みき
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「学生でもマイルを貯めることできるの?」
「マイルを効率良く貯められる学生向けクレジットカードを知りたい!」
こんにちは!ファイナンシャルプランナーの伊藤です。
キミたちは「マイル」について、どれくらい知っていますか?
マイルとは航空会社がサービス提供しているポイントプログラムのこと。マイルを貯めることで特典航空券(無料)と交換できるんです。
世の中には、特典航空券と交換するためにマイルを貯めている方はかなり多く、ボクもカードで貯めたポイントは、すべてマイルに移行しています(マイルで家族と沖縄旅行に行ったこともありますよ♪)
そして、このマイルは学生向けクレジットカードを利用することで効率良く貯められるんです!
このページでは、旅行好きの学生さんが知っておくべきマイルの知識や、マイルを貯めやすいクレジットカードを解説しますね。
>>>すぐにマイルを貯めるのにオススメの学生向けクレジットカードを知りたい方はこちら
旅行好きの学生さんはクレジットカードを利用してマイルを貯めよう!
学生時代には夏・冬・春休みなどの長期のお休みもあり、友達や恋人と旅行に行きたくなりますよね?
そのような旅行好きの学生さんは、学生向けクレジットカードを利用して「マイル」を貯めてみてはいかがでしょうか?
基本的なポイントプログラムの仕組みはクレジットカードのポイントと同じですが、マイルを貯めることで特典航空券への交換や、航空会社のサービスの利用にも使えます。
マイルとカード会社のポイントは別モノと思っている方もいますが、実際にはJCBが提供している「OkiDokiポイント」や楽天グループが提供している「楽天ポイント」などと同じ仕組みのサービスです。
ちなみに航空会社が提供しているポイントプログラムの総称を「マイレージ」と呼び、そのマイレージ内で取引されるポイントを「マイル」と呼びます。
貯めたマイルは特典航空券や座席のアップグレードなど、航空会社が提供するサービスと交換が可能(もちろん、他社のポイントや商品、ギフトカードなどとも交換可能)。
そのなかでも人気があるのが「特典航空券」との交換です。
例えば、JALマイルの場合、以下のマイル数を貯めることで国内外の特典航空券と交換ができます(紹介するのは一例です)。
国内の特典航空券との交換に必要なマイル数
区間 | 必要マイル数 |
---|---|
東京ー大阪・名古屋・秋田 大阪ー福岡・松本・熊本 札幌ー青森・秋田 名古屋ー新潟・出雲 |
往復:9,500〜12,000マイル 片道:5,000〜6,000マイル |
東京ー札幌・福岡・沖縄 大阪ー札幌・沖縄・屋久島 札幌ー名古屋・福岡・仙台 名古屋ー沖縄・釧路・福岡 |
往復:11,500〜15,000マイル 片道:6,000〜7,500マイル |
東京ー久米島・宮古・石垣 大阪ー石垣 |
往復:20,000マイル 片道:10,000マイル |
海外への特典航空券(片道)との交換に必要なマイル数(エコノミークラス)
行き先(日本発) | 必要マイル数(片道) |
---|---|
ソウル | 7,500マイル |
広州 | 10,000マイル |
上海(成田発) | 10,000マイル |
香港(成田発) | 10,000マイル |
台北(大阪発) | 7,500マイル |
グアム | 10,000マイル |
クアラルンプール | 14,500マイル |
シンガポール | 12,000マイル |
バンコク | 12,500〜17,500マイル |
シドニー | 18,000マイル |
パリ | 26,000マイル |
ロンドン | 22,500〜26,000マイル |
モスクワ | 17,500マイル |
ハワイ(ホノルル) | 20,000マイル |
サンフランシスコ | 25,000マイル |
ニューヨーク | 25,000マイル |
ロサンゼルス | 25,000マイル |
これだけのマイルを貯めることができれば、航空券代にお金をかけることなく、国内・海外旅行ができるんですよ♪
マイルの種類
マイレージは世界中の航空会社で提供されているポイントプログラムです。
有名な航空会社としては、アメリカのデルタ航空やユナイテッド航空、フランスのエール・フランスなどもマイレージを行なっています。
その数なんと、全世界の航空会社62社!
62種類のマイレージ(ポイントプログラム)があるということですね。
そのなかでも日本国内で広く浸透しており、学生さんがマイルを貯めるときオススメなのが次の2社になります。
- 全日本空輸(ANA)
- 日本航空(JAL)
ANAは「All Nippon Airways」の略で、正式名称は「全日本空輸株式会社」です。ANAでは「ANAマイル」を貯めることができます。
一方のJALは「Japan Air Line」の略で、正式名称は「日本航空株式会社」。JALでは「JALマイル」を貯めることができるんです。
学生さんがマイルを貯めるときには、このANAマイルかJALマイルを貯めるのがオススメ!
理由はズバリ、貯めやすいから(笑)
ANAマイルやJALマイルは、それぞれの航空会社から学生向けクレジットカードが発行されていたり、他のカード会社から発行されているカードで貯めたポイントから交換できたりするので、とっても貯めやすくなっています(詳しくは後述します)。
ただし、ANAマイルとJALマイルは相互で交換することはできません。
そのため、マイルを貯めるときには、まずは自分がどちらのマイルを貯めるのかを決めるところからスタートしてくださいね(どちらを貯めるべきかも後述します)♪
みき
伊藤さん
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- 「マイル=ポイント」だと考えればOK!貯めることのハードルは高くない!
- マイルは世界中の航空会社で提供されている
- 学生さんはJALマイルかANAマイルを貯めるのがオススメ
マイルを貯める3つの方法
では、どうやってマイルを貯めていけば良いのか?
マイルを貯めるには大きく分けて次の3つの方法があります。
- 飛行機に乗って貯める(フライトマイル)
- JAL・ANAが発行している学生向けクレジットカードを利用する
- 航空会社以外の会社から発行されているクレジットカードのポイントから交換する
このような方法でマイルを貯めることができます。
ただし、学生さんにとって飛行機に乗って貯めるのは、正直ハードルが高いですよね?
社会人であれば、出張やプライベート旅行などで飛行機に乗る機会も多いはずですが、学生さんは1年間に何度も飛行機に乗りませんからね。
だからこそ、学生さんは飛行機に乗らない「2」「3」の方法でマイルを貯めることをオススメします。
余談ですが、飛行機に乗らずにマイルを貯める方のことを「陸マイラー」と言い、世の中にはかなりの数の陸マイラーがいるんですよ(ボクもバリバリの陸マイラーです、笑)。
では、学生さんが陸マイラーとしてマイルを貯めていく、それぞれの方法を簡単に解説します。
基本はJAL・ANAの学生向けクレジットカードを使ってマイルを貯めよう!
JALマイル・ANAマイルを貯めたい学生さんは、各航空会社から発行されている学生向けクレジットカードを利用することをオススメします。
具体的には次の2つのカードです。
- JALカードnavi
- ANAカード(学生用)
マイルを貯めるときには、この2つのどちらかを利用するようにしてください。
というのも、この2つのカードは他の学生向けクレジットカードと比べて、圧倒的にマイルが貯めやすくなっているからです!
マイルを貯めやすい理由としては次の2つの理由から。
- マイル換算率が高い
- ボーナスマイルがもらえる
これらの理由から、他の学生向けクレジットカードよりもマイルが貯めやすいんです。
まず、マイル換算率が高いことについて。
JALカードnaviとANAカード(学生用)は「100円=1マイル」が貯まります。
例えば、ANAカード(学生用)のJCBブランドである「ANA JCBカード(学生用)」は、カード利用額1,000円につき1Oki Dokiポイントを貯めることができ、かつ1Oki Dokiポイントを10マイル(ANAマイル)に交換できるので・・・
1,000円=1Oki Dokiポイント=10マイル
が貯まる仕組みになっています。
一方、同じJCBブランドである「JCB CARD W」を利用したときには「1,000円=2Oki Dokiポイント」を貯められますが「1Oki Dokiポイント=3マイル(ANAマイル)」にしか交換できません。つまり、、、
1,000円=2Oki Dokiポイント=6マイル
ということになるので、同じ金額のカード決済であっても、ANA JCBカード(学生用)の方が、より多くのマイルを貯められるんです!
みき
さらに、航空会社から発行されているJALカードnaviやANAカード(学生用)は、特典として「ボーナスマイル」がプレゼントされます。
例えば、ANAカード(学生用)は新規入会で1,000マイル、毎年の継続利用で1,000マイル、卒業時には2,000マイルなどのボーナスマイルがプレゼントされるんです。
他の学生向けクレジットカードでも、新規入会などでポイントがプレゼントされることはありますが、マイルが直接プレゼントされることはありません。
学生さんにとっては、かなり大きなメリットと言えますね!
カードの種類によっては貯められないマイルもあるので要注意!
先ほど、マイルを貯めるときには航空会社から発行されている「JALカードnavi」や「ANAカード(学生用)」を利用するべきであることを解説しました。
とはいえ、他のクレジットカードでもマイルを貯めることは可能です。
が・・・利用するカードの種類によっては、直接貯めたいマイルと交換できないものもあるので、気をつけてください。
具体的には以下の通り。
カード名 | ANAマイル | JALマイル |
---|---|---|
三井住友カード デビュープラス | ◯ | × |
JCB CARD W/plus L | ◯ | ◯ |
学生専用ライフカード | ◯ | × |
MUFGイニシャルカード | × | × |
JALカードnavi | × | ◯ |
楽天カード | ◯ | × |
REXカード | ◯ | ◯ |
三菱UFJニコス VIASOカード | × | × |
エポスカード | ◯ | ◯ |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード | ◯ | ◯ |
ANA JCB カード(学生用) | ◯ | × |
JCB CARD EXTAGE | ◯ | ◯ |
オリコカード THE POINT | ◯ | ◯ |
Yahoo!JAPANカード | ◯ | × |
イオンカード(WAON一体型) | × | × |
このように利用するクレジットカードの種類によっては、直接マイルと交換できないものがあるので気をつけてください。
ここで「直接マイルと交換できない」とお伝えしたのは、他のポイントを経由することで交換できる方法もあるからです。
例えば、学生専用ライフカードで貯めた「サンクスポイント」は通常JALマイルに交換することができませんが、「サンクスポイント」を「dポイント」に交換して、「dポイント」から「JALマイル」に移行することはできます。
・・・とはいえ、この方法では手間がかかってしまうことと、条件次第ではマイルへの還元率も悪くなるのでオススメできません。
他のポイントに交換してから、JALマイルに移行するのであれば、最初からJALカードnaviを利用した方が賢いですよ!
ANAやJALに乗らなくてもOK!ジェットスターはJALマイルが貯まる!
「ANAやJALの航空券は高いから、LCC(格安航空会社)しか乗らないんだけど、、、さすがにLCCだとマイルって関係ないでしょ?」
実は・・・LCCである「ジェットスター」はJALと提携をしているため、飛行機に乗ることでマイルを貯められたり、JALマイルでジェットスターの航空券を手に入れることができるんです。
例えば、国内線の東京(成田)−大阪(関西)区間は往復10,000マイル、東京(成田)−沖縄(那覇)区間は往復12,000マイルで、ジェットスター の航空券と交換できます。
ですので、普段はジェットスターの飛行機で旅行や実家に帰省してJALマイルを貯め、ある程度のマイルが貯まったらJALやジェットスターの航空券と交換する・・・なんてこともできちゃうんです♪
もちろん、ジェットスター以外のPEACHやエアアジアを利用する場合でも、JALやANAの学生向けクレジットカードで航空券を購入することで、購入金額分のポイント(=マイル)を貯めることはできますよ(フライトマイルは貯まりませんが)。
普段はLCCの飛行機に乗る方でも、JALやANAマイルを貯める方法があることは知っておいてくださいね!
みき
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- 飛行機に乗らなくてもマイルは貯められる
- 学生さんは航空会社から発行されている学生向けクレジットカードを利用してマイルを貯めるべし!
- 航空会社以外のクレジットカードで貯めたポイントもマイルに交換が可能
- ただし、航空会社以外のカードで貯めたポイントはマイルへの換算率が低い!
実はマイルを貯めるのが一番ポイント還元率が高くてお得!
さて、ここで1つ気になるのが「クレジットカードではポイントを貯めた方が良いの?マイルの方が良いの?」ということ。
どうせ同じ金額を支払ってポイントやマイルを貯めるのであれば、お得な方を貯めていきたいと考えるのは当たり前です。
結論・・・クレジットカードの利用ではポイントよりもマイルを貯めることをオススメします!
というのも、マイルを貯めて特典航空券と交換するのが最もポイント還元率が高くなるからです。
よく「ポイント還元率=100円で何ポイント貯まるのか?」と認識している人もいますが、これは大間違い!
実際は「100円で貯まるポイント数が、いくらの価値になるのか?」というのがポイント還元率の正しい考え方です。
例えば、学生向けクレジットカードで人気のある三井住友カード デビュープラスだと、200円の支払いで2ポイント(Vポイント)を貯めることができます。
このポイントは「1ポイント=1楽天ポイント」に交換することができ、楽天市場などの楽天グループや楽天Edyで「1ポイント=1円」として利用できるので、三井住友カード デビュープラスのポイント還元率は以下の通り。
200円=2Vポイント=2楽天ポイント=2円→ポイント還元率1.0%
このポイント還元率が高ければ高いほど、カード決済をしたときに戻ってくる金額が多くなるため、それだけお得と言えるんですよ。
そして、このポイント還元率ですが、実はマイルを特典航空券と交換するのが一番高くなります。
例えば、ANA JCBカード(学生用)を利用する場合「1,000円=1Oki Dokiポイント=10マイル(ANAマイル)」を貯めることが可能です。
ANAマイルは「東京−石垣島」区間の片道航空券(12,440円)を6,000マイルと交換できるので、
ということになるのでポイント還元率は「2.07%(12,440円÷600,000円×100%)」となります。
このポイントを仮に楽天ポイントに交換すると「1Oki Dokiポイント=4楽天ポイント」と交換できるので、
となるのでポイント還元率は「0.4%(2,400円÷600,000円×100%)」となるわけです。
ANAマイルから特典航空券のポイント還元率の高さがわかるイラスト作成をお願いします!
つまり、同じポイント数(600ポイント)でもANAマイルに移行して、特典航空券と交換をした方がポイントの価値が上がるということ!
これは他のクレジットカードを利用したときでも、同じようにマイルから特典航空券に交換することで、ポイント還元率は高くなります。
このような理由から、多くの方がクレジットカードの利用で貯めたポイントをマイルに交換して、特典航空券を手に入れようと考えているんですよ♪
今後もクレジットカードとは長いお付き合いになっていくので、ポイント還元率の仕組みについては理解しておいてくださいね!
みき
伊藤さん
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- ポイント還元率とは「1ポイントが、いくらの価値になるか?」という割合のこと
- ポイントはマイルに移行して、特典航空券と交換するのが一番ポイント還元率が高くなる
マイルを貯めるときには有効期限に注意!
先ほど、クレジットカードで貯めたポイントはマイルに移行して特典航空券と交換することで、ポイント還元率が一番高くなるとお伝えしました。
この話を聞くと「じゃあ、ポイントは全部マイルと交換すれば良いんだね♪」と考えるかもしれませんが、ちょっと待ってください!
実は、学生さんがクレジットカードを利用してマイルを貯めるときには、注意しなければいけないことがあります。
それが「ポイント・マイルには有効期限がある」ということ!
つまり・・・有効期限内に特典航空券と交換できるだけのポイント・マイルを貯めなければいけないということです。
そのためにもポイントやマイルを貯めるときには有効期限のことも理解しておく必要があります。
まず、JALマイルとANAマイルの有効期限は「3年間(36ヶ月後の月末)まで」です。
※注意:JALカードnaviを利用する場合のみ、在学中はマイルの有効期限が無期限となります(詳しくは後述します)。
参考サイト:「ANA公式サイト」
とはいえ、この有効期限はカードで貯めたポイントをマイルに移行してから「3年間(36ヶ月後の月末)まで」となるので、実際にマイルを貯められる期間としては・・・
マイルを貯められる期間=カードで貯めたポイントの有効期限+マイルの有効期限
ということになります。
そのため、マイルを貯めるときには、カードごとに決められているポイントの有効期限も大事になるということです!
具体的に各カードのポイント有効期限は以下の通り。
カード名 | 有効期限 |
---|---|
三井住友カード デビュープラス | 〜24ヶ月 |
JCB CARD W/plus L | 〜24ヶ月 |
学生専用ライフカード | 5年間 |
MUFGイニシャルカード | 〜24ヶ月 |
ANA JCB カード(学生用) | 〜24ヶ月 |
JALカードnavi | 無期限(在学中) |
楽天カード アカデミー | 〜12ヶ月(年1回の利用で延長) |
楽天カード | 〜12ヶ月(年1回の利用で延長) |
REXカード | 〜24ヶ月 |
三菱UFJニコス VIASOカード | 〜12ヶ月 |
エポスカード | 〜24ヶ月 |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード | 〜24ヶ月 |
JCB CARD EXTAGE | 〜24ヶ月 |
オリコカード THE POINT | 〜12ヶ月 |
このようにカードごとでポイントの有効期限は異なることを知っておいてください。
なかには学生専用ライフカードのように5年間のものや、楽天カードのように年1回の利用で、ポイントを持ち続けられるカードもあります。
ただし、学生専用ライフカードや楽天カードのポイントは、マイルへの換算率がかなり悪い・・・
学生専用ライフカードや楽天カードで長期間ポイントを貯め続けたとしても、特典航空券と交換できるだけのマイルを貯めるのが難しいとモチベーションもドンドン下がってしまうので、有効期限にプラスして、マイルへの換算率も考えることが大切ですよ!
有効期限内にマイルを貯められるか計算してみた
ここで学生さんがポイントとマイルの有効期限内に、特典航空券と交換できるだけのマイルを貯められるのかを計算してみました。
今回はANA JCBカード(学生用)を利用してANAマイルを貯めることを想定して計算してみます。
まず、ANA JCBカード(学生用)の場合、ポイントの有効期限が24ヶ月、マイルの有効期限は36ヶ月となっています。
そのため、最大5年間はマイルを貯め続けることが可能です。
ANAは最低12,000マイルから国内線の往復航空券と交換できるので、100円=1マイル換算で考えると、
これを5年間(12ヶ月×5年=60ヶ月)で貯める場合・・・
となるため、毎月20,000円ずつカード決済をすることで、特典航空券との交換に必要なマイルを貯められるんです。
食費・光熱費・スマホ代・インターネット代などをカード決済にすれば、毎月20,000円のカード決済というのは決して難しくはありません。
ただし、この毎月20,000円のカード決済が難しい・・・と考える方は、特典航空券との交換に必要なマイルを貯められない可能性があるため、マイルではなく他のポイントに移行をした方が賢いかもしれません。
「ずっとマイルを貯め続けてたけど、結局は特典航空券に交換できずにマイルを無駄にしちゃった・・・」というのが最悪のパターンですからね。
ですので「毎月いくらカード決済をするのか?」「有効期限内に必要なマイル数を貯められるか?」ということを考えたうえで、最終的にマイルを貯めるのかを決めるようにしてくださいね!
みき
伊藤さん
- マイルにも有効期限がある
- JALマイル・ANAマイルともに有効期限は3年間(36ヶ月後の月末)
- 有効期限内に特典航空券と交換できるだけのマイルを貯められそうかが大事!
「JALマイル」と「ANAマイル」のどちらを貯めるかを最優先で決めよう!
では、マイルを貯めるために、学生向けクレジットカードを選びたいところですが、、、ここで最大の問題があります。
それが「JALマイルとANAマイルのどちらを貯めるべきか?」ということ。
先ほどもお伝えしたように、JALマイルとANAマイルは相互間での交換ができません。
また、両方を同時に貯めていこうとすると、有効期限内に特典航空券と交換できるだけのマイルを貯めることが難しくなるため、学生さんはどちらか1つのマイルを集中して貯めることをオススメします!
では、JALマイルとANAマイルのどちらを貯めるべきか?
次の3つのポイントで考えてみてください。
- 普段よく使う空港から飛行機が出ているか?
- 行きたい目的地へのフライトがあるか?
それぞれのポイントを簡単に解説しますね。
普段よく使う空港から飛行機が出ているか?
まずは「普段からよく使う空港から、飛行機が出ているか?」を考えてください。
というのも、航空会社によっては特定の空港に対して、飛行機を飛ばしていないことがあるからです。
具体的には以下の表を見てください。
JALのみ | ANAのみ | |
---|---|---|
北海道 | 札幌(丘珠)・奥尻 | 稚内・オホーツク紋別・根室中標津 |
東北 | 三沢・花巻・山形 | 大館能代・福島 |
関東・信越 | 松本 | 八丈島 |
東海・北陸 | 名古屋(小牧) | 富山・能登 |
関西 | 南紀白浜・但馬 | ー |
中国 | 隠岐・出雲 | 広島(岩国)・鳥取・米子・萩・石見 |
九州 | 天草・宮崎・種子島・屋久島・喜界島・奄美大島・徳之島・沖永良部・与論 | 佐賀・壱岐・五島福江 |
沖縄 | 北大東・南大東・久米島・多良間・与那国 | ー |
このようにJALとANAとでは、利用できる空港が異なります。
例えば、普段から小牧空港を利用する方であれば、ANAマイルではなくJALマイルを貯めた方がフライトマイル(飛行機の搭乗によって貯まるマイル)も貯めやすく、マイルを特典航空券と交換したときの使い勝手も良いんです(まぁ、東海県民ならセントレアを使うのもありですが)。
ですので、貯めるマイルを決めるときには「普段よく利用する空港に飛行機が出ているか?」を考えてみてくださいね♪
行きたい目的地へのフライトがあるか?
次に「行きたい目的地へのフライトがあるか?」も考えてください。
実はJALとANAは国内だけでなく、国外にも飛行機を出している空港と、出していない空港があります。
そのため、行きたい場所(空港)が決まっている方であれば、その空港に飛行機を出している航空会社(マイル)を選ぶべきです。
各航空会社がどこの空港に飛行機を出しているかは次の表を見てください。
ANAだけが行ける空港(都市)
アジア | 瀋陽(しんよう) 青島(ちんたお) 杭州(こうしゅう) 厦門(あもい) 成都(せいと) 武漢(ぶかん) ヤンゴン ムンバイ プノンペン |
---|---|
北米 | シアトル サンノゼ ワシントン ヒューストン |
JALだけが行ける空港(都市)
アジア | 釜山(プサン:韓国) 高雄(たかお/カオシュン:台湾) 天津(てんしん/テンチン:中国) |
---|---|
グアム | グアム |
北米 | サンディエゴ:アメリカ・カリフォルニア州 ダラス・フォートワース:アメリカ・テキサス州 ボストン:アメリカ・マサチューセッツ州 |
ロシア | モスクワ:ロシア |
ヨーロッパ | ヘルシンキ:フィンランド |
このようにJALとANAとは行ける場所(空港)に違いがあります。
例えば、ANAの場合だと中国でも最近人気のある「杭州」や「成都」、アメリカの「シアトル」や「ワシントン」などに直行便(乗り継ぎなし)で旅行ができるんです(JALを使う場合は乗り継ぎが必要となります)。
もちろん、直行便を出していない空港へはマイルへの特典航空券もありませんよ!
ちなみに、海外だとJALよりもANAの方が行ける空港やフライト数が多いです。
昔はJALの方が多かったんですが、経営破綻をしたタイミングでANAが航空路線やフライト数を増やしたことで、今では海外に行くときにはANAの方が圧倒的に強くなっています。
航空路線やフライト数が多いというのは、座席が空いている可能性も高くなるため、マイルで特典航空券と交換もしやすいんですよ。
このような特徴を踏まえて、JALマイルとANAマイルのどちらを貯めるべきかを考えてみてくださいね♪
どちらにするか迷ったらJALマイルを選ぶべし!
「普段利用する空港には、両方の航空会社から飛行機が出ている」
「行きたい場所には特にこだわりがない・・・」
「マイルが貯めやすいのはどっちなの?」
このような方には「JALマイル」を選ぶことをオススメします。
まず、各航空会社の学生向けクレジットカードを利用する場合、マイルの貯めやすさに差はほとんどありません。
具体的には次の表を見てください。
JAL | ANA | |
---|---|---|
航空会社 | 日本航空 | 全日本空輸 |
クレジットカード | JALカードnavi | ANAカード(学生用) |
年会費 | 無料 | 無料 |
マイル | JALマイル | ANAマイル |
マイル換算 | 100円=1マイル | 1,000円=1ポイント=10マイル |
換算率 | 1.0%〜 | 1.0%〜 |
入会ボーナス | 2,000マイル | 1,000マイル |
継続ボーナス | 0マイル | 1,000マイル |
入会搭乗ボーナス | 1,000マイル | 0マイル |
毎年初回搭乗ボーナス | 1,000マイル | 0マイル |
フライトボーナス | +10% | +10% |
卒業ボーナス | 2,000マイル | 2,000マイル |
マイルの有効期限 | 在学中は無期限 | 3年間 |
このように2つのマイルには、それほど大きな差がありません。
強いていうのであれば、ANAカード(学生用)の方が、入会&継続ボーナスだけで在学中に最大4,000マイルを手に入れることができるので、若干お得です(JALは飛行機に乗らなければ入会・毎年初回搭乗ボーナスが手に入らない)。
ただし!JALカードnaviは「減額マイルキャンペーン」という特典が利用できます!
この特典を利用できることで簡単に特典航空券を手に入れられるんです。
ちなみに、ANAにも「減額マイルキャンペーン」はありますが、ANAはJALと比べて次のようなデメリットがあるんです・・・。
- 国際線の特典航空券しか対象ではない
- 期間限定のキャンペーンになっている
- 必要なマイル数がJALよりも多い
これらの理由から、JALの減額マイルキャンペーンの方が圧倒的に利用しやすく、お得と言えるんです。
そのため「最寄りの空港からはどちらの航空会社の飛行機も出ているし、行きたい海外の都市もどちらも行けるんだけどな・・・」という学生さんは、JALマイルを貯めることをオススメしますよ!
みき
伊藤さん
- JALマイルとANAマイルのどちらを貯めるかを決めよう!
- 利用する空港・行きたい空港からマイルを選ぶのが大切
- どちらでも良い場合はJALマイルがオススメ!
- JALマイルは減額マイルキャンペーンで特典航空券を手に入れやすい
マイルを効率よく貯められる!オススメの学生向けクレジットカード2選
最後にマイルを貯めやすい学生向けクレジットカード「JALカードnavi」と「ANAカード(学生用)」の特徴を紹介します。
すでに何度もお伝えしていますが、学生さんがマイルを貯めるときには、このどちらかのカードを利用するのが鉄則!
具体的には以下の理由があるからです。
- マイルを貯めやすい(=マイルへの換算率が高い)
- 年会費無料になっている
- 新規入会などで大量のボーナスマイルがもらえる
- 学生専用クレジットカードだけの特典・サービスが付いている
これらの理由から学生さんがマイルを貯めるときには「JALカードnavi」か「ANAカード(学生用)」のどちらかを利用するべきなんです。
では、それぞれのカードの特徴を簡単に解説しますね。
ANAカード(学生用)
ポイントからANAマイルへの移行手数料が無料!
在学中はマイルの有効期限も無期限!
オススメ度 |
---|
★★★☆☆ |
国際ブランド |
![]() ![]() ![]() |
年会費(初年度) |
在学中は無料 |
年会費(2年目〜) |
在学中は無料 |
審査条件 |
満18歳以上の学生の方 (大学・短大・専門学校・工業高専4.5年・大学院生) |
ポイント還元率 |
1.0%〜 |
マイル換算率 |
1,000円=1ポイント=10マイル ※マイル換算率:1.0% |
海外旅行傷害保険 |
最高1,000万円(自動付帯) |
対応電子マネー |
![]() ![]() ![]() ![]() |
発行スピード |
最短3営業日以内 |
ANAマイルを貯める方には「ANAカード(学生用)」がオススメです。
ANAカード(学生用)は、普段のお買い物で「1,000円=1ポイント(Oki Dokiポイント)=10マイル(ANAマイル)」を貯めることができるカード。
しかも、ANAが提携しているお店(特約店なら、100円または200円につき、1マイルがプラスされるので合計「100円=1.5〜2マイル」を貯めることができるんです♪
当然、学生向けクレジットカードのなかでは最もANAマイルが貯めやすいカードになっています。
例えば、三井住友カード デビュープラスやJCB CARD Wなら「100円=0.6マイル」、学生専用ライフカードは「100円=0.25マイル」しか貯まりませんからね。いかにANAカード(学生用)がANAマイルを貯めやすいかがよくわかるはずです。
さらに、ANAカード(学生用)には以下のような特典も付いています。
- 在学中は年会費が無料
- 新規入会で1,000マイルがプレゼント
- 毎年の更新(継続利用)で1,000マイルがプレゼント
- 搭乗ごとの区間基本マイルに10%マイルがプラス
- 卒業後にANAカード(一般)に切り替えると2,000マイルがプレゼント
- ポイントからマイルへの移行手数料(10マイルコース/5,000円+税)が無料
このように航空会社から発行されている学生向けクレジットカードならではの特典が盛りだくさん!
なかでも、カード決済で貯めたポイントをANAマイルに移行するときの移行手数料が無料なのは、かなりお得です!
通常、ANAの一般カード(ANA JCBカード・ANA VISAカードなど)では、10マイルコース(1ポイント=10マイルへ移行できるコース)を利用してポイントからANAマイルに移行すると、移行手数料が5,000〜6,000円+税もかかってしまいます・・・。
ただし、ANAカード(学生用)では移行手数料が無料なので、4年間で20,000円+税(5,000円+税×4年間)以上がお得になるというわけですね♪
また、新規入会と継続利用ごとに毎年1,000マイルずつプレゼントされることも嬉しい特典!
例えば、4年生大学の学生さんが、1年の10月にANAカード(学生用)を手に入れた場合は・・・
- 1年生の10月:1,000マイル←新規入会ボーナス
- 2年生の10月:1,000マイル←継続ボーナス
- 3年生の10月:1,000マイル←継続ボーナス
- 4年生の10月:1,000マイル←継続ボーナス
- 合計:4,000マイル
このようにANAカード(学生用)を持っているだけで、4年間で4,000マイルも貯めることができます。
ANAマイルは国内の特定航空券に片道6,000マイルから交換できるので、3分の2はボーナスマイルだけで貯められるということですね♪
以上の特徴から、ANAマイルを貯めるときにはANAカード(学生用)を利用することをオススメしますよ!
JALカードnavi
最大6割引のマイル数で特典航空券が手に入る!
しかも、在学中ならマイルの有効期限は無期限!
オススメ度 |
---|
★★★★★ |
国際ブランド |
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年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
無料 |
審査条件 |
満18歳〜30歳未満の学生の方 |
ポイント還元率 |
1.0〜2.0% |
マイル換算率 |
100円=1マイル ※マイル換算率:1.0% |
海外旅行傷害保険 |
最高1,000万円(自動付帯) |
対応電子マネー |
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発行スピード |
申込みから到着まで2〜3週間 |
JALマイルを貯める方には「JALカードnavi」がオススメです。
JALカードnaviはカード利用額100円につき1〜2マイルを貯めることができます。
実は、、、普通のJALカードの場合だと「100円=1〜2マイル」を貯めるには「ショッピングマイル・プレミアム(年会費3,000円+税)」というサービスに加入しなければいけません。
ただ、JALカードnaviは学生向けクレジットカードならではの特典として「ショッピングマイル・プレミアム」が無料で加入されているんです♪
さらに!先ほどもお伝えしましたがJALカードnaviでは「減額マイルキャンペーン」が利用できます。
これは通常よりも少ないマイル数で特典航空券と交換できるという、超・超・超ありがたいサービスのこと。
例えば、東京―沖縄の往復(2区間)航空券と交換する場合には通常15,000マイルが必要ですが、減額マイルキャンペーンを利用することで6,000マイルで特典航空券を手に入れることができるんです!
このサービスにより、学生さんでもマイルを利用して旅行に行ける可能性がグッと高まりますよ♪
このようにJALカードnaviには学生さんがマイルで国内・海外旅行に行きやすい特典が盛りだくさん!
JALマイルを貯めたい方はこのカード一択ですよ!
貯めたマイルの使い道
最後に、貯めたマイルの使い道についても解説をしておきます。
これまでに何度も解説をしていますが、マイルは航空券と交換することができますが、それ以外でも航空会社のサービスと交換することも可能です。
具体的には次の2つを知っておいてください。
ツアーや景品と交換できる
マイルは航空会社の企画する旅行ツアーに使える特別クーポンや、航空会社厳選の特別商品と交換することもできます。
JALだと10,000マイルで12,000円相当のJALクーポンに交換でき、提携しているホテルの宿泊費用として使うこともできますよ。
ただし、ツアーや景品との交換では1マイル=1円の価値になるため、特典航空券と交換するよりは還元率が下がってしまうので要注意です。
座席のアップグレードができる
マイルを使えば、飛行機の座席をアップグレードさせることも可能です。
例えば、エコノミーで予約した座席をビジネスクラスにアップグレードできます。
座席をグレードアップさせれば、空の旅をより快適に過ごせますよ。
ただし、エコノミーからビジネスへのグレードアップする場合、JALは最低7,000マイル、ANAは最低12,000マイル必要となるので要注意。
以上のように、マイルは航空券だけでなく、航空会社のサービスにも交換できるということを、豆知識として知っておいてください。
ちなみに、ボクもビジネスクラスに乗って、タイまで旅行に行ったことがありますが、、、座席も広くて、めちゃくちゃ快適な旅になりました♪
学生時代には、ちょっと難しいかもしれませんが、いつかビジネスクラスやファーストクラスに乗って旅行をするのも良い人生経験になります。
もちろん、学生さんにはマイルを特典航空券と交換することをオススメしますけどね。
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
まとめ
このページでは、学生さんがマイルを貯めるときに知っておいて欲しいこと、オススメの学生向けクレジットカードを紹介しました。いかがでしたか?
お伝えしたポイントを簡単にまとめると・・・
- 旅行好きなら、学生向けクレジットカードを利用してマイルを貯めるべし!
- マイルは特典航空券と交換することができる
- 学生さんはJALマイルかANAマイルが貯めやすい
- マイルは飛行機に乗らなくても、カード決済で貯めたポイントを交換して貯めることが可能
- カードで貯めたポイントはマイルと交換するのが一番ポイント還元率が高い
- マイルを貯める前に、まずはJALとANAのどちらのマイルを貯めるかを決めよう
- どちらか決められない場合は、JALマイルがオススメ!
- JALマイルなら「JALカードnavi」、ANAなら「ANAカード(学生用)」を利用するのが鉄板!
- マイルは航空会社の旅行ツアーや、座席のグレードアップにも使える
これらのことを知っておけばOKです。
世の中には、色々なポイントサービスがありますが、ボクとしてはポイントをマイルと交換して貯めていくことが、一番楽しいと考えています。
理由は「特典航空券と交換する」という大きな目標があるため、マイルを貯めるモチベーションも高くなりますからね。ようはゲーム感覚です♪
ただし!学生さんが特典航空券と交換できるだけのマイル数を貯めるのは、決して簡単なことではないことも知っておいてください。
学生生活において、様々なお買い物や支払いを、学生向けクレジットカードに集中させて、ようやくアジア圏に行ける特典航空券と交換できるくらいのはず。
ボクたち社会人と比べても、学生さんは使えるお金が少ないですからね。
ですので、「なんとなくマイルを貯めようかな、、、」というレベルで考えているのであれば、コンビニやスーパーなどで利用できる共通ポイント(楽天ポイントやTポイント)に交換することをオススメしますよ。
そして、社会人になってから、本格的にマイルを貯めてみるのもあり!
中途半端にマイルを貯めようとして、最終的に有効期限が切れて、マイルを執行される・・・ということだけにはないように気をつけてくださいね。
伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん