらけでよく分からないと思うので、海外旅行傷害保険の補償内容を簡単に解説します。

まずは、海外旅行傷害保険の補償内容をまとめたのが以下の表です。

補償内容 補足
傷害死亡・後遺障害 死亡、後遺症が残る病気・怪我などを負ったとき
傷害治療 怪我の治療費
疾病治療 病気の治療費
賠償責任 ホテルや空港、街中で他人の持ち物を壊してしまい弁償しなければならないとき
携行品補償 デジカメやタブレットといった持ち物を壊したり紛失・盗難に遭ったとき
救援者費用 海外で行方不明などになり、日本から家族が駆けつけるための交通費・ホテル代など

このように、海外旅行傷害保険で補償される場面はいろいろあります。

どれも補償金額が多いに越したことはないのですが、もっとも重要で注目しなければならないのは「傷害治療」と「疾病治療」の2つなんです。

海外旅行・留学中に病気や怪我に遭って病院へ行く可能性は、ほかの補償内容とくらべると高いですからね。

また、海外の医療費は日本とは比べ物にならないほど高額・・・

例えば、タイで風邪をひいて病院で診察を受け、薬をもらうだけで10万円以上かかります(怖)

10万円でもかなりダメージの大きい出費ですが、運悪く交通事故に遭ったときや盲腸で手術が必要になった場合、数十万円から数百万円といった医療費が必要になります。

傷害・疾病

とてもじゃありませんが、数十万円とか数百万円なんて支払えませんよね(汗)

そのため、疾病治療と傷害治療の補償金額が最も重要なんです。

伊藤さん

疾病治療と傷害治療の補償金額は、300万円あればほとんどのトラブルに対応できると言われているよ。もちろん、補償金額が多ければ多いほどいいに決まっているけどね♪

そして疾病治療と傷害治療の次に重要なのが「携行品損害」。

携行品損害

デジカメやタブレットといった持ち物を落として壊してしまったり、スリや強盗に遭ってしまったときに品物の代金を補償してくれるというものです。海外旅行・留学中にある程度高額な損害を受けてしまうと、結構ショックですよね・・・。

海外に滞在中でも不便なことはもちろんですが、帰国してから買い直さなければなりません(泣)

そういったお金の損害を補償してくれるのが「携行品損害」の補償というわけです。

ただ、携行品損害の補償を受けるとすれば、高くてもノートPCの20万円弱。そのため、補償金額は20万円もあれば十分ではないでしょうか。

ライフカードとセゾンブルーの携行品損害は、それぞれ30万円と20万円。

=ここに携行品損害の図=

これだけ補償を受けることができれば十分ですね♪

携行品損害でスマホは補償されない・・・

ライフカードやセゾンブルーをはじめ、多くの学生向けクレジットカードの携行品損害は、スマホは補償対象外・・・海外旅行・留学中にスマホを壊したり紛失・盗難に遭ったとしても補償してくれません

ほとんどの学生さんが海外へスマホを持って行くことを考えると、これはかなり残念ですね・・・

なお、海外旅行傷害保険には他にも以下のような補償がありますが、ハッキリ言って気にしなくてOK

海外旅行傷害保険で気にしなくてもいい3つの補償
  1. 死亡・後遺障害
  2. 賠償責任
  3. 救援者費用

海外で死亡や後遺障害を負う可能性は限りなくゼロに近いですし、救援者費用の補償を受けるのは海外で事故や紛争に巻き込まれて行方不明や生死が確認できない状態になったとき。

絶対にないとは言い切れませんが、あまり考えなくて大丈夫ですね。

賠償責任も利用する可能性が低い上、多くの学生向けクレジットカードで数千万円の補償が受けられるので問題ありません

つまり、海外旅行傷害保険は疾病治療と傷害治療の補償金額だけに注意してチェックすればいいってことですね!

みき

伊藤さん

クレジットカードの海外旅行傷害保険は「最高3,000万円!」のように書かれていることが多いんだけど、これは死亡・後遺障害の補償金額なんだ。だから、もっとも活用する可能性が高い疾病治療と傷害治療の補償金額に注目することが大事だね。

2枚持ちすれば補償金額アップ

海外へ行くためにクレジットカードを持つなら、絶対に覚えておいて欲しいことがあります。

それは「クレジットカードの海外旅行傷害保険は合算できる」ということ。

例えば、ライフカードとセゾンブルーを2枚持っていた場合には、疾病治療や傷害治療の補償額は最大500万円までアップします。

クレジットカード 保険料 合算

どちらも年会費無料なので、一切お金を支払わずに500万円という強力な補償が手に入るんですよ♪

そのため、ライフカードとセゾンブルーのどちらを持とうか悩んでいるなら、海外旅行傷害保険の補償金額をアップさせるために2枚とも申し込んでしまうのもアリですね。

なお、海外旅行傷害保険の補償金額が2枚以上のカードで合算されるのは、以下のものになります。

合算できる補償内容
  • 疾病・傷害治療
  • 賠償責任
  • 携行品損害
  • 救援者費用

このように死亡・後遺障害だけは複数のクレジットカードを持っていても合算されないので要注意!

とは言え、海外で死亡や後遺障害を負う場面はほとんど考えられないので、これはあまり大きな問題ではありませんけどね。

海外旅行傷害保険について、よくわかりました!でも、セゾンブルーの方が海外旅行傷害保険は充実しているのに、どうして海外旅行や留学ではライフカードの方がオススメなんですか・・・?

みき

伊藤さん

確かに海外旅行傷害保険だけで言うと、ライフカードよりもセゾンブルーの方が手厚いね。でも、ライフカードには、セゾンブルーやほかの学生向けクレジットカードにはない超絶お得な特典があるんだよ!

そのことについては、ここから詳しく説明していくよ。

海外でのショッピングならライフカードが圧倒的にお得!

先ほど説明した通り、海外旅行傷害保険はライフカードとセゾンブルー、どちらも高いレベルで充実しているものの、セゾンブルーの方が優れていることをご理解いただきました。

ただ、クレジットカードと言えば、お買い物でポイントが貯まることも大きな魅力ですよね♪

海外でもクレジットカードでお買い物をして、ポイントを貯めたいところです。

ポイントに関しては、セゾンブルーは海外でお買い物するとポイントが国内の2倍になるという海外旅行・留学向けの特典が付いています。

でも、ライフカードはセゾンブルーのさらに上を行く3.0%キャッシュバックという特典が!

海外のお買い物でライフカードを使うと、カード利用の通常のポイントが貯まることに加えて、お買い物金額の5%がキャッシュバックされるんです!

=ここに図=

海外利用で3.0%ものキャッシュバックが受けられるクレジットカードは、学生向けはもちろん社会人向けのものを含めてみても学生専用ライフカードだけ!

これがライフカードをオススメする最大の理由なんですよ♪

ここから、ライフカードの3.0%キャッシュバックとセゾンブルーのポイント2倍について説明しますね。

利用代金の3%が口座にキャッシュバック

ライフカード最大の魅力である海外利用金額の3%キャッシュバックについて、まずは説明します。

このカードは、国内・海外ともにカードでお買い物をすると、利用金額の0.5%がポイントとして還元されます。

ハッキリ言ってこのポイントは平凡すぎて特に魅力はありません。

ただ、海外でライフカードを使ってお買い物をすると、利用金額の0.5%のポイントが貯まるだけでなく、利用金額の3%が口座に直接キャッシュバックされます。

例えば、海外で3万円のお買い物をしたときには・・・

  • キャッシュバック:30,000円×3%=900円
  • ポイント:30,000円×0.5%=150ポイント(150円相当)
  • 合計:900円+150円=1,050円

このような感じで1,050円もお得になるわけです。

キャッシュバックはカードを利用してから3か月後、カード利用代金の引き落としに指定している口座に振り込まれます。

3.0%というお得な還元が、ポイントではなく直接キャッシュバックされるのが嬉しいですね♪

カードを使ってから振り込みまで少し期間がかかりますが、それを含めて考えても魅力的な特典です。

キャッシュバックを受けるには出発前にネットで申し込みが必要!

ただし!ライフカードの海外利用での3.0%キャッシュバックを受けるには、出発前に日本からネットで申し込みが必要なことには気をつけてください。

申し込みは簡単で、ライフカードの公式サイトにログインし、申し込みボタンをクリックするだけ!

この申し込みをせずに海外でカードを使っても、1円もキャッシュバックされません・・・(泣)

ですので、このカードを手に入れたらすぐにでもキャッシュバックの申し込みを済ませてくださいね♪

セゾンブルーも海外利用でポイントが2倍になるが・・・

一方のセゾンブルーは、ライフカードのような海外利用でのキャッシュバックはありません。

ただ、このカードは海外で利用すると、国内の2倍のポイントが貯まるという特典があります。

そのため海外旅行や留学にはある程度適したカードだと言えるのですが・・・

セゾンブルーは国内で使うとポイント還元率0.5%。それが2倍になったところで1.0%と、ライフカードの3.0%キャッシュバックに明らかに見劣りします。

そのため、海外でのポイントやキャッシュバックといった還元に関して言うと、ライフカードはセゾンブルーよりも明らかに優れていると言えますよ。

国際ブランドでもライフカードが使いやすい

海外用のクレジットカードを選ぶときには「国際ブランド」も重要です。

国際ブランドというのは、クレジットカード会社とは別の「電子決済システムを提供している会社」のこと。

代表的なものとして以下の5つがあります。

5大国際カードブランド

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • アメリカン・エキスプレス(アメックス)
  • ダイナースクラブ

VISAマークが付いたカードであればVISAの加盟店で、Mastercardであれば、Mastercardの加盟店でしかカード払いができないというわけです。

お店ではレジの近くにどの国際ブランドが使えるのか書いてありますよ。

なお、クレジットカードの国際ブランドについては、以下のページで詳しく解説しています。

学生向けクレジットカードの国際カードブランドを徹底解説!JCB・VISA・MasterCardそれぞれのブランドの特徴やオススメカードを紹介学生向けクレジットカードの国際カードブランドを徹底解説!JCB・VISA・MasterCardそれぞれのブランドの特徴やオススメカードを紹介

国内であれば、基本的には上で紹介したすべての国際ブランドが利用できるので、どの国際ブランドでもほとんど問題ありません。

ただ、海外で利用するとなると話は別です。

日本では普及していて普通に使える国際ブランドでも、国や地域によってはほとんど使えない・・・そういったことが多々ありますからね。

先ほどライフカードとセゾンブルーのポイントプログラムについて説明しましたが、いくら多くのポイントが貯まるカードだったとしても、そもそもの話としてお店がカードを受け付けてくれなければまったく意味がありません。

そのため、海外でも利用できるお店が多い国際ブランドのカードを選ぶことが重要となるわけです。

海外で使うならVISAがオススメ!

海外でカードを使うなら、世界的にみて利用できるお店が多い国際ブランドを選んでください。

その国際ブランドが・・・VISAです。

VISAは全世界でもっとも普及している国際ブランド。アジアやアメリカなどでも不便なく利用することができます。

もちろん、日本国内でもVISAはもっとも利用できるお店が多い国際ブランドです。

ライフカードはVISA・MASTERCARD・JCBの3つが選べる!

ここまでの内容をまとめると、海外でのお買い物でカードを便利に使うなら、絶対にVISAがオススメ!

そう考えると、VISA、MasterCard、JCBの3つの国際ブランドを選べるライフカードは海外旅行や留学に適した学生向けクレジットカードだと言えますね♪

ライフカードは先ほど説明したとおり、海外でのお買い物金額の3%がキャッシュバックされるという超絶お得なカード。

国際ブランドVISAなら、この3%キャッシュバックのメリットを最大限に活かすことができますよ♪

JCBは海外だと利用できない・・・

ちなみに、ライフカードは国際ブランドJCBを選択することもできます。

JCBを選ぶとハワイで割引優待が受けられるというメリットがあるのですが、それでもやはりVISAを選ぶことをオススメします。

JCBは日本の国際ブランドで、日本国内や日本人が旅行や出張で訪れることが多いハワイや東南アジアの都市なら利用できることもあります。

でも、JCBはVISAと比べると利用できるお店の数ははるかに少ないです・・・

そのため、海外旅行・留学のためにクレジットカードを持つなら、JCBは選ばないことをオススメします。

アメリカン・エキスプレスは海外で使いづらい・・・

一方、国際ブランドがアメリカン・エキスプレスのセゾンブルー。

このページを読んでくれている学生のキミたちの中には「アメリカン・エキスプレスは海外に強い」というイメージを持っている人もいるかもしれませんね。

でも、海外でのカード利用となると、アメリカン・エキスプレスはVISAやMasterCardとくらべると利用できるお店はかなり少ないのが実際のところ・・・

アジアでも、VISAとMasterCardは使えるのにアメリカン・エキスプレスは使えないという場面が多くあります。

伊藤さん

アメリカン・エキスプレスは日本国内のお買い物で使えないことはまずありません。
VISAとMasterCardとほとんど変わらないくらい便利に利用できますよ。

セゾンブルーは海外で利用するとポイントが2倍になると説明しましたが、そもそもカードでお買い物ができなければ意味がありませんよね・・・

海外旅行・留学のために持って行ったカードがお買い物に使えないのは、かなり致命的です(悩)

セゾンブルーの海外旅行傷害保険はライフカードよりもいいけど、海外のお買い物であまり使えないんですね・・・

その点ライフカードは海外旅行傷害保険はセゾンブルーに負けてるけど、海外のお買い物でも使えて3%がキャッシュバックされる、と。確かに、ライフカードの方がいいな!って気持ちになってきました。

みき

伊藤さん

だから、ライフカードを海外のお買い物用として、セゾンブルーはお買い物には使わず、万一のための海外旅行傷害保険用として持っておくのが良いね。

発行スピードは条件さえ合えばセゾンブルーは即日発行に対応

このページを読んでくれているキミたちの中には、、、

あと数日で海外へ出発するから、それまでにクレジットカードが欲しい!

このように今日、明日にでもクレジットカードを手に入れたいという人もいらっしゃるのでは?

そこで、ライフカードとセゾンブルーの発行スピードを比べてみました。

結論から言うと、発行スピードに関してはセゾンブルーが最短即日で発行されるため圧倒的に優れています

一方のライフカードはインターネットでの申込みからカード発行まで早くても3日から1週間程度・・・

海外旅行・留学の出発日が1週間後などに迫っている場合、ライフカードだとキミたちが海外へ出発した後にカードが届く可能性があります。

これだと意味ありませんよね(悲)

急ぐときでもライフカードが手に入れば嬉しいけど、それは無理なんですね・・・

みき

伊藤さん

ただ、クレジットカードは申込みから到着まで3日〜1週間ほどかかるのは普通のことなんだ。だから、最短翌日で発行できるセゾンブルーが、ある意味特別だってことだよ。

セゾンブルーは、インターネットから申し込んだ当日や翌日に、全国のセゾンカウンターでカードを受け取れるんです。

これなら、海外へ出発するまでに確実にカードを手に入れることができますね♪

当然のことですが、カードを手に入れたその日からお買い物に使えますし、海外旅行傷害保険も利用できます。

なお、セゾンブルーを最短翌日で手に入れる方法は、以下のページで詳しく解説しています。参考にしてください。

即日発行可能な学生向けクレジットカードを紹介!申し込みの流れや発行期間、最短発行にオススメのカード特集

海外で利用できる特典には大きな差はない

クレジットカードには、海外旅行向けのサービスも付いています。

例えば、海外旅行中の相談などに電話で対応してくれたり、海外旅行向けのサービスを割引で利用できたりといったもの。

この海外向けサービスはセゾンブルーの方が豊富ではあるのですが、学生のキミたちが活用できそうなものはほとんどありません

そのため、海外向けサービスに関しては、ライフカードとセゾンブルーでは大きな差がないと考えてもらってOKです。

なお、ライフカードとセゾンブルーにそれぞれ付いている海外向けサービスは、以下の表のとおりです。

ライフカード セゾンブルー
海外からの電話サポート 緊急相談窓口「LIFE DESK TOKYO」 海外アシスタンスデスク
海外キャッシング ○(現地通貨引き出しサービス)
手荷物無料宅配サービス
コートお預かりサービス
海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービス
ワールドおみやげサービス
tabiデスク

上記のサービスについて簡単に説明しておきますね。

海外からの電話サポート

海外旅行・留学中のトラブル(クレジットカードやパスポートの紛失・盗難)に遭ってしまったとき、電話でどうしたらいいのか?アドバイスしてくれます。

ただ、このサービスは海外向けのライフカードやセゾンブルーでなくても、ほとんどすべての学生向けクレジットカードについています。

海外キャッシング

海外旅行・留学中に現金を手に入れるのは意外と難しいもの。海外だと日本のキャッシュカードはほとんど使えませんからね。

ところが、海外のATMでも日本のクレジットカードは受け付けてくれるんです。

現地ATMにクレジットカードを差し込んで暗証番号を入力すれば、現地通貨を引き出すことができます。

なお、このサービスも別にライフカードやセゾンブルーでなくても、ほぼすべてのクレジットカードで利用できるサービスです。

あくまで「借金」なので金利手数料がかかる・・・

海外キャッシングは、あくまでもカード会社から「借金」をしている状態。

そのため、海外ATMでお金を引き出してから利用代金を引き出すまでの日数に応じて金利手数料がかかります。

また、海外キャッシングを利用するには前もって申し込みが必要です。

手荷物無料宅配サービス

海外からの帰国時、スーツケースを国際空港から自宅まで無料で配送してくれます。

このサービスを利用すれば、空港から自宅までほとんど手ぶらで帰ることができるので、電車やハズでの移動が楽になります。

なお、このサービスが利用できる学生向けクレジットカードはセゾンブルーだけですよ♪

コートお預かりサービス

冬にハワイや東南アジアへ旅行する場合、二編は寒いので空港まではコートを着て行くものの、現地では絶対に必要ありません。

そこで空港でコートを預かってくれる(有料)サービスがあります。

コートお預かりサービスは、この料金が通常よりも割引されるというもの。

ただ、無料になるわけではないので、学生のキミたちにとっては使いづらいサービスです・・・

海外用WI-FI・携帯電話レンタルサービス

海外では、日本のWi-Fiルーターが使えません。

そのため、海外でノートPCやタブレットを使いたいという人は、空港で海外用Wi-Fiをレンタルするのが普通です。

このサービスなら、その海外用Wi-Fiのレンタル料金の割引を受けることができます。

そして携帯電話サービスは、海外で使える携帯電話のレンタルサービス。

どちらのサービスも、社会人が海外でもスムーズに仕事できるようにというサービスですね。

日本のスマホは海外でも何の問題もなく使えるので、学生のキミたちがこういったサービスを活用できる場面は、まずないように感じます。

ワールドおみやげサービス

海外のお土産を、出発前にインターネットで注文しておけば帰国日に合わせて配送してくれるというサービスを割引料金で利用できます。

現地でお土産を買うのが面倒だという社会人が、会社や家族へのお土産を手配するのに利用する、裏技的なサービスですね(笑)

学生のキミたちなら、そこまでしてお土産を買わなければならない場面はまずないのではないでしょうか?

TABIデスク

海外旅行のパッケージツアーを割引料金で購入できます。

ただ、インターネットで格安ツアーや格安航空券を予約した方が安いことが多いので、あまり魅力がないサービスです。

つまり、海外で利用できる特典は、ライフカードとセゾンブルーどちらもあんまり意味がないってことでいいですか・・・

みき

伊藤さん

みきちゃん、ハッキリ言うね・・・(苦笑)学生のキミたちが海外旅行や留学で活用できるのは、ほとんどないと思っていいね。

サービスの数だけでいうとセゾンブルーの方が多いんだけど、これを基準にカードを選ぶほどのものではないよ。

結論!海外用としては学生専用ライフカード がイチオシ!

=ライフカード vs セゾンブルー結論・ライフカードの勝ちの図=@画像

ここまで海外向けのクレジットカードということで、ライフカードとセゾンブルーを6つの視点で比較しました。

その結構は以下の通り。

ライフカード セゾンブルー
年会費 ◎(29歳まで無料) ○(25歳まで無料)
海外旅行傷害保険 ○(疾病・傷害200万円) ◎(疾病・傷害300万円)
ポイント・キャッシュバック ◎(3%キャッシュバック) △(ポイント2倍)
国際ブランド
発行スピード △(3日〜1週間) ○(最短即日)
海外向けの特典

ここまで説明した通り、ライフカードは海外利用での3%キャッシュバックが超絶お得♪

しかも海外でもっとも利用できるお店が多い国際ブランドVISAを選べるので、海外旅行・留学中のお買い物カードとして活躍してくれますね。

さらに海外旅行・留学中の病気・怪我による病院代も最高200万円まで補償されるため、この1枚あれば海外旅行・留学の準備は万全です!

セゾンブルーはあくまでも保険専用カード

一方のセゾンブルーは、海外旅行傷害保険がもっとも充実した学生向けクレジットカード。

年会費無料なのに海外旅行・留学中の病気・怪我による病院代は最高300万円と、ライフカードを上回る補償が受けられます。

ただ、国際ブランドのアメリカン・エキスプレスは海外だと利用できるお店が少ないのが大きなデメリット・・・

やはりクレジットカードはお買い物に使いたいですからね。

そのことを思うと、セゾンブルー1枚だけを持っての海外旅行・留学にはやや不安が残ります。

そのため、セゾンブルーは海外旅行傷害保険専用のカードだと考えた方がいいですね。

余談・・・どちらのカードも国内では使い勝手が良くない

海外旅行や留学から帰って来た後、日本国内での普段使いにライフカードやセゾンブルーを使いたいと考えている学生さんもいると思います。

2つのカードは海外旅行・留学ではお得ですが、日本国内でのお買い物に使うカードとしては、ハッキリ言って平凡です。

そのため、海外旅行・留学からの帰国後は、普段遣いでお得な学生向けクレジットカードを新たに持つことをオススメしますよ。

まとめ

このページでは、海外向けクレジットカードとしてよく名前が挙がるライフカードとセゾンブルーについて、6つの視点で詳しく比較しました。いかがでしたか?

海外旅行・留学のために持つなら、学生専用ライフカードが絶対にオススメ!

ほかのクレジットカードにはない海外利用での3%キャッシュバックが超絶にお得。

海外旅行・留学中のお買い物はすべて5%引きになるのと同じ意味を持ちます。

また、海外旅行傷害保険も手厚いので、この1枚で海外旅行・留学はバッチリです。

国際ブランド
  
年会費(初年度)
無料
年会費(2年目〜)
無料
審査条件
満18歳〜25歳未満の学生の方
※高校生は除く
ポイント還元率
0.5〜3.0%
海外旅行傷害保険
最高2,000万円(自動付帯)
対応電子マネー
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  • 特典4:ショッピングリボのご利用で200ポイント(1,000円相当)

一方のセゾンブルーは、学生向けクレジットカードの中ではもっとも海外旅行傷害保険が充実しているのが注目ポイント!

海外旅行・留学中の病気・怪我は最高300万円と、社会人向けのゴールドカードとほとんど変わらない手厚い補償内容となっています。

ただ、国際ブランドのアメリカン・エキスプレスは、海外だと利用できないことが多く、海外でのお買い物で利用できないことが多いのが最大のデメリット・・・

そのためこのカードは海外旅行傷害保険専用のカードだと割り切った方がいいですね。

とは言え、年会費無料(25歳まで)でここまで海外旅行傷害保険が充実したカートは貴重な存在です。

国際ブランド
年会費(初年度)
無料
年会費(2年目〜)
26歳になるまでは年会費無料
※通常は3,000円(税抜)
審査条件
満18歳以上の連絡可能な方(高校生を除く)
ポイント還元率
0.5〜1.0%
海外旅行傷害保険
最高3,000万円(自動付帯)
対応電子マネー
発行スピード
オンライン申し込み:最短即日発行
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