伊藤さん
みき
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「海外ではクレジットカードが必要って聞いたけど、ホント!?」
「海外旅行に持っていくべき学生向けクレジットカードを知りたい」
こんにちは!ファイナンシャルプランナーの伊藤です。
友達との旅行、語学留学、卒業旅行など、学生時代に一度は海外へ行こうと考えている方は多いはず。
そのような方は海外用にクレジットカードを持っておくことをオススメします!
クレジットカードは海外のお店やレストランで使えるだけでなく、現地通貨でカード決済をすることで、通常よりも安くお買い物ができるんです。
さらにクレジットカードに付帯してことがある「海外旅行傷害保険」は、海外で病気や怪我などをしたときにキミたちの身を守ってくれるんですよ♪
ただ、海外でクレジットカードを使うときには、気をつけなければいけないこともあり、知らないと海外で大きなトラブルになってしまうおそれも・・・
このページでは海外へ持っていくのにオススメの学生向けクレジットカードや、海外で使うときの注意点を解説しますね。
学生向けクレジットカードは海外で必須アイテム!
最初にお伝えすると、海外旅行・留学に行くときに学生向けクレジットカードは必須アイテムです!
・・・っていうのは、昔からずっと言われていることですよね?
ボクが大学生だったとき(15年以上前)から言われていることですし、海外旅行に行くときのバイブルとも言える「地球の歩き方」でもクレジットカードが必要であることは紹介されていました。
では、どうして海外で学生向けクレジットカードが必要なのか?
具体的には次の5つの理由があります。
- 海外ではキャッシュレス決済が一般的
日本は現金払いをする方が圧倒的に多いですが、海外では現金よりもカード主義!キャッシュレスが当たり前の文化となっています。なかにはカードでなければ支払えないお店もあるんですよ。 - 現金を持ち歩くのは危険
日本と比べて、海外ではスリや窃盗の数は多いです。現金は盗まれても補償されませんが、カードであれば、万が一のとき紛失・盗難時の不正利用額を補償してもらえます。 - カード付帯の海外旅行傷害保険が身を守ってくれる
学生向けクレジットカードに付いている海外旅行傷害保険を使えば、万が一、怪我や病気をしたときの診察・治療費を保険代から支払うことができます。海外では必須の保険です! - クレジットカードが身分証明書となる
海外ではクレジットカードがキミたちの身分証明書となります。特にホテルやレストランではパスポートだけでなく、クレジットカードの提示を求められることが多いんですよ。 - 海外キャッシングを使うこともできる
カードによっては海外にあるATMから現地通貨を直接引き出すことができます(=海外キャッシング)。万が一、お金が足りなくなったとしても、海外キャッシングを使えば、すぐに現地通貨を手に入れられます(もちろん、借金なので使いすぎには要注意を!)。
以上の理由から、海外旅行・留学に行くときには、最低でも1枚はクレジットカードを持っていくべきなんです。
ちなみに、海外旅行で宿泊するホテルはクレジットカードがないと「宿泊費×宿泊日数分」の保証金(3,000円〜1万円ほど)を支払わなければいけないのを知っていますか?
この保証金は「デポジット金」と呼ばるもので、ホテルにチェックインした際、食事代やルームサービス代、ホテルの備品の破損代などの支払いに充てるために、一時的にお金を預けることになるんです。
そして、宿泊中に食事やルームサービスを利用すると、預けたデポジット金から差し引かれることになり、余った金額はチェックアウト時に返金されます。
このとき、学生向けクレジットカード(クレジットカード)があれば、ホテル側にカードを提示し、そのコピーを預けることで、デポジット金の代わりにできるんです(後日、カードからの引き落としにできるということ)!
もし、学生向けクレジットカードを持っていないと、海外に行って「さあ!楽しむぞ!」と意気込んでホテルにチェックインしたら、デポジット金を支払わなければならず、使えるお金が減ってしまった・・・となることも。
このようなことを防ぐためにも、海外旅行には学生向けクレジットカードを持っていくべきなんですよ♪
みき
伊藤さん
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- 海外旅行・留学に行くときには学生向けクレジットカードは必須アイテム
- 海外では現金よりもカードの方が安心・安全かつ、便利で使いやすい!
- ホテルのデポジット代もクレジットカードがあれば、現金を預けないでOK
学生向けクレジットカードを海外のショップやレストランで使うときの流れ
ここから、海外で学生向けクレジットカードを使うときの注意点をお伝えしたいところですが・・・
海外に行ったことがない方も多いかと思いますので、先に海外でどのように学生向けクレジットカードを使って支払いをすれば良いのかをお伝えします。
と言っても、カードで支払うときの流れは、海外でも日本でも同じです。
安心してください。
ただし、お店やレストランなどでカード払いをしたいときには「VISA」や「MasterCard」といった国際ブランドのカードで支払うことを伝える必要があります。
日本だと「カード払いで」という一言でOKですが、海外の場合は国際ブランドの種類まで言わないと、伝わらないんです(意外と知らない方が多い・・・)。
ですので、「Credit Card ok?」ではなく、「VISA Card OK?」や「MasterCard OK?」などと伝えるようにしてくださいね。
ちなみに決済の方法はお店ごとで異なります(日本でも同じですが)。
具体的には次の3つ。
- カードを手渡して店員さんがレジの端末にスキャンさせる
- カード決済用端末を渡され、カードを挿入して暗証番号の入力
- 非接触型決済用端末を渡されタッチする
このとき、暗証番号の入力を「PIN CODE Please」と言われるケースもあるため、「ピンコードってなに!?」と慌てないように注意してくださいね。
サインはカードの裏面に書いてあるもので
海外でカード払いをするときには「サイン」に気をつけてください。
今は世界中で「ICチップ(暗証番号入力)」タイプのクレジットカードや、専用端末にタッチするだけで決済できる「非接触型決済」タイプのカードが流通していますよね?
でも、お店によっては暗証番号の入力ではなく、サインを求められるところも少なからずあるんです。
このときに大事なポイントとなるのが、カード裏面に書いてある自筆サインです。
カード決済で求められたときのサインは、カード裏面に記入しているものと同じものにしてください。
これはカードを使うときのお約束事!
カード裏面に書かれているサインはどんな文字でも構いません。漢字、カタカナ、ひらがな、アルファベットのどれを選択してもOK。
ただし、カード決済時のサインは、カード裏面と同じ文字を書かなければいけません。
よくあるのが、アメリカだからアルファベット、中国だから漢字、韓国だからハングルでサインをするケースですが、これは逆にNGなんですよ。
サイン本来の目的は、第3者にカードの不正利用されないためですからね。
行った国に合わせて、カードの裏面に書かれているサインとは別のサインをしてしまうと、第3者にカードを不正利用されてしまう可能性が高くなってしまいます。これは海外だけでなく、国内でもカード払いをするときには気をつけてくださいね。
ちなみに、日本人が使う漢字は、人によって字体やクセなどがあるため、偽造しにくいというメリットがあるそうです。マメ知識として知っておくと役立つかもしれませんよ〜
みき
伊藤さん
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- 海外で学生向けクレジットカードを使うときには、国際カードブランドが使えるのかで確認を
- 支払い時のサインは、カードの裏面のものと同じものを書くことがルール
学生向けクレジットカードを海外に持っていく&使うときに注意すべき3つのポイント
ここから海外で学生向けクレジットカードを使うときに注意すべきことを解説します。
具体的には次の3つです。
- カード払いをするときには「現地通貨」で決済するのが鉄則
- カード利用の控えはとっておこう
- カードの盗難・スキミング被害には要注意
防犯にもかかわることなので、しっかり読んで対策してくださいね。
カード払いをするときには「現地通貨」で決済するのが鉄則!
まず、海外でカード払いをするときには「現地通貨」を選択して決済をすることをオススメします。
「ん?どういうこと?カード払いをするんじゃないの?結局、現地のお金で支払うの?」と疑問だらけになりますよね(笑)
どういうことかというと、海外でカード決済をする場合、基本的には「現地通貨」で決済されますが、お店によっては「日本円」で決済できることもあるんです(現地通貨で直に支払うのとは違います)。
まだわかりにくいですね(笑)
大前提として、海外でカード払いをすると、支払った金額に換算レート(基準レート+外貨取引手数料)を乗せた金額を支払うことになります。
ここでカード払いをしたときに「現地通貨」で決済することを選択すると、「換算レート」は国際カードブランドごとに定められている「基準レート」と、カード会社ごとに定められている「外貨取引手数料」によって求めることができます。具体的には、
という計算式で求めることができるんです。
例えば、VISAの基準レートが1ドル=100円、学生専用ライフカードの外貨取引手数料が2.0%だった場合に、100ドルのお買い物をしたとすると、
となるわけですね。
この換算レートは国際カードブランド会社やカード会社のホームページを見れば確認でき、お店によって換算レートが変わることはありません。
しかし!これがカード払いをしたときに「日本円」で決済をすると、この「換算レート」が、カード払いをしたお店によって決められてしまうんです・・・
つまり、お店側が換算レートを高く設定していたら、現地通貨での決済よりも大きな金額を支払わなければいけないため、大きく損をしてしまうということ・・・無茶苦茶なルールですよね(涙)
もちろん、お店側が換算レートを低くしていたら、現地通貨で決済するよりも支払額が安くなる可能性もありますが・・・カード払いをするたびにバクチをするようなもの。
ですので、カード払いをするときには、透明性&確実性があり、安心してお買い物などができる「現地通貨」での決済を選ぶのが鉄則なんです!
何となく「日本円決済の方が安心できるかもな〜」と思うかもしれませんが、実はこのような罠があるので、くれぐれも気をつけるようにしてくださいね。
カード利用の控えはとっておこう
次に、海外でカード払いをしたときには、決済後のレシートは、捨てずにきちんと保管しておくようにしてください。
基本的には、海外でもカード払いをすると、決済後にはレシートをもらえます(もらえない場合は、お店側にお願いすれば発行してもらえます)。
このときにもらえるレシートは捨てずに、きちんと管理しておくことが大切。
というのも、万が一、見覚えがない請求があったり、信じられない金額の請求があったりしたときに、レシートがあればすぐに確認できるからです。
また、支払額とレシートに大きな違いがあった場合、カード会社に連絡をして、引き落としを止めることもできます。
つまり、海外での不正利用防止のために、レシートは残しておくべき!
これにはキャッシュレス決済が日常である海外の国と、現金主義が長い日本での習慣の違いも関係しています。
海外ではカード決済が日常化していますが、その分だけカード犯罪も多く、いつどこで不正利用などが起こるのかというリスクもあります。
ショッピングやサービスの決済時にもらえるレシートは、カードを利用したという唯一の記録です。
ですので、帰国後数ヶ月間は保管しておき、見覚えのない請求があれば、すぐにカード会社に連絡するようにしてくださいね。
カードの盗難・スキミング被害には要注意
最後にカードの盗難やスキミング被害にも十分気をつけるようにしてください。
というのも、海外では日本では想像しないようなやり方で、カードが盗まれたり、スキミング被害(カード情報を抜き取られる)に遭ったりします。
まず、カードの盗難ですが、日本と比べても海外はスリや置き引きが多いです。
食事中や支払い途中に学生向けクレジットカードを無防備な状態でテーブルやレジカウンターに置いていると、あっという間に盗まれてしまうことも・・・
また、スキミング詐欺も巧妙で、露天商や電車の切符の券売機、タクシーなど、色々なところでカード情報が抜き取られてしまうことがあるようです。
日本人は、言葉がわからない(or少ししか理解できない)国だと、どうしてもニュアンスで「OK!」と答えてしまいがちですが、それで被害に遭ってしまうこともあります。
どのような場面で被害に遭うかは、日本クレジットカード協会がホームページ(海外渡航時のご注意事項)で具体例を挙げて注意喚起をしているので参考にしてください。
もちろん、盗難やスキミング詐欺により不正利用されたとしても、カード会社が不正利用補償をしてもらえるので、大きな心配はいりません。安心してください。
ただ、海外でカードを再発行してもらうには、手数料が10,000円ほどかかりますし、何よりも海外でトラブルがあうと気持ち的にしんどいですからね。
海外では特にカードの管理に気をつけるようにしてください。
以上が海外で学生向けクレジットカードを使うときの注意点になります。
言葉がわからない(or少ししか理解できない)国では、どうしても現地の人の言いなりになりがちですが、お金の支払いをする場面では、慎重に対応&管理をしていくことが大切ですよ!
みき
伊藤さん
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- カード払いをするときには「現地通貨」で決済することが鉄則
- カード払いをした後にもらえるレシートは、数ヶ月間は残しておこう
- 海外では盗難・スキミング被害にも気をつけよう。言葉がわからないからと言って、簡単に「OK!」「YES!」と言わないこと
学生向けクレジットカードがあれば、海外キャッシングを使うこともできる!
海外に学生向けクレジットカード(クレジットカード)を持っていくと、海外キャッシングを使えます。
海外キャッシングとは「海外にあるATMでクレジットカードを使って、現地通貨を引き出せるサービス」のこと。海外ではとっても便利なサービスです!
そもそも、海外では学生向けクレジットカードを持っていき、支払いに使うと便利ですが、ある程度の現金(現地通貨)も必要となります。
すべての商品やサービスの支払いにカードが使えるわけではないですからね。
例えば、ホテルマンへのチップや電車代、現金でしか決済ができない小規模な雑貨屋さん・屋台などもあります。
そのため、最低でも1〜2万円ほどは現金を持っておくべき!
そして、現地通貨は、現地の銀行や空港、街中にある外貨両替所で日本円と交換できるのですが・・・
正直、外貨両替所で現地通貨と交換をするのは、次のようなデメリットがあります。
- 外貨両替所でエクスチェンジするデメリット
- 為替相場は両替するタイミングで変動する(損をする可能性もある)
- 外貨両替所のある場所は限られている(少ない)
- 外貨両替所によって為替レートが異なる
- 空港などの両替所は混んでいて時間がかかる
このようなデメリットから、海外慣れしている方の多くが、海外ではクレジットカード(学生向けクレジットカード)を使って海外キャッシングをしています。
海外キャッシングを使うメリットを簡単にまとめると次の通り。
- 海外キャッシングのメリット
- 為替相場は国際カードブランドが決めており、変動をしない(損をしない)
- 街のいたるところにあるATMで使える
- ATMが混んでいることは少なく、スムーズにお金を引き出せる
- 元々持っていた現地通貨が少なくなった時でも、すぐに現地通貨を手に入れられる
このような理由から、ボクも海外に行って現地通貨を手に入れるときには、海外キャッシングをよく使っています。
ちなみに、海外キャッシングの利用方法はとっても簡単で、
このように、普通に日本で銀行やコンビニATMからお金を引き出すのと同じように、現地通貨を手に入れることができるんですよ♪
ただし!海外キャッシングを使うときには次のことに注意が必要です。
- 海外キャッシングでもATM手数料はかかる
- ATM手数料は日本よりも高い
- 完済するまで利息を支払うことになる
このようなことに気をつけなければいけません。
代表的な学生向けクレジットカードのATM手数料は次の通りです。
三井住友Visaデビュープラスカード | 2.16% |
JCB CARD W/L PLUS | 1.60% |
セゾンブルーアメリカンエキスプレスカード | 2.00% |
セゾンカードインターナショナル | VISA・MasterCard:1.63% JCB :1.6% |
MUFGイニシャルカード | 2.0% |
オリコザポイント | VISA・MasterCard:1.63% JCB:1.6% |
dカード | 2.16% |
セディナカードJiyuda! | VISA・MasterCard:1.63% JCB:1.6% |
表からもわかるとおり、カードによってはVISAとMasterCard、JCBなど国際ブランドで手数料に若干の違いがあることを知っておいてくださいね。
また、海外キャッシングはあくまでも借金になるため、完済するまでは利息が発生してしまいます。
そのため、日本に戻ってきたら、海外キャッシングで使ったお金はすぐにでも返済することも大事。返済が遅れると外貨両替所よりも高くついてしまいますからね。
このように海外に学生向けクレジットカードを持っていくなら、現地通貨を海外キャッシングでも手に入れることができるということを知っておいてくださいね。
- 海外でも当然、ある程度の現地通貨は必要となる
- 学生向けクレジットカードを持っていれば、海外キャッシングが使える
- 現地通貨を手に入れるときには海外キャッシングが便利
- ただし、日本に戻ってきたら、すぐに返済をしないと利息が高く付くので要注意
海外向けの学生向けクレジットカードを選ぶ3つのポイント
「海外で学生向けクレジットカードが便利なのはわかったけど、どれを選べば良いの?」
「どのカードを海外に持っていくべき?」
では、いよいよ海外向けの学生向けクレジットカードの選び方を解説していきますね。
具体的には次の3つをチェックしてください。
- 国際カードブランドはVISAかMastercardを
- 海外旅行傷害保険が付いている
- 海外での特典が付いているもの
それぞれを詳しく解説していきますね♪
国際カードブランドはVISAかMastercardを
まず、海外向けに学生向けクレジットカードを選ぶときには、国際ブランドが「VISA」か「MasterCard」のものを選ぶことが鉄則です。
そもそも、学生向けクレジットカードを含むクレジットカードには「国際ブランド」という、決済システムが使われています。
代表的な国際カードブランドにはVISA・JCB・MasterCard・Diners・AmericanExpressがあり、これらをひとくくりにして「5大国際ブランド」と呼ばれているんです。
※最近では、この5つに加えて、中国の銀聯カード(ぎんれん)と、アメリカのDISCOVERを入れて「7大国際ブランド」と呼ぶことも。
そして、クレジットカードで支払うときには、カードの国際カードブランドと提携しているお店(加盟店)でしか決済ができないようになっているんです。
わかりやすく言うと、VISAカードを持っている場合、VISAと提携しているお店でなければ、カード払いができません。
これは日本国内だけでなく、海外でも同じルール。
先ほど「海外向けに学生向けクレジットカードを選ぶときには「VISA」か「Mastercard」を選ぶのが鉄則」とお伝えしたのは、この2つのブランドが海外でも加盟店が多いから。
具体的な各国際カードブランドの加盟店の数は次の通りです。
国際ブランド名 | 加盟店数 |
---|---|
VISA | およそ4,000万店 |
MasterCard | およそ3,810万店 |
JCB | 約3100万店 |
AmericanExpress | およそ2,300万店以上 |
Diners club | 3,000万店以上 |
銀聯 | 1,000万店以上 |
DISCOVER | 400万以上 |
このように1位のVISAと最下位のDISCOVERの差はほぼ10倍も差がある・・・つまり、カード払いできるお店の数が10倍違うというわけです。
日本では「JCB」が日本発の国際カードブランドということもあり、国内でカード払いができるお店なら、ほとんど使えます。
しかし、海外ではまだまだ加盟店数は少なく、世界中にユーザーがいる「VISA」や「MasterCard」の方が、より多くのお店で使えるようになっているんです。
ですので、海外向けの学生向けクレジットカードを選ぶときには、加盟店数が多い「VISA」や「MasterCard」のものを選ぶことをオススメしますよ♪
海外旅行傷害保険が付いている
海外向けに「VISA」か「Mastercard」の学生向けクレジットカードを選ぶべきですが、この2つのブランドの学生向けクレジットカードはたくさんあるため、手に入れるカードを絞り込むことはできません。
そこで大事なポイントになるのが「海外旅行傷害保険が付いているか?」ということ。
やっぱり、海外で一番怖いのは病気や怪我をしたときですよね?
このときに超役立つのが、学生向けクレジットカード付帯の「海外旅行傷害保険」なんです。
この保険が学生向けクレジットカードに付いていることで、支払わなければいけない医療費が大きく変わります。
「ん?でも健康保険証があるなら、問題ないんじゃないの?」「別にそんな驚くような金額を支払わなくても大丈夫でしょ?」と思うかもしれませんが、海外では日本の健康保険証は使えないんです。
つまり、診察・治療費などが「10割負担(=全額支払い)」になるということ。
国によっては盲腸の手術に、200万円オーバーの治療・手術費がかかるところもあるなど、海外での診察・治療費というのはめちゃくちゃ高いのに、費用を全額支払わなければいけないなんて・・・
普通に考えたら、無理ですよね?
このようなときに、学生向けクレジットカードに海外旅行傷害保険が付いていると、海外での治療・手術代などを補償してくれるので、キミたちの負担はかなり少なくなります。
さらに海外旅行傷害保険が付いている学生向けクレジットカードを持っていると、滞在先の最寄りの病院の紹介、病院との交渉、何を持っていけば良いか?などを、カード会社のオペレーターさんが対応し、教えてくれるので、超安心!!!
はっきり言って、もしものときに海外旅行傷害保険を使えることだけでも、学生向けクレジットカードを手に入れておく価値があるんですよ!
ただし、海外旅行傷害保険が付いている学生向けクレジットカードであれば、何でも良いというわけではありません。
学生向けクレジットカードを選ぶときには次の2つを必ずチェックしてください。
- 利用付帯か?自動付帯か?
- 怪我や病気の診察・治療・手術代の補償額がいくらか?
まず、「利用付帯か?自動付帯か?」というのは、海外旅行傷害保険を使うことができる条件のこと。
「利用付帯」とは、渡航費用(航空券代や海外ツアーなどの代金)を、学生向けクレジットカードで支払った場合のみ、保険が適用されること。
「自動付帯」とは、カードを持っているだけで保険が適用されることを言います。
当然、自動付帯の方が、確実に海外旅行傷害保険を使えるため、できる限り自動付帯の学生向けクレジットカードを選ぶようにしてください。
次に「怪我や病気の診察・治療・手術代の補償額がいくらか?」ということ。
ほとんどの学生向けクレジットカード(クレジットカード)は「海外旅行傷害保険が最大2,000万円」というように最大補償額をアピールされていることが多いですよね?
「2,000万円まで補償してくれるなら、安心だな・・・」と思うかもしれませんが、実はこの金額は死亡時や後遺障害時に支払われる金額なんです・・・。
海外で起こりやすい病気や怪我の医療費(診察・治療・手術代など)の補償額は、もっと全然少ない金額に設定されています。
そのため、海外旅行傷害保険を見るときには、最大補償額ではなく、病気や怪我の医療費を補償してくれる「傷害治療費用・疾病治療費用」がいくらなのかをチェックしてください。
このように海外向けの学生向けクレジットカードを選ぶときには
- 海外旅行傷害保険が付いているか?
- 利用付帯か?自動付帯か?
- 怪我や病気の診察・治療・手術代の補償額がいくらか?
という3つのポイントをチェックすることが大切ですよ!
海外での特典が付いているもの
最後に、海外向けにクレジットカードを選ぶときには「海外に行くときor海外に行ってからもお得に使えるカード」なのかもチェックしてください。
実は学生向けクレジットカードのなかには、学生さんが海外で行くときにお得になるカードがあります。
具体的には以下の通り。
学生専用ライフカード
- 海外でのショッピング利用額の3%をキャッシュバック
JALカードnavi
- 海外旅行ボーナスマイル(JAL国際線への搭乗で300マイル)
- フライトボーナスが100%貯まる「JALカード ツアープレミアム(2,000円+税)」が無料
ANAカード(学生用)
- パッケージツアーが学生価格(5%OFF)になる
- 搭乗ごとに区間基本マイルの10%がプラスで貯まる
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
- 海外でのショッピングでポイント2倍
- 手荷物無料宅配サービス
- コートお預かりサービス
- 海外用Wi-Fi、携帯電話レンタルサービス
これらは学生向けクレジットカードだけのオリジナル特典です!
同じ会社の一般・ゴールドカードなどには付いていません。
少しでもお得な海外旅行・留学をするためにも、海外に行くときor行ってから使える特典が付いている学生向けクレジットカードを選ぶことをオススメしますよ!
- 海外向けの学生向けクレジットカードを選ぶときにはVISAかMastercardを選ぶのが鉄則
- 海外旅行傷害保険が付いている学生向けクレジットカードを選ぶことも重要!
- 旅行傷害保険は「利用付帯or自動付帯」と「診察・治療費の補償額」を要チェック
- 海外で役立つ特典が付いているカードを選べると、よりGOOD!!
管理人オススメの海外向けの学生向けクレジットカード3選
ここでは、管理人オススメの「海外向けの学生用クレジットカード」を3枚紹介します!
- 学生専用ライフカード
- エポスカード
- セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
それぞれのカードの特徴については、以下でくわしく解説しますね。
カード選びの参考にしてみてください。
学生専用ライフカード
海外留学・旅行に行く学生さんにイチオシ!
海外でのショッピング利用額の3%がキャッシュバック
オススメ度 |
---|
★★★★★ |
国際ブランド |
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年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
無料 |
審査条件 |
満18歳〜25歳未満の学生の方 ※高校生は除く |
ポイント還元率 |
0.5〜3.0% |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(自動付帯) |
対応電子マネー |
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発行スピード |
最短3営業日 |
18歳〜25歳以下の在学中の学生だけが持てる学生専用カード(高校生を除く)。
発行スピードは最短3営業日です。
年会費が永年無料なうえ、3つの国際カードブランド(VISA・JCB・MasterCard)を自由に選べます。
最大の魅力は、海外でお買い物をしたときに、利用額の3.0%がキャッシュバックされること。
そのため、海外で使うときにはとってもお得!
特に海外留学をする方であれば、このカードが最もお得なカードです。
他にも海外でカードを紛失・盗難にあったときにいつでも対応してくれる「LIFE DESK TOKYO」や、何かあったときに相談できる海外アシスタントサービス「LIFE DESK(日本語サービス)」も嬉しいポイント。
海外留学・旅行に行くことを計画している方は、確実にこのカードを選ぶことをオススメしますよ。
- 18〜25歳以下の学生だけが持てるカード(高校生を除く)
- 年会費は永久無料
- ETCカードも無料発行できる(年会費無料)
- 入会後はポイント1.5倍、誕生日月はポイント3倍
- L-Mall(ネットモール)経由のネットショッピングでポイントが最大25倍
- 海外でのショッピング利用額の3.0%がキャッシュバック
- 海外の緊急相談窓口「LIFE DESK TOKYO」「LIFE DESK(日本語サービス)」
- 学生のうちからカードを使っていれば、社会人1年目からライフゴールドカードも取得可能
- Barbie(バービー)デザインのカードもある
エポスカード
即日発行が可能!充実した海外旅行傷害保険が魅力!
卒業後にも普通に使っていける割引サービスが盛りだくさんのカード
オススメ度 |
---|
★★★★☆ |
国際ブランド |
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年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
無料 |
審査条件 |
満18以上の方 ※高校生を除く |
ポイント還元率 |
0.5〜1.25% |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(自動付帯) |
対応電子マネー |
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発行スピード |
通常1週間 ※店頭申し込みの場合は即日発行(最短30分) |
学生人気の高いエポスカードは海外旅行傷害保険が最大2,000万円まで自動付帯!
しかも、疾病治療費(病気での補償)が270万円と他のカードと比べても高いのが嬉しいポイント♪
また、海外(卒業)旅行で人気のハワイ、台湾、タイでの優待サービスが付いています。
普通に国内で使うときでも、丸井やカラオケ館、シダックス、白木屋などで割引サービスが受けられるため、学生さんにとってはかなりお得!
ちなみに、ボクが初めて作ったのもエポスカードでした。
卒業旅行に限らず、1枚持っているとお得なカードですので、この機会に手に入れることをオススメしますよ!
- 海外旅行傷害保険が最大2,000万円まで自動付帯
- 疾病治療費が他のカードに比べて高い(270万円)
- エポトクプラザからツアーや航空券の予約をするとポイント還元率アップ!
- ハワイ・台湾・タイ旅行でオトクな優待サービスが受けられる
- エポスカウンターで即日発行もできる
- 国内で使える割引サービスが盛りだくさん♪
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンカードカウンターで即日発行が可能
海外旅行傷害保険は学生向けクレジットカードトップの最大3,000万円!
オススメ度 |
---|
★★★★☆ |
国際ブランド |
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年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
26歳になるまでは無料 ※26歳以降は3,000円+税 |
審査条件 |
満18歳以上の連絡可能な方(高校生を除く) |
ポイント還元率 |
0.5〜1.25% |
海外旅行傷害保険 |
最高3000万円(自動付帯) |
対応電子マネー |
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発行スピード |
オンライン申し込み:最短即日発行 来店受け取り:即日発行 |
全国26都道府県にある大型ショッピングセンターや、デパート内にあるセゾンカードカウンターで即日発行ができる学生向けクレジットカード。
卒業旅行や長期休みの海外旅行のために、今すぐクレジットカードを手に入れたい方からも人気です。
また、海外旅行傷害保険は最大3,000万円と、他の学生向けクレジットカードと比べて補償額が高いのも魅力。
日本国内で使うときには、西友やリヴィンでお買い物をすると5%OFFになるので、普段から西友などでお買い物をする方にはイチオシです。
学生が手に入れられる唯一アメックスブランドのカードなので、どうしてもアメックスブランドが欲しい!という方にはオススメですよ。
- 海外旅行傷害保険が最大3,000万円まで自動付帯
- 国内旅行傷害保険も付いている(利用付帯)
- セゾンカウンターで即日発行ができる
- 手荷物無料宅配サービスが使える
- 日本国内なら西友・リヴィン・サニーのお買い物で5%OFF
海外旅行傷害保険が付いている学生向けクレジットカードを2枚持ちしておくと、さらに安心♪
先ほど紹介した3枚は、海外旅行傷害保険や海外で役立つ特典が付いており、とってもオススメの学生向けクレジットカードになっています。
「じゃあ、このなかで1枚選ぼうかな・・・」と思っている方。。。ちょっと待ってください。
海外向けの学生向けクレジットカードは1枚ではなく、2枚以上の複数枚持ちをオススメします♪
というのも、学生向けクレジットカードについている海外旅行傷害保険は、補償額を合算することができるからです。
傷害補償で例を出しますね。
例えば、200万円の傷害補償がついている学生専用ライフカードと300万円の傷害補償がついているセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードを海外に持っていくと、補償額を合算することができ、最大で500万円まで補償をアップさせることができるんです。
特に、学生向けクレジットカードの海外旅行傷害保険では、「傷害治療費用・疾病治療費用」が最大で200万円ほどしか付いていません。
つまり、200万円以上の治療費・手術代がかかる怪我や病気になってしまった場合、1枚の補償額では足りないんです・・・
このときに、カードの2枚持ちをしておけば、補償額を増やすことができ、万が一のときでも安心というわけです♪
ちなみに、2つの学生向けクレジットカードの保険を使う方法は簡単で、1枚目の補償額が足りない場合に、2枚目の会社に電話で連絡をすれば対応してもらえます。
ただし!1つだけ気をつけないといけないのが「持っている学生向けクレジットカードの海外旅行傷害保険が利用付帯なのか?自動付帯なのか?」ということ。
例えば、1枚は利用付帯のカードを、もう1枚は自動付帯のカードを持っていた場合、利用付帯のカードで航空券やツアー代を支払わなければ、2つの保険を使うことはできないんです。
ですので、学生向けクレジットカードを複数枚持つときには、
- カードの海外旅行傷害保険が利用付帯か?自動付帯か?
- 利用付帯の場合、保険の適用条件(航空券やツアー代の支払い)を満たせるか?
ということには気をつけるようにしてください。
あとは、国際カードブランドも1枚をVISA、もう1枚をMastercardにするなど、別にすることで、より多くのお店でカード払いができるようになりますよ♪
「備えあれば、憂いなし」
というように、海外で何かトラブルが起こったときに、少しでも安心できるように、学生向けクレジットカードを2枚以上持っていくことをオススメしますよ♪
みき
伊藤さん
ただ、海外だとさらに便利になるってことだね。
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
- 海外旅行傷害保険が付いている学生向けクレジットカードの2枚持ちはあり!
- 適用条件さえ満たせば、旅行傷害保険の補償額を合算することもできる
- 保険が利用付帯なのか?自動付帯なのか?は必ずチェックをして2枚持ちをしよう
まとめ
このページでは、海外向けの学生向けクレジットカードについて解説をしました。いかがでしたか?
お伝えした大事なポイントをまとめると・・・
- 海外に行くときには学生向けクレジットカードは必須アイテム
- 海外ではキャッシュレス決済が一般的で、カードは身分証明書にもなる
- 海外でカード払いをするときには「現地通貨」での決済を
- レシートの控えを残す、カードの盗難・スキミング詐欺には気をつけるなど、セルフセキュリティを高めることも大切
- 学生向けクレジットカードがあれば、海外キャッシングを使うこともできる
- 海外キャッシングをした場合、帰国後にすぐに返済することを忘れずに
- 海外向けの学生向けクレジットカードは「国際カードブランド」「海外旅行傷害保険」「海外での特典」をチェックして選ぼう
- 管理人のイチオシカードは「学生専用ライフカード」か「JALカードnavi」
- 学生向けクレジットカードを複数枚持つことで、海外旅行傷害保険の補償額を合算できる
海外旅行や海外留学(短期・長期問わず)では学生向けクレジットカード(クレジットカード)は必須アイテムです。
学生向けクレジットカードを選ぶときには海外でも加盟店数が多いVISAやMasterCardを中心に、海外旅行傷害保険が充実しているものを選ぶことが大切。
そのときに、海外旅行傷害保険の診察・治療・手術代などの補償にあたる「傷害治療費用・疾病治療費用」をチェックすることを忘れずに!
言葉の違う海外では、何かトラブルが起こったときに、かなりテンパります・・・
特に病気や怪我をしたときには、マジで焦ります。
ボクも韓国に行き、40℃近い熱を出したことがありますが、この時は本当に「終わった・・・」と思うくらい、テンパりましたからね。。。
このようなときに海外旅行傷害保険が付いている学生向けクレジットカードを持っていれば、カード会社のオペレーターさんが最寄りの病院を探してくれて、病院との交渉もしてくれるので、本当に助かるんです。
ですので、海外旅行・留学に行くときには、必ず学生向けクレジットカードを持っていき、様々なトラブルに対処できるようにしておくことをオススメしますよ!
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん