みき
伊藤さん
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伊藤さん
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伊藤さん
みき
「リボ払い専用カードって、普通のカードと何が違うか教えて。。。」
「学生でもリボ払い専用カードを使うと便利なの?」
こんにちは!FPの伊藤です。
キミたちは「リボ払い専用カード(通称:リボ専カード)」というクレジットカードの種類があるのを知っていますか?
これはまさしく、基本的な支払い方法が「リボ払い」になっているクレジットカードのこと。
リボ払いでは、カード利用額に関係なく、毎月決まった金額+手数料を返済してく支払い方法になっており、お金のない学生さんにとっては、とっても便利な方法です。
ただし、リボ払いの仕組みをきちんと理解せずに、リボ専カードを使っていると大きく損をしてしまう可能性があり、最悪の場合、カード破産をすることも・・・
つまり、リボ専カードは使い方次第で便利にも、不便にもなるんです!
そこで、このページでは「リボ専カードがどのようなものか?」や「どうやって使っていくべきか?」を解説しますので、自分にあっているかをしっかり勉強してくださいね♪
リボ払い専用カードとは?
まずは「リボ払い専用カード(通称:リボ専カード)」が、どのようなものなのかを解説します。
リボ専カードとは、その名の通り、カードの支払い方法が「リボ払いだけ」になっているクレジットカードのこと。
具体的には以下のようなカードがあります。
- RevoStyle
- 三菱UFJニコスDCカード(ジザイル)
- ファミマTカード(クレジットカード)
- セディナカードjiyu!da!
- JCB CARD R
- ACマスターカード
これらのカードは、基本的にリボ払い以外の支払い方法を選ぶことができず、利用時に1回払いを指定したとしても、リボ払いの支払いになってしまいます(カード詳細は後述します)。
では、リボ払いとはどのような仕組みになっているのか?
※オリジナル画像の作成をお願いします!!
例えば、4月に10万円のカード払いがあった場合、一括払いであれば、5月末に10万円を支払うことになりますよね?
これがリボ払いを使った場合、毎月の支払額を2万円と決めると、5月に支払う金額は2万円+手数料、6月も2万円+手数料・・・というように、毎月一定の金額+手数料だけ支払っていくような仕組みになっているんです。
このように毎月決まった金額+手数料を支払うのがリボ払いの特徴です。
ちなみに、毎月決まった金額を支払っていくことから、「分割払い」と同じだと勘違いする方も多いですが、この2つは「支払う金額の決まり方」が異なります。
簡単にまとめると次の通り。
- 分割払い:分割回数を決めることで、毎月の支払額が決まる
- リボ払い:毎月支払う金額を自分で設定できるor決まっている
このように分割払いは、カード払いした金額に応じて、翌月以降の支払額が決まります。
例えば、10万円の航空券を5回払い(分割払い)で購入した場合、
100,000÷5回=20,000円
これが分割払いをしたときの毎月の支払額となります(当然、他のお買い物などで分割払いを使った場合は、この20,000円にプラスして支払うことになる)。
※オリジナル画像の作成をお願いします!!
このように分割払いで支払う金額は決まります。
つまり、分割する回数次第!つてことですね♪
ちなみに、リボ払いの場合は、毎月支払う金額を自分で設定できるものもありますが、お買い物のたびに支払額を設定できるわけではありません。
基本的には、カードを作ったタイミングで、リボ払いで支払う金額を決めることができ、それ以降は設定した金額をずっと支払っていこうことになるんです(ただし、カード会社のホームページから支払額は変更できます)。
つまり、10万円のお買い物をした場合でも、50,000円のお買い物をした場合でも、毎月の支払い額を月10,000円に設定していると、基本的には返済が終了するまでは毎月10,000円ずつ支払い続けることになりますよ。
リボ払いにも2種類ある
実は、クレジットカードのリボ払いには大きく分けて次の2種類に分けることができます。
具体的には次の2つ。
- 定額方式
- 残高スライド方式
クレジットカードのリボ払いは、このどちらかの方式になっています。
また、どの方式になっているかで毎月の支払額も異なってくるので要注意!
そこで「定額方式」と「残高スライド方式」について簡単に解説していきますね♪
定額方式
クレジットカードのリボ払いにおける「定額方式」は、正式名称「元利定額リボルビング方式」と言い、支払残高に関係なく、毎月一定額(自分で設定した金額)を支払うことになります。
特徴として、毎月支払う一定額のなかには手数料も含まれており、支払残高に応じて、「元金(支払残高)の返済」と「手数料(利息)」に充てられる割合が変わる仕組みになっているんです。
具体的には次の図と見てください。
※オリジナル画像の作成をお願いします!!
このように支払残高が多いと手数料(利息)に充てられる金額も増え、なかなか元金が減っていきませんが、返済を進めて行けば行くほど、元金が減り、利息も下がっていく仕組みになっています。
そのため、毎月一定額を支払えばよいので、お金を管理しやすいというメリットはありますが、カード払いをする回数・金額が多いと、いつまで経っても支払いが終わらないというデメリットもあるんです。
残高スライド方式
次に「残高スライド方式」について。
残高スライド方式とは、基本的には毎月一定額+手数料(利息)を支払うことになりますが、支払残高に応じて、毎月の支払額が変わるのが特徴です。
定額方式とは異なり、手数料(利息)は毎月支払う一定額のなかには含まれていません(毎月の支払額が1万円の場合、1万円+手数料が実際に支払う金額ということ)
具体的には次の図を見てください。
※オリジナル画像の作成をお願いします!!
このように支払残高が減ると、毎月の支払額が減り、逆に支払残高が増えると、毎月の支払額も増える仕組みになっているんです。
ただ、残高スライド方式のリボ払いの場合、支払残高に応じて、毎月の支払額も少なくなるため、支払残高(元金)が全然減りません・・・(涙)
つまり、返済期間が長くなり、支払わなければいけない手数料も高くなるということ。
ちなみに、銀行カードローンや消費者金融でお金を借りたときにも、この残高スライド方式が使われていることが多く、なかなか借金が返済できない原因となっています。
そのため、クレジットカードのリボ払いが残高スライド方式の場合は、お金に余裕があるタイミングで、繰り上げ返済をして、できるだけ返済期間を短くすべきなんですよ。
以上のように、クレジットカードのリボ払いを使うときには、どちらの返済方式になっているかを確認したうえで返済計画を立てるようにしてくださいね。
リボ払いで発生する手数料を計算してみた
リボ専カードを使うときには、支払い方法が「リボ払い」になります。
そのときに気をつけなければいけないのが、リボ払いの手数料です。
では、実際にどれくらいの手数料がかかるのかを三井住友カードから発行されているリボ専カードである「RevoStyle(リボスタイル)」を例にして、計算してみました。
まず、RevoStyleのリボ払い手数料の金利は9.8%(残高スライドコース)となっており、初回返済時には手数料が発生しないことも特徴です。
仮に6月15日に8万円のお買い物をして、支払日が毎月26日、支払額が毎月10,000円だった場合、手数料は以下の通り(返済期間中に追加でカード払いがないことを前提とします)。
支払日 | 支払残高 | 返済額 | 手数料 | 返済額合計 |
---|---|---|---|---|
7月26日 | 80,000円 | 10,000円 | 0円 | 10,000円 |
8月26日 | 70,000円 | 10,000円 | 94円(※1) | 10,094円 |
9月26日 | 60,000円 | 10,000円 | 569円(※2) | 10,569円 |
10月26日 | 50,000円 | 10,000円 | 473円 | 10,473円 |
11月26日 | 40,000円 | 10,000円 | 403円 | 10,403円 |
12月26日 | 30,000円 | 10,000円 | 311円 | 10,311円 |
1月26日 | 20,000円 | 10,000円 | 236円 | 10,236円 |
2月26日 | 10,000円 | 10,000円 | 153円 | 10,153円 |
合計→ | 80,000円 | 2,239円 | 82,239円 |
<利息の計算式>
※1:70,000円×9.8%*5日(7/27〜7/31)÷365日=94円
※2:70,000円×9.8%*26日(8/1〜8/26)÷365日+60,000円×9.8%*5日(8/27〜8/31)÷365日=569円
このように8万円のお買い物に対して、返済期間は8ヶ月、手数料(利息)は2,239円となります。
ちなみに、毎月の支払額が5,000円だった場合は、支払い期間は16ヶ月、手数料(利息)は4,880円となるため、2倍近く手数料を支払わなければいけないんです。
もちろん、クレジットカードによっては、手数料の金利が15.0%のものもあり、そうなると支払わなければいけない手数料(利息)はさらに高くなります・・・
以上のように、リボ払いは毎月一定額しか支払わずに済むので、お得そうに見えますが、実際には手数料(利息)分だけ損をすることになるため、使い方には十分気をつけなければいけないんですよ。
でも、リボ払いも便利そうですけどね♪
みき
伊藤さん
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- リボ払い専用カードは「リボ払い」しかできないカード
- リボ払いでは毎月一定額+手数料(利息)を支払うことになる
- 分割払いとリボ払いは、支払額の決まり方が異なる
- リボ払いには「定額方式」と「残高スライド方式」の2種類がある
- リボ払いをするときには手数料に気をつけなければ、大きく損をしてしまう
リボ払い専用カードを使うメリット・デメリット
ここまでリボ払いについて解説してきました。
どのような仕組みかわかりましたか?
では、ここからリボ払い専用学生カードのメリット・デメリットについて解説していきますね。
具体的には次のメリット・デメリットがあります。
- 支払い管理が簡単
- ポイント還元率が高いカードが多い
- 他の支払い方法を選ぶことができない
- 設定額によっては、いつまで経っても返済が終わらない
- 手数料(利息)を支払わなければいけない
それぞれについて簡単に解説していきますね。
リボ払い専用カードのメリット
まずは、リボ払い専用カードの2つのメリットを解説します。
支払い管理が簡単
リボ専カードを使うことで、毎月の支払額が一定で良いため、支払い管理が簡単になります。
というのも、クレジットカードで一括払いや分割払いをすると、カード払いした金額に応じて、翌月以降の支払額が変わるため、いざお金が必要というときに「銀行口座にお金がない・・・」ということも起こりえます。
ただ、リボ払いであれば、毎月決まった金額だけ支払えば良いため、毎月のお金の管理は楽になり、「お金がない・・・」ということも防ぎやすくなるんです。
お金の管理が苦手という方には、使いやすいクレジットカードと言えますね。
ポイント還元率が高いカードが多い
リボ専カードの特徴として、ポイント還元率が高いものが多いです。
基本的にクレジットカードのポイント還元率は0.3〜0.5%ほどのものが一般的で、1.0%を超えると、高還元率カードとしてお得だと言われています。
実際、一般的なクレジットカードの場合、ポイント還元率は0.3〜0.5%ほどのものが多く、お得と言われている学生向けクレジットカードでも、ポイント還元率が1.0%を超えるものは三井住友カード デビュープラスやJCB CARD Wなど限られたものしかありません。
一方で、リボ専カードはカード会社がリボ払いによる手数料(利息)を得られることもあってか、ポイント還元率が1.0%を超えるカードがたくさんあります。
具体的には次の表を見てください。
カード名 | ポイント還元率 |
---|---|
Revo Style(リボスタイル) | 0.5%〜1.0% |
DCカード Jizile(ジザイル) | 1.48% |
JCB CARD R | 1.0〜3.0% |
ファミマTカード(クレジットカード) | 0.50〜2.50% |
セディナカードjiyu!da! | 0.50〜1.50% |
ACマスターカード | 0.25% |
このようにリボ専カードはポイント還元率が高くなっているんです。
また、カードによっては「ネットショッピングだとポイント還元率1.5%」「リボ払いをすると、ポイント2倍」となっているものも多いので、ポイントは貯めやすいと言えます。
リボ払い専用カード円のデメリット
次にリボ専カードのデメリットを解説していきます。
他の支払い方法を選ぶことができない
リボ専カードは支払い方法がリボ払いしか選べません。
お店やレストランなどで「1回払い」と言っても、強制的にリボ払いになるんです。
一方で、普通のクレジットカードであれば、次の支払い方法から選ぶことができます。
- 一括払い
- 2回払い
- 分割払い(3回以上)
- リボ払い
- ボーナス払い
そのため、お金に余裕があるときでも、リボ専カードは必ずリボ払いとなってしまうので、一時的に借金生活を送ることになってしまうんです。。。
設定額によっては、いつまで経っても返済が終わらない
先ほどもお伝えしたように、リボ払いは毎月の支払額が一定のため、どれだけ返済をしたとしても、なかなか元金(支払残高)が減らない仕組みになっています。
リボ払いのなかでも「定額方式」は支払額のなかに手数料(利息)が含まれていますし、「残高スライド方式」だと支払残高に応じて、支払額が少なくなってしまうので、どうしても返済期間が延びてしまうんです。
そのため、在学中に使ったお金を、卒業してからも返済し続けることになり、社会人としてもらったお給料も、在学中に使ったお金の返済に追われることに。
いつまでも借金生活が終わらず、精神的にもしんどくなってくる、、、というのもリボ専カードのデメリットと言えますね。。。
手数料(利息)を支払わなければいけない
こちらも先ほどお伝えしたように、リボ払いでは手数料(利息)が発生します。
そのため、普通にお買い物をしたよりも、損をすることになってしまうんです。
特に、毎月の返済額を低く設定していると、返済期間も長くなり、手数料(利息)も多く支払わなければいけません。。。
また、リボ払いの返済をしている間にも、カードを使うことがあると、支払残高はどんどん増えていき、それに合わせて手数料も増えていくことになります。
リボ専カードのメリットとして、ポイント還元率が高いことを挙げましたが、手数料のことを考えると、いくら大量のポイントを貯められたとしても、確実に手数料の方が高くなるため、トータルで考えると大きく損をするのは間違いありません。。。
手数料を安く抑えるためには、繰り上げ返済をして、できるだけ短期間で返済をすれば良いのですが、繰り上げ返済をするときにも銀行ATMやコンビニATMで振込手数料を支払うことになるため、貯められるポイント量と比べると、損をしてしまうんですよ。
以上がリボ専カードのメリット・デメリットになります。
ここで紹介したメリット・デメリットを踏まえて、リボ専カードを手に入れるかを検討してみてくださいね。
- リボ専カードは支払い管理がしやすいことがメリット
- ただし、リボ専カードを使うと、返済期間が長くなりやすく、手数料もかかる
- リボ専カードはポイント還元率が高いが、手数料のことを考えると、確実に損をする。。。
リボ払い専用カード一覧
では、ここで学生でも発行できる代表的なリボ払い専用カードを紹介します。
具体的には次の6枚です。
- Revo Style
- 三菱UFJニコスDCカード(ジザイル)
- JCB CARD R
- ファミマTカード(クレジットカード)
- セディナカードjiyu!da!
- ACマスターカード
それぞれの特徴を簡単に紹介します。
三井住友カード「RevoStyle(リボスタイル)」
三井住友カードから発行されているリボ専カード。
「マイ・ペイすリボ」という仕組みが使われており、初回の手数料が0円になる特徴があります。
さらにRevoStyleはリボ払い手数料の金利が9.8%と他のリボ専カードよりも低くなっており、手数料負担が少なく済みます。
リボ払い手数料が発生するときには、ポイントが2倍となるなど、他のカードと比べてもサービス内容は充実したカードになっているんですよ。
カード名 |
---|
RevoStyle(リボスタイル) |
国際ブランド |
![]() |
入会資格 |
満18歳以上の方(高校生は除く) ※未成年の方は親権者の同意が必要 |
年会費 |
無料 |
ポイント還元率 |
0.5%〜1.0% |
海外旅行傷害保険 |
× |
利用限度額 |
10万円~80万円 |
支払日 |
15日締め翌月10日払い/月末締め翌月26日払い(選択可) |
リボ払い方式 |
残高スライド方式 |
リボ払い手数料 |
9.8% |
DCカード Jizile(ジザイル)
三菱UFJニコスから発行されているリボ専カード。
リボ払いは「定額方式」のカードです。ポイント還元率が高く、常時1.48%でポイントが貯まります。
また、海外旅行傷害保険が自動付帯(最高1,000万円)していたり、ショッピング保険がついていたりと、特典は充実しています。
ただ、リボ払い手数料(金利)は15.0%とRevoStyleと比べて高いのがデメリットです。
カード名 |
---|
DCカード Jizile(ジザイル) |
国際ブランド |
![]() |
入会資格 |
18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く)。 ※未成年者の方は親権者の同意が必要 |
年会費 |
無料 |
ポイント還元率 |
1.48% |
海外旅行傷害保険 |
最高1,000万円(自動付帯) |
利用限度額 |
10万円~100万円 |
支払日 |
15日締め・翌月10日払い |
リボ払い方式 |
定額方式 |
リボ払い手数料 |
15.0% |
JCB CARD R
JCBから発行されているリボ専カード(カード名の「R」はリボ払いってことなんでしょう、笑)。
リボ払いは「残高スライド方式」で支払額は2つのコースから選べます。
ポイント還元率がかなり高く、最高で3.0%にすることができるなら、お得さはピカイチ!
海外旅行傷害保険は最高1,000万円(利用付帯)やショッピング保険も付いています。
ポイント還元率の高さや、海外旅行傷害保険が付いているなど、リボ専カードのなかではオススメの1枚です。
カード名 |
---|
JCB CARD R |
国際ブランド |
![]() |
入会資格 |
18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。 一部お申し込みになれない学校があります。 |
年会費 |
無料 |
ポイント還元率 |
1.0〜3.0% |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(利用付帯) |
利用限度額 |
JCB公式サイトで確認を |
支払日 |
JCB公式サイトで確認を |
リボ払い方式 |
残高スライド方式 |
リボ払い手数料 |
15.0% |
ファミマTカード(クレジットカード)
コンビニのファミリーマートから発行されているリボ専カード(ポイントカードのTカードを持っている方は多いはず)。
ファミリーマートの「カードの日」に利用するとポイントが最大5倍、25歳以下の方はポイントが常時2倍になる若者応援ポイントもあるなど学生に優しいカードです。
さらに、このカードはリボ払いだけでなく、一括払い(ずっと全額支払いコース)を選ぶことができます。
ただ、リボ払いの場合、金利手数料が18.0%と高いため、正直、オススメしません。
カード名 |
---|
ファミマTカード(クレジットカード) |
国際ブランド |
![]() |
入会資格 |
18歳以上(高校生除く)の方 |
年会費 |
無料 |
ポイント還元率 |
0.50〜2.50% |
海外旅行傷害保険 |
× |
利用限度額 |
− |
支払日 |
月末締め・翌々月1日払い |
リボ払い方式 |
残高スライド方式 |
リボ払い手数料 |
18.0% |
セディナカードjiyu!da!
セディナ発行のリボ専カード。ダイエーやセブンイレブン、マルエツなどに加えて、海外でのショッピング利用でもポイントが3倍となります。
また、年間のカード利用額に応じて、翌年のポイントが最大1.3倍に!
リボ専カードなので基本的にはリボ払いですが、2回払い・分割払い・ボーナス払いも使えるのも特徴(本当にリボ専カードか?w)。
毎月の支払額は長期・短期コースの2種類から選べますが、残念なことに金利手数料が18.0%と高いので、手数料(利息)の負担は大きいです。。。
カード名 |
---|
セディナカードjiyu!da! |
国際ブランド |
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入会資格 |
高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方 |
年会費 |
無料 |
ポイント還元率 |
0.50〜1.50% |
海外旅行傷害保険 |
× |
利用限度額 |
− |
支払日 |
月末締め・翌月27日払い |
リボ払い方式 |
残高スライド方式 |
リボ払い手数料 |
18.0% |
ACマスターカード
消費者金融のアコムから発行されているカード。リボ払いの種類が「定率リボルビング方式」という、支払残高に応じて、金利手数料が変わる仕組みになっています。
メリットとしては、全国の自動契約機(むじんくん)で即日発行できること。
それ以外は・・・ありません。
キャッシュバック還元率も低く、旅行傷害保険も付いていない、さらに発行会社がアコムとイメージが悪い・・・
「明日から海外に行くから、どうしても今日中にカードが必要!」という方以外は選ぶ価値がありません。
カード名 |
---|
ACマスターカード |
国際ブランド |
![]() |
入会資格 |
20歳以上で本人に安定した継続的な収入のある方(学生可) |
年会費 |
無料 |
ポイント還元率 |
0.25%(毎月の利用額からキャッシュバック) |
海外旅行傷害保険 |
× |
利用限度額 |
10万円~300万円 |
支払日 |
20日締め・翌月6日払い/35日ごと/毎月指定日 |
リボ払い方式 |
定率リボルビング方式 |
リボ払い手数料 |
10.0〜14.6% |
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
学生はリボ払い専用カードを選ぶべきではない!
「で、結局リボ専カードってどうなの?使うべき?」
リボ専カードは毎月一定額を支払えば良いだけでなく、年会費無料のカードとしてはポイント還元率が高いため、魅力的なカードに見えます。
ただ、リボ専カードは学生さんにはオススメしません。
リボ専カードをオススメしない理由としては次の5つ。
- お金に余裕がある時でも、基本的にはリボ払いしか選べない
- リボ払いは手数料がかかるため、普通に買い物をするよりも損をする
- 毎月の返済額を高くしない限り、長期間返済することになる
- 返済期間が長くなると、それだけ手数料も高くなる
- ポイント還元率は高くても、手数料を考えるとトータル的に損をする
このような理由から、リボ専カードはオススメできません。
そもそもリボ払いは、借金をするのと同じですからね(仕組みとしては銀行カードローンや消費者金融と同じ)。
学生時代から翌月の返済額が少ないという理由で、リボ専カードでお金を使いすぎてしまうと、お金の管理ができなくなり、借金もどんどん膨らんでいってしまいます。。。
今は良いかもしれませんが、将来的に痛い目に遭うことも。。。
ちなみに、ボクの知り合いには、リボ払いのし過ぎで借入残高が膨らみ、それが婚約者の彼女にバレて、婚約破棄になった人もいます。。。本当にバカです。
そのため、強制的にリボ払いになるリボ専カードは選ぶべきではありません。
それよりは、本当にお金のないときや家具・家電など高額商品を買うときにだけ、リボ払いを使える「学生向けクレジットカード」を選ぶべき。
学生向けクレジットカードは、一般カードと比べてもポイント還元率が高かったり、海外旅行傷害保険が充実していたりと、お得な特典・サービスも多いですからね。
ですので、学生さんはリボ専カードではなく、学生向けクレジットカードを選ぶことをオススメしますよ。
万が一のときにはリボ払いも使える!オススメの学生向けクレジットカードはコレ!
リボ専カードを選ぶべきでないなら、どの学生向けクレジットカードを選べば良いのか?
ボクがオススメするのはリボ払いも使えて、お得な次の3枚です。
- 三井住友カード デビュープラス
- 学生専用ライフカード
- エポスカード
それぞれを簡単に解説しますね。
三井住友カード デビュープラス
ポイント還元率が高く、学生生活がお得に!
バランスが良く、クレジットカード初心者にイチオシのカード!
三井住友カードから発行されている学生専用クレジットカード。
一般カードと比べて、ポイントが常時2倍(ポイント還元率1.0%)と、どこでお買い物をしてもお得!
さらにセブンイレブンやローソン、マクドナルドで使うと、250円につき1ポイントが貯まるので、これらのお店をよく使う学生さんにとっては、さらにお得!
セキュリティ対策もバッチリで、卒業後の初回更新時にゴールドカードにグレードアップできるなど、バランスが良く、使いやすいので、初めてクレジットカードを作る学生さんにオススメの1枚ですよ!
オススメ度 |
---|
★★★★★ |
国際ブランド |
![]() |
年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
前年1回以上の利用で無料 ※利用がない場合は1,375円(税込) |
審査条件 |
満18歳~25歳までの学生の方 ※高校生は除く |
ポイント還元率 |
1.0%〜2.5% |
海外旅行傷害保険 |
− |
対応電子マネー |
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発行スピード |
最短翌営業日 |
- セブン-イレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- マクドナルド
学生専用ライフカード
海外旅行・留学に行くなら、最強のカード
海外でのショッピング利用額3.0%がキャッシュバック!
在学中に海外旅行や留学に行くことを考えているのであれば、学生専用ライフカードがイチオシ。
このカードは海外旅行傷害保険が最大2,000万円まで自動付帯。さらに海外でのショッピング利用額の3%がキャッシュバックされるなど、超お得なんです!
日本で使うときはポイント還元率が低く、あまりメリットはありませんが、海外では最強のカードになっているので、1枚持っておくことをオススメしますよ。
オススメ度 |
---|
★★★★★ |
国際ブランド |
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年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
無料 |
審査条件 |
満18歳〜25歳未満の学生の方 ※高校生は除く |
ポイント還元率 |
0.5〜3.0% |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(自動付帯) |
対応電子マネー |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
発行スピード |
最短3営業日 |
- 海外でのショッピング(3%キャッシュバック!)
※2020年9月30日(水)まで
- 特典1:新規でのカード発行で200ポイント(1,000円相当)
- 特典2:ショッピング利用で最大1,600ポイント(8,000円相当)
- 特典3:家族もしくは友達のご紹介で1,000ポイント(5,000円相当)
- 特典4:ショッピングリボのご利用で200ポイント(1,000円相当)
エポスカード
卒業後にも普通に使っていける割引サービスが盛りだくさんのカード
サブカードとして長く使い続けることができる
マルイから発行されているクレジットカード。マルイ、白木屋、魚民、シダックス、カラオケ館など、学生さんが使う様々なお店で使える割引サービスがあるため、よりお得に学生生活を送ることができます。
また、海外旅行傷害保険が自動付帯で、特に「疾病治療(病気の治療)」の補償額270万円は他のカードと比べても高く、とっても使いやすいです。
割引サービス重視でカードを手に入れたいのであれば、確実にこのカードを手に入れることをオススメします!
オススメ度 |
---|
★★★★☆ |
国際ブランド |
![]() |
年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
無料 |
審査条件 |
満18以上の方 ※高校生を除く |
ポイント還元率 |
0.5〜1.25% |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(自動付帯) |
対応電子マネー |
![]() ![]() ![]() |
発行スピード |
通常1週間 ※店頭申し込みの場合は即日発行(最短30分) |
- マルイ
- カラオケ館・シダックス
- 魚民・笑笑・白木屋
まとめ
このページではリボ払い専用カードの特徴や、メリット・デメリットを解説しました。
いかがでしたか?
リボ専カードについて知っておいて欲しいのは次の通り。
- リボ払い専用カードとは、支払い方法がリボ払いだけのクレジットカード
- リボ払いでは毎月一定額+手数料を支払うことになる
- 分割払いとリボ払いとでは、支払う金額の決まり方が異なる
- クレジットカードのリボ払いは「定額方式」と「残高スライド方式」の2つがある
- リボ払いを使うと、返済期間が長くなりやすく、手数料も高くなる
- リボ専カードはポイント還元率が高いものの、手数料を考えるとトータルでは大きく損をする
- 学生さんはリボ専カードよりも学生向けクレジットカードを選ぶべき
このようなことを知っておけばOKです。
リボ払い専用カードは毎月の支払い額を一定にできる便利さがありますが、デメリットも多く、キチンと把握していないと卒業後も借金返済に追われることに・・・
そのため、学生さんであれば、まずは学生向けクレジットカードを使って、カード払いに慣れることから始めてください。
また、学生向けクレジットカードは、一般のカードと比べて特典・サービスが充実しているものも多いため、学生時代にはこちらを優先した方が賢いです。
特に「三井住友カード デビュープラス」や「学生専用ライフカード」は学生生活を、便利でお得なものにしてくれるのでオススメ!
もちろん、この2枚のカードはリボ払いもできますが、リボ払いはあくまでも緊急時に使うものだと考えて、基本的には一括払いをしていってくださいね。
伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
あとは、今すぐにでもリボ専カードをハサミで切り刻んじゃうべきだね。
みき
伊藤さん
みき