みき
伊藤さん
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伊藤さん
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伊藤さん
「クレジットカードって不正利用される可能性があるって聞いたんだけど・・・」「本当にクレジットカードって安全なの?」
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの伊藤です。
キミたちのなかにも、テレビやネットニュースでフィッシング詐欺やスキミングなどクレジットカードの不正利用について目にすることも多く、カードを持つことに対してネガティブな印象を持っている方も多いのでは?
特にカードを一度も使ったことがない学生さんは「知らないうちに不正利用されて、お金をなくなるのでは・・」という漠然とした不安を感じている方もいるはず。
ですが、、、安心してください!
クレジットカードを持ったとしても、不正利用される可能性は、ほぼありません。
万が一、不正利用をされたとしてもカード会社が被害額を全額補償をしてくれるので損をすることはないんです!
このページではクレジットカードのセキュリティについて解説をします。安心してカードを使うためにも、ぜひ読んでくださいね♪
学生向けクレジットカードのセキリュティは弱いのか?
これから学生向けクレジットカードを作ろうと考えている方のなかには「本当に安心して使えるの?誰かに悪用されて損はしない?」などの不安を感じている方もいるはず。
結論をお伝えすると、学生向けクレジットカードは不正利用されることはほぼなく、安全に使えます!
では、どうして「安全に使える」と言えるのか?
その理由は次の3つ。
- 不正利用されるケースはほぼない
- カードのセキュリティ対策は万全
- 不正利用されてもカード会社が全額補償してくれる
それぞれの理由を詳しく解説しますね!
不正利用されるケースはほぼない
テレビやネットニュースなどで「クレジットカードが不正利用された」「不正利用額◯◯万円」などの言葉を目にすると「カードを持つと不正利用されちゃうのかな・・・」と不安になりますよね?
でも、実際にはクレジットカードが不正利用される可能性は、ほぼゼロに等しいです!
クレジットカードの情報を管理している日本クレジット協会から、不正利用の被害額について以下の統計情報を発表しています。
- 2018年のカード決済合計額:66.7兆円
- 2018年のカード不正利用被害額:235.4億円
- 被害額割合:0.035%
このように不正利用の被害額は235.4億円となっていますが、カード利用額の割合から考えると全体の0.035%しか被害に遭っていないことがわかります(正式な被害件数は発表されていないので、あくまでも金額的な割合になりますが)。
この統計情報からも、不正利用の被害に遭うことは「ほぼゼロに等しい」と言えるんです。
みき
実際にボクもクレジットカードを10年以上使っていますが、不正利用されたことは1度もありません!
テレビやネットニュースでは大ごとのように騒ぎ立てて「自分のカードも不正利用されるのでは?」と不安になりやすいですが、実際にはほとんど被害に遭う可能性はないので、クレジットカードは安心・安全に使えると考えてもらって大丈夫なんですよ♪
学生向けクレジットカードのセキュリティ対策は万全!
では、どうして不正利用される可能性が、ほぼゼロに等しいのか?
最大の理由は、クレジットカードには様々なセキュリティ対策がされているからです。
クレジットカードの代表的なセキュリティ対策として次の4つ。
- 2段階認証(本人認証)
ネットショッピング時に、カード裏面に記載されているセキリュティコードや、別で設定した認証用パスワードが求められるシステム。ハッキングによるカードの不正利用を防げます。 - 非接触型決済
専用端末にカードをタッチするだけで決済が可能なシステム。VisaPayWaveなどが有名です。カード情報をコピーされるスキミング詐欺に効果があります。 - ICチップによる本人確認システム
ICチップを読み取り、暗証番号を入力することで決済できるシステム。暗証番号によって、第三者による不正利用を防げます。 - 不正検知システム
フィッシング詐欺や紛失・盗難カードの不正利用を防ぐためのシステム。不正利用のパターンを分析し、第三者に不審な利用がないかを24時間365日モニタリングしています。不正利用がわかると、すぐにカード持ち主に連絡がきます。 - ご利用通知サービス
カード利用をした際に、ご利用内容をメールもしくはアプリでのプッシュ通知でリアルタイムにお知らせするサービス。通知を受け取ることで、第三者からの不正利用を早期に知ることができます。
このようなセキュリティ対策によって、クレジットカードを安心して利用することができるんです。
伊藤さん
もちろん、全てのサービスは無料で利用できるため、学生さんに負担がかかることもありません♪
不正利用されてもカード会社が全額補償してくれる
最後にクレジットカードには「不正利用補償」が付いています。
このサービスが付いていることで、不正利用があったとしても、キミたちが損することはありません!
実際に、某クレジットカード比較サイトが行ったアンケートによると、不正利用の被害に遭って、被害額を負担した人(=カード会社の不正利用補償を受けられなかった人)は11%と結果だったそうです。
これをクレジットカード協会が発表した被害額に当てはめると、、、
235.4億円×11%=25.9億円
カード利用額全体での割合から考えると、
25.9億円÷66.7兆円=0.0039%
ということになるので、不正利用額の99.9961%(100%−0.0039%)はカード会社が補償をしてくれているんです。
つまり、不正利用によって、キミたちが損をする可能性もほぼゼロに等しいということ!
これもクレジットカードを安心して利用できる大きな理由と言えます。
以上の3つの理由から、クレジットカードは不正利用されることはなく、かつ安心・安全に利用できるんですよ!

みき
伊藤さん
学生向けクレジットカードのセキリュティが弱くなるのは、なぜ?
学生向けクレジットカードのセキリュティは、高いセキュリティ対策がされています。
ただし、利用する学生さんによってはセキュリティが弱くなってしまうことも・・・
具体的には次の3つの理由が挙げられます。
- カードの取り扱いに慣れていない
- 難しい専門用語が多く、理解しきれていない
- セキュリティ対策を使いこなせていない
それぞれの理由を簡単に解説しますね。
カードの取り扱いに慣れていない
まず、「学生さんがカードの取り扱いに慣れていない」ことで、セキュリティが弱くなることがあります。
特に初めて学生向けクレジットカードを利用する方だと、どのように取り扱うべきかわからず、ついセキュリティが弱くなりやすいんです。
例えば、パスワードや暗証番号をずっと同じものにしていたり、誰でもわかるようなもの(誕生日や1234など)にしていたりすると、セキュリティは甘くなり、不正利用されやすくなってしまいます。
また、教室の机の上や、学食のテーブルの上にポンッと置いたままにして、長時間過ごしていると、誰かにカード番号を盗み見られてしまうことも・・・。
以前、知り合いの大学生さんにインタビューをしたときに、その子たちのクレジットカードを見せてもらったんですが、カード見せてもらった後に「お財布にしまっても大丈夫だよ」と言っても、ほとんどの子たちがテーブルの上にカードをずっと置いたまま・・・・。
ボクが悪用しないと信頼してくれていたのもあると思いますが、このようなちょっとした行動から気を付けていないと、カードを盗まれたり、カード情報が漏れたりして、不正利用に繋がっていくんです。
ですので、学生向けクレジットカードを不正利用されないためにも、カードの取り扱いにはくれぐれも気をつけてくださいね。
伊藤さん
難しい専門用語が多く理解しきれていない
セキュリティが弱くなってしまう理由に「難しい専門用語が多く、クレジットカードのことを理解しきれていない」ことも考えられます。
正直、学生向けクレジットカード(特にセキュリティ)のことを理解するには、難しい言葉がたくさん・・・
例えば、非接触型決済、不正利用補償、本人確認システム、スキミング詐欺、フィッシング詐欺など、、、
社会人でもわからないような専門用語を、初めてクレジットカードを手に入れた学生が理解するのは、かなり難しいはず・・・(私が大学生のときは、全然わかりませんでした、苦笑)。
ただ、「専門用語が難しくて、よくわからないけど、まぁいっか〜」と油断していると、カードのセキュリティが甘くなってしまい、不正利用されてしまうことに。
多少難しい言葉でも、クレジットカードのセキュリティに関する用語については、きちんと理解しておくことが大切ですよ。
セキリュティ対策を使いこなせていない
最後に「クレジットカードのセキュリティ対策を使いこなせていない」ことも考えられます。
どれだけ高性能なパソコンを持っていても、利用する人にパソコンの知識・スキルが備わっていなければ、パソコンの性能を最大限発揮できませんよね?
これはクレジットカードも同じ。
例えば、2段階認証サービスが備わっているクレジットカードを持っていても、2段階認証サービスの設定をしていなければ、意味がありません。
カード情報を抜き取られたり、カードを盗まれたりすると、簡単に不正利用されてしまいます。
このように、どれだけ優れたセキュリティ対策が用意されていたとしても、キミたちが使いこなせていなければ、どうしてもセキュリティは弱くなってしまうんですよ。
以上3つの理由から、学生向けクレジットカードのセキュリティが弱くなってしまい、不正利用される可能性が高くなります。
どれもキミたち次第!少しだけセキュリティを気にするだけで、悪用される可能性はグッと下がります。
セキュリティ面に不安を感じる方は、簡単なところから、セルフディフェンスをしていってくださいね!
伊藤さん
みき
伊藤さん
セキリュティを高めるためにやるべき5つのアクション
では、セルフディフェンスを高めるた上で、セキュリティ対策を高めるには、何をすれば良いのか?
ここでキミたちがやるべき5つのセキュリティ対策を紹介します。
具体的には次の5つ。
- カード利用がメールで通知されるようにする
- 本人認証サービスの設定
- 非接触型決済システム(ICチップ)が搭載されているカードを選ぶ
- ログインパスワードはサイト毎に変更する
- PAYサービス(QRコード決済)と連動させる
それぞれを詳しく解説していきますね。
カード利用がメールで通知されるようにする
まず、最低限やるべきこととして、カードを利用するとメールで通知されるように設定をしてください。
カードを利用するたびにメールで通知が届けば、万が一、身に覚えのないカード利用があった場合でも、すぐ不正利用に気づくことができます。
設定方法は簡単で、カード会社のホームページ(マイページ内)から自分で設定をするか、カード会社に電話をすればOKです。
なお、メール受信をするアドレスは普段から利用しているものを設定するのが大切。
ほとんど見ないメールアドレスを登録してしまうと、不正利用の通知にも気づかない可能性がありますからね(涙)
このサービスを利用すると、カード払いをするたびにメールが届くので、ちょっと煩わしく感じるかもしれません。
ただ、不正利用にすぐ気づくことができることを考えれば、必ず設定することをオススメしますよ!
伊藤さん
本人認証サービスを設定する
「ネットショッピングでカード番号を入力すると、お店に悪用されない?」
「ネットショップでカード情報が盗まれないかな・・・」
このような方にオススメなのが「本人認証サービス」です。
このサービスの設定をしておくことで、仮にカード情報が盗み取られたとしても本人認証のパスワードがわからないため、不正利用されないんです。
さらに本人認証のパスワードは、お店側のホームページではなく、カード会社のホームページ上で入力することになるので、お店側にパスワードがバレる心配もありません!
VISAカードには「VISA認証サービス」、JCBカードには「J/Secure™」、楽天カードには「本人認証サービス」というサービスが用意されています。
設定方法は、各カード会社のホームページ(マイページ)から、本人認証のパスワードを設定するだけOK(もちろん、無料で利用できます)!
これだけで本人認証サービスへの参加加盟店でネットショッピングをするときには、設定したパスワードの入力が求められるようになります。
さらに、VISAやJCBカードであれば、パスワードを「ワンタイムパスワード」にすることも可能。
ワンタイムパスワードとは、その名の通り「一時的に使うことができるパスワード」のこと。
本人認証のパスワードを求められたときに、専用のアプリ(VISAは「One Time Pass」、JCBは「J/Secureワンタイムパスワード」)を立ち上げて、そこに表示されたパスワードを入力するで決済が可能となります。
このワンタイムパスワードは、同じパスワードをずっと使い続けるのではなく、数分後には新たなパスワードが発行されるため、よりセキュリティが高くなるんです!
ネットショッピングでのカード決済が心配な方は「本人認証サービス」を使って、安心してお買い物をしてくださいね。
非接触型決済システムが搭載されているカードを選ぶ
クレジットカードで決済をするときには店員さんにカードを渡して、専用のカードリーダーで情報を読み取ってもらう必要があります。
ただし、この方法だと「店員さんにカードの情報を見られてしまうかも・・・」と心配になる方もいるのでは?
そのような場合は「非接触型決済システム(ICチップ)」が付いているカードを利用してください。
非接触型決済システム(ICチップ)はVISAの「Visa Pay Wave」や、MasterCardの「MasterCardコンタクトレス」などが有名ですね。
この非接触型決済システム(ICチップ)が付いているカードを利用すれば、カード払いをするときに、お店の専用端末にピッとタッチするだけで簡単に決済ができます。
また専用のカードリーダーを使わずに決済ができるので、店員さんにカードを渡すこともなく、サッと支払うことができるんです。
みき
ただし!このシステムはお店に「ICチップ専門端末」がなければ利用できません。
そのため、非接触型決済システム(ICチップ)を使ってお買い物をするときには、店員さんに「タッチ形式でカード払いはできますか?」と聞いてください。
とはいえ、アメリカなどの欧米諸国ではスタンダードなシステムとなっており、日本でも東京オリンピックに合わせて、専用端末の導入が進んでいます。
数年後にはクレジットカードには非接触型決済システム(ICチップ)が付いているのが当たり前となっている可能性も高いですね。
ログインパスワードはサイト毎に変更する
「パスワードをサイトごとで変えると覚えられないから、使いづらい・・・」と考えて、Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場など、普段使っているサイトのパスワードを全て同じにしていませんか?
しかし、常に同じパスワードに設定しているのは、とっても危険!
仮にパスワードが漏れてしまうと、複数のサイトで不正利用されてしまう可能性がグッと高まるんです。。。
そのため、カードの不正利用が心配な方は、クレジットカード会社の管理ページ(マイページ)のパスワードや、先ほど説明した本人認証サービスのパスワードなどを、他のサイトと同じパスワードにしてはダメ!
パスワードは他者が予想しにくく、英数字(小文字大文字含む)のバラバラの組み合わせで作ることが大切ですよ♪
ちなみに「パスワードは定期的に変えるべき!」と言われていますが、何度もパスワードを変えていると、パターン化されてしまい、よりリスクが高まるという研究結果(情報元:「Business Journal」)もあるそうです。
みき
ですから、基本的にはサイトごとにパスワードを設定して、不正ログインがされていない限りは、ログインパスワードを何度も変更しないことをオススメしますよ。
PAYサービス(QRコード決済)と連動させる
セキュリティを高めるという意味では「PAYサービス(QRコード決済)」と連動させるのもありです!
最近では「Pay Pay」「LINE Pay」「楽天PAY」などのPAYサービスが「◯◯億円のキャッシュバックキャンペーン!」などを打ち出したことで、利用する方もグッと増えましたよね?
このPAYサービス(QRコード決済)を利用すれば、クレジットカードを持ち歩かなくても、カード払いと同じように決済ができるんです。
やり方としては簡単!PAYサービスの引き落とし先にクレジットカードを登録するだけ!
たったこれだけで、PAYサービスでの決済額をクレジットカードで支払ったことでき、クレジットカードを持ち歩かなくてもスマホだけで決済ができるようになるんです♪
もちろん、PAYサービスとクレジットカードを連動させているため、PAYサービスの利用額(=カードの支払い額)に応じて、ポイントも貯まりますよ!
特にコンビニやスーパーなど「わざわざクレジットカードで支払うのはな・・・」という場所での支払いも、PAYサービスでサッと支払うことができ、かつクレジットカードのポイントを貯められるのは、とっても嬉しいですね。
以上の5つが、クレジットカードのセキュリティを高めるためにやるべきことになります。
全てのセキュリティ対策をやるべき!とは言いませんが、カードのセキュリティが心配な方は、どれか1つでもやるようにしてくださいね♪
伊藤さん
みき
こんな時はどうすれば良いの!?カードのトラブル対策
残念なことに、どれだけセキュリティを高めたとしても、トラブルが100%起こらないわけではありません。
学生向けクレジットカードも、ごくごく稀に不正利用やスキミング被害に遭ってしまうことはあります(どれだけ気をつけていても自宅に泥棒が入ったり、街でスリにあったりするのと同じ)。
では、万が一被害に遭った場合は、どのように対処すれば良いのか?
クレジットカードのトラブルとしては次の4つが起こりえます。
- 不正利用された
- 盗難・紛失があった
- 暗唱番号を忘れてしまった
- スキミング被害にあった
それぞれの対処法を簡単に解説していきますね。
不正利用があった場合
最近では、ほとんどの学生向けクレジットカードがインターネット上で利用明細が確認できます。
また、利用するたびに「利用確認メール」が送られてくる設定をしておけば、常にどこで・どのようなカード決済をしたのかも簡単に確認できるんです。
そのなかで、万が一、不正利用によって身に覚えのない請求が発生した場合はどうすれば良いか?
不正利用があったら、すぐにカード会社に電話をして、支払いをストップしてもらえばOKです。
このとき、続けざまに不正利用されてしまう可能性もゼロではないため、電話で連絡をするのがベスト!
伊藤さん
そのうえでカード会社が不正利用と認めると、支払い(銀行口座の引き落とし)の停止や、被害額の補償をしてくれます。
また、明らかに不正利用だとわかるカード決済払いがあった場合(例えば、海外で支払いがあった場合など)や、一度に利用限度額いっぱいのカード払いがあった場合には、カード会社側から、あなた宛に直接電話で連絡が入ることもあるんです。
このようにして不正利用を未然に防ぐことも可能となっています。
実際に10年近く前の話にはなりますが、ボクもカード会社から「今、海外のサイトでお買い物をしましたか?」という連絡をしてもらい、不正利用を防ぐことができた経験があります。
このようにカード会社も、あの手・この手を使って、不正利用ができないようにしてくれていることも、安心して学生向けクレジットカードが使える理由ですね。
盗難・紛失があった場合
「クレジットカードを盗まれたかも・・・」「カードを失くしちゃった・・・」という場合は、どうすれば良いのか?
このようなときには次の対応をしてください。
- カード会社に電話で利用停止の連絡をする
- カード会社に再発行をお願いする
- (盗難の場合)警察に盗難届を出す
このような対処をしてください。
何よりも大切なのが、すぐにでもカード会社に利用停止の連絡をすること。
当然のことながら、利用停止の連絡が遅れれば遅れるほど、不正利用をされる可能性は高くなっていきます。
また、カードを失くしてしまったときも、すぐに利用停止の連絡をするようにしてください。
万が一、どこかにカードを落としてしまっていた場合、他の人に拾われて悪用されてしまう危険がありますからね。
そして、盗難の場合は、警察署に盗難届を出すことも忘れずに。
警察に盗難届を出さなければいけないのは、警察からもらえる「盗難届の控え」が不正利用補償を利用するときに必要がからです。
みき
そのため、カードの盗難に遭った場合は、必ず警察署や交番に盗難届を出すようにしてくださいね。
ちなみに盗難・紛失時には、カード会社に対してクレジットカードの再発行をお願いすることになります。
再発行をするとカード番号も新しくなるので、ネットショップなどにカード情報登録をしている場合は情報更新も忘れずに!
暗証番号を忘れてしまった場合
クレジットカードで支払うときに、本人認証のために暗証番号の入力が求められることもあります。
ただ、カードの暗証番号を忘れしてしまうこともありますよね?
このような場合は、暗証番号の入力ではなく、サインへの決済に変更してもらってください。
実はクレジットカードの暗証番号入力には法的拘束力がありません。
そのため、カード決済をするときには100%暗証番号の入力でなければいけない、というわけではないんですよ。
ただし!暗証番号からサインに変更をしてもらうときには、本人確認のために身分証明書(学生証や運転免許証など)の提示を求められることがあります(悪用を防ぐためには当然ですよね、笑)
身分証明書の提示だけは避けることはできないので、覚えておいてくださいね。
そして、カード決済が完了したら、後日カード会社に電話で連絡をしてパスワードの確認をすることも忘れないように!
いつまでもパスワードを忘れたままだと、セキュリティ的にもリスクを伴いますので、必ず確認するようにしてください!
ちなみに、クレジットカードの裏面にはキミたちの氏名を記入するスペースがあります。
ここに名前を書くことを絶対忘れないように!
理由として、お店はカード決済をするときのサインと、カード裏面に書かれているサインを照らし合わせて、本人確認をしています(明らかに文字が異なる場合は、不正利用防止のために決済が断られることも)。
また、カードの裏面に名前を書いておかないと、不正利用をされたときに不正利用補償を受けることができません!
そのため、カードの裏面には必ず名前を書いておくようにしてくださいね♪
みき
スキミング被害にあった場合
最後にスキミング被害に遭ったときの対処法を紹介します。
キミたちがスキミング被害に遭ってしまった場合は、すぐにでも次の対処をしてください。
- カードの利用を停止してもらう
- 不正利用補償の手続きをしらもらう
- カードの再発行を依頼する
- 警察に被害届を出す
このようにスキミング被害に遭った場合は、すぐにカードの利用停止と不正利用補償の手続きをしてもらってください。
また、警察への被害届を出すことも忘れずにしてください。
もしかしたら、犯人が捕まり、お金が返ってくることもあるかもしれません(犯罪者をのさばらせておくわけにはいきませんしね)。
とはいえ・・・正直、スキミングの被害に遭わないようにするのはとっても難しい。
というのは、いつ・どこでカード情報が抜き取られたかがわかりにくいからです。
そのため、学生向けクレジットカードを店員さんに預けるときには細心の注意を払ってください(もちろん、見知らぬ人にクレジットカードを渡すのは絶対やめてください)。
例えば、洋服を買おうとして、クレジットカードを店員さんに渡した際に、目の前のレジではなく、別室の端末で決済処理を行おうとしたら、、、すぐにでも、その行動を引き留めてクレジットカードを返却してもらうことをオススメします。
本来であれば、クレジットカードの決済端末はレジ本体の横にあるべきもの。
それが別室にカードを持っていこうとしている時点で、かなり怪しい・・・(実際にカードの決済時だけカードを裏に持っていかれて、スキミングされた・・・というケースもあるそうです)。
店員が目の前でカード決済をしてくれない場合は、現金払いにするか、商品の購入を止めるなど、しっかりと自己防衛をするようにしてくださいね!
伊藤さん
あとは状況に応じて警察に届け出が必要な場合もあるけど、届ければいいのか自分で判断できなかったら、それもカード会社に相談してみると良いよ。
正直、自分で判断できないことも多そうなので、困ったらカード会社に聞くようにします!
みき
セキリュティ重視なら「三井住友カード デビュープラス」がイチオシ!
最後に、カードの不正利用が心配な方のために、セキリュティ対策が優れているオススメの学生向けクレジットカードを紹介します。
それが「三井住友カード デビュープラス」です。
デビュープラスはセキュリティ対策に定評がある「三井住友カード株式会社」から発行されている学生専用クレジットカードです。
このカードはICチップが搭載されているのでカード偽造されにくいという特徴があります。また非接触型決済システムの「VisaPayWave」や「iD」が付いているので、タッチ決済によってスキミング被害も防げるんです!
さらに2020年3月2日(月)にリニューアルされた「ご利用通知サービス」によって、カード利用後はリアルタイムで利用通知が届きます。
ほとんどのカードは利用通知が1〜2日後にしか届かないことを考えると、すぐに不正利用に気づけるのは心強いですよね♪
万が一、不正利用をされたときにも年間100万円まで不正利用補償で守られているので安心!
もちろん、基本的なサービス内容も充実しており、常にポイント還元率は1.0%以上なので、かなりお得なカードになっています。
このような理由から、初めてクレジットカードを持つ学生さんからは絶大な人気を誇っているオススメのカードなんですよ!
オススメ度 |
---|
★★★★★ |
国際ブランド |
![]() |
年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
前年1回以上の利用で無料 ※利用がない場合は1,375円(税込) |
審査条件 |
満18歳~25歳までの学生の方 ※高校生は除く |
ポイント還元率 |
1.0%〜2.5% |
海外旅行傷害保険 |
− |
対応電子マネー |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
発行スピード |
最短翌営業日 |
まとめ
このページでは学生向けクレジットカードのセキュリティについて解説しました。
いかがでしたか?
学生向けクレジットカードのセキュリティ対策で知っておいてのは次の通りです。
- 学生向けクレジットカードのセキュリティは一般カードと同じ
- 学生向けクレジットカードであっても、基本的に不正利用はされるない
- セキュリティとして「2段階認証」「非接触型決済」「ICチップ」「不正検知システム」などがある
- 万が一、不正利用されてもカード会社に補償してもらえるのでご安心を
- セキュリティ対策があっても、セルフディフェンスができていないと危険
- 不正利用や盗難、スキミング被害にあったときには、すぐにカード会社に連絡を
- セキュリティ面でイチオシのカードは三井住友カード デビュープラス
このように、学生向けクレジットカードもしっかりセキュリティ対策がされているため、安心して使うことができます。
もちろん、初めてクレジットカードを手に入れようと考えている学生さんとしては「不正利用されないか?」「誰かにカード情報(番号)を盗み取られないか?」などの心配はあるかと思います。
正直、100%不正利用やスキミング被害に合わないとは言い切れません。
どうしても防げない被害はあるんです。
ただ、不正利用などをされたとしても、必ずカード会社は、不正利用された金額を補償してくれるため、万が一何かが起こったとしても、キミたちが損をすることはありません。
あとは、どれだけセルフディフェンスを高められるか?ということが大切。
学生向けクレジットカードに優れたセキュリティ対策があったとしても、キミたちが学生向けクレジットカードを誰の目にも止まるような場所に置いておいたり、セキュリティシステムを使わなかったりしていると、どうしても不正利用はされやすくなってしまいます。
ですから、学生向けクレジットカードを使うときには、どのようなセキュリティシステムが付いているのかを確認して、しっかりと活用していくことで、セキュリティが高くなるように気をつけてくださいね!