「海外留学を控えているからクレジットカードを検討したいけど、どのカードがオススメなのか分からない」
「なんで海外留学にはクレジットカードが必要なの?」
「長期留学に行くんだけど、海外旅行保険付帯のオススメカードはどれ??」
これから海外留学を控える学生さんにとって気になるのが、海外生活用のクレジットカードですよね!
海外では、キャッシュレス決済が主流なこともあり、クレジットカードは必須アイテムなんです。
とはいえ、まだクレジットカードを持ったことがない学生さんからすると、一体どのクレジットカードが留学におすすめなのかわからないはず。
海外留学となると、現地で生活をする期間が長くなりますよね。
海外にクレジットカードを持っていかないと、現地で現金が不足した際に支払いに困ってしまったり、スリに遭う危険性が高くなったり、ネットショッピングを利用できなかったりと不便なことが多くなります。
現地で不便な生活を送らないためにも、海外留学に行く際は、前もって学生向けクレジットカードの知識をつけ、自分に合ったクレジットカードを発行しておくようにしましょう。
ここでは、海外留学にオススメの学生向けクレジットカードを紹介していきますね!
海外留学ではクレジットカードが必須アイテムです!
冒頭でもお伝えしたように、海外留学ではクレジットカードが必須アイテムになります。
その理由は以下の項目でまとめています。
まずは留学にクレジットカードを持っていくべき理由(メリット)について理解していきましょう(^^)
- 海外ではキャッシュレス決済が主流
- 盗難・紛失時の被害を抑えることができる
- ATMで現地通貨を引き出すことができる(海外キャッシング)
- 日本から送金してもらうには時間がかかる
- 海外でもネットショッピングができる
- 海外旅行傷害保険で万が一のケガや病気の治療・入院費を補償
- 海外で役立つ特典・補償も利用できる
それぞれ1つずつ解説していきますね。
海外ではキャッシュレス決済が主流
日本でもキャッシュレス決済が徐々に浸透しつつありますが、まだまだ現金払いをしている人を多く見かけますよね。
ただ、海外では日本以上にキャッシュレス決済が主流になっているんです。
海外では基本的にどこのショップやレストランでもクレジットカードを使うことができます。
キャッシュレス決済は支払いもスピーディーに行うことができますし、現金を数える手間も省けて決済がラクになるんですよ♪
盗難・紛失時の被害を抑えることができる
海外で心配になるのが、現金の盗難や紛失。
海外では日本と比べ、スリに遭う危険性が非常に高いんです。
実際に、イタリアやアフリカ、アルゼンチンでスリ被害が多く起こっていることを、ニュースでも取り上げているほどです。
海外ではプロのスリ集団が、巧妙な手口でバッグや財布を盗みます。
初めての海外留学となると、多額の現金を持っての外出では注意を払わないと、簡単にスリに遭ってしまうことでしょう。
ただでさえ、海外で日本人は素直なお金持ちと勘違いされていますし、海外の人からするとスリの対象と見られる危険性が高いですから。
また、現金を盗まれた場合は、あなたのもとに現金が戻ってくることは一切ありません。
しかし、クレジットカードであれば、仮にカードの盗難にあったり紛失してしまったりした場合でも、不正利用補償が適応されるため、盗まれたお金はあなたのもとに全額戻ってくるんです。
クレジットカード決済はカードの盗難・紛失被害を抑えることができますよ(^^)
ATMで現地通貨を引き出すことができる(海外キャッシング)
続いて海外キャッシングについて。
海外では海外キャッシングも利用できます。
海外キャッシングとは、クレジットカードを使い海外のATMで現地通貨を引き出せるサービスのこと。
海外では、現金を持っていけば、両替所などで現地通貨を手に入れることができます。
そのため、クレジットカードを使ったキャッシングサービスが必要ないと思われるかも知れませんが。
両替よりも、海外キャッシングを使った方が、お得な面が増えるんです!
例えば海外キャッシングなら、利用分はクレジットカード同様に翌月一括返済ができたり、銀行や両替商よりも為替レートがお得になったりします。
もちろん、キャッシングとなるため、金利はつきます。
ただ、金利もあくまで実質年率ですから、翌月一括返済すればそれほど気にすることではありませんよ^ ^
さらに例を出すと、1ドル100円、金利18%とし、1,000ドルを海外キャッシングし、1ヶ月後に返済するとしましょう。
この場合は、1,000ドルは日本円で10万円になるため、金利は「10万円×0.18÷365」となり、1日あたり約49円となります。
さらに1ヶ月として計算すると、「49円×30日」となるため、約1,470円。
両替所で10万円分をドルに変えた場合は、手数料が平均すると、約3,000円になりますから、手数料の安さは圧倒的にキャッシングであることが分かりますよね!
このようなお得な面から、海外では両替所よりも海外キャッシングを利用することをオススメします♪
日本から送金してもらうには時間がかかる
海外留学で生活時に毎回現金払いをしていると、手持ちの現金が底をついてしまう可能性もあります。
手持ちの現金の残高に気づかずに、現金生活をしているといつしか残りの現金が足りなくなり、生活に困ってしまう危険性も!
また、日本から現金を送金してもらう場合には時間もかかります。
(1年以上の留学なら現地の銀行口座を作ることもできます。
そのことについては、後ほど詳しく説明しています。)
日本から海外の銀行への当金は、期間や多額の手数料がかかってしまうんです。
日本国内のようにその日のうちにお金を振り込むことはできません。
たとえばゆうちょ銀行の海外送金「ゆうちょダイレクト国際送金」だと最短でも4営業日かかる上、場合によっては1か月かかることも(驚)
ゆうちょ銀行公式サイト「国際送金が受取人に届くまでの日数は何日程度ですか。」
4営業日でもけっこう遅いな・・・と感じるレベルなのに、1か月なんてとてもじゃありませんが待ってられませんね(汗)
その上、当たり前ですが海外と日本だと法律がちがいます。そのため、銀行間の送金の手続きでも時間がかかってしまいます。
そして、海外送金では多くの銀行を経由するため、様々な手数料がかかります。
日本の銀行に支払う振込手数料と中継する銀行への手数料、そして日本円から外貨へ両替するための為替手数料。
さらには、受け取り側の銀行で受取手数料が差し引かれることも・・・
この中で振込手数料や為替手数料は日本の両親などが負担してくれるのですが、ほかの仲介手数料や受取手数料は海外の銀行に送金されたときに差し引かれます。
つまり、日本の親が1,000ドル(=約10万円)を送金してくれた場合、キミたちの口座に入金されるのは900ドルほどに下がってしまうんです・・・
長期留学だと日本から現地の口座に送金してもらわなければならない場面もあるかもしれません。
とは言え、これだけの期間と高額な手数料がかかるなら、できるだけ使いたくないですよね。
そこで留学中はできる限りクレジットカードを利用し、日本の両親にはカード利用代金が引き落とされる日本の口座に入金してもらうようにすれば、海外送金よりも少ない手数料で済みます。
もちろんカードの使い過ぎはダメですが、現金不足で生活に支障が出るということなく、食費や生活費を支払い続けることができますよ♪
海外でもネットショッピングができる
海外留学期間中は、ネットショッピングで生活用品を揃えたり、お洋服を買ったりすることもあるかもしれません。
ネットショッピングなら、慣れない国のショッピングセンターでお買い物をするよりも自分の欲しいものが簡単に見つかり便利です。
ただ海外でネットショッピングをする場合、日本と違いコンビニ決済ができず、ネット通販の支払いはクレジットカード決済がメインとなります。
そのため、海外でネットショッピングを利用するときは、クレジットカードが必須なんです。
海外留学となると、最低でも1〜2週間、長い期間だと1年以上海外で生活することになりますよね?
そうなると、ネットショッピングの利用頻度も高くなるはずですから、クレジットカードは必須アイテムになること間違いなしですよ。
海外旅行傷害保険で万が一のケガや病気の治療・入院費を補償
クレジットカードは海外留学先での万が一のケガや病気の治療、入院費を補償してくれる「海外旅行傷害保険」が付帯しています。
そのため、クレジットカードを持っていれば海外留学のために保険に加入することなく、海外旅行傷害保険を適用させることができます。
また、旅先で時計やカメラなどの手荷物が盗まれたり、壊れたりした場合の損害を補償してもらえる補償(携行品補償)などもついています。
海外留学では現地で長い期間生活をすることになるため、慣れない環境でケガをしたり病気になったりする可能性が高くなりますよね。
そんなときに、ケガや病気の治療費や入院費を補償してもらえる傷害・疾病補償は重要になるんです。
また、手荷物が盗まれたり、壊れたりした場合の携行品補償も大切です。
海外では、日本の保険証を使うことができません。
そのため、海外でケガや病気の治療費や入院費を支払うとなると、治療内容によっては100万円以上かかってしまうことがあるんです・・・。
考えただけでゾッとしてしまいますよね(笑)
このようにクレジットカードは、支払いをすること以外にも生活のお守りにもなるため、留学では必ず持っていくことをオススメします。
また、海外で海外旅行傷害保険を適用させる条件は、カードによってちがうので以下の2種類があるので注意しましょう。
- カードを持っているだけで保険が自動的に適応される「自動付帯」
- 手持ちのクレジットカードで交通費や飛行機代を支払うことで保険が適応される「利用付帯」
クレジットカードを発行するときは、カードの付帯条件もチェックするようにしてください。
なお、海外旅行傷害保険の詳しい内容は次のコラムで解説していますので、こちらも合わせて読んでみてくださいね。

海外で役立つ特典・補償も利用できる
クレジットカードには、海外で役立つ特典や補償が充実しているカードが多いです。
例えば、次のようなクレジットカード。
カード名 | 特典・補償 |
---|---|
学生専用ライフカード | 海外ショッピング3%キャッシュバック |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード | ・海外ショッピングでポイント2倍 ・手荷物無料配達サービス ・海外用WiFi、携帯電話レンタルサービス ・利用可能枠一時増枠 |
JALカードnavi | ・海外旅行ボーナスマイル(JAL国際線への搭乗で300マイル) ・フライトボーナスが100%貯まる「JALカード ツアープレミアム(2,000円+税)」が無料 |
ANAカード(学生用) | ・パッケージツアーが学生価格(5%OFF)になる ・搭乗ごとに区間基本マイルの10%がプラスで貯まる |
学生専用ライフカードは、海外ショッピング代の3%をキャッシュバックしてくれるお得なサービス付き!
そのため、留学の生活費をクレジットカードで払えば払うほどに、節約にも繋がっていくんです。
例えば、3ヶ月間の海外留学で生活費を学生専用ライフカードで支払ったとします。
このときの生活費を、1ヶ月10万円×3ヶ月分=合計30万円と仮定しましょう。
学生専用ライフカードは、海外でのお買い物だと3%がキャッシュバックされるという超絶お得な特典があります。
そのため、30万円のお買い物×3%=9,000円がキャッシュバックされるんです!
現金で支払いをしても1円もキャッシュバックされることはありません。
そのことを思うと、クレジットカードってお得だと思いませんか?^ ^
また、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは、海外ショッピングでポイントが2倍になる特典がついています。
そのほかにも、手荷物無料配達サービスやレンタルサービス、現地で家電製品など高額な商品を買う際などに、利用可能枠を一時増枠できるサービスもついています。
このように、クレジットカードには、留学中の生活をより豊かにするためのサービスが豊富です。
クレジットカードは、現金払いをするよりも、圧倒的にお得なサービスで生活できるため、クレジットカードを持たないと損ですよ!
補足:1年以上の長期留学なら、海外で銀行口座を作るのもあり!
1年以上の長期留学を控えている学生さんは、海外で銀行口座を作ることをオススメします。
先ほど、海外の口座に送金してもらうよりもクレジットカードを使った方が手数料が少なくて済むと説明しました。
また、クレジットカードがあれば少ない手数料で現地のATMで現地通貨を引き出すこともできます。
とは言え海外で現地通貨を手に入れるなら、クレジットカードのキャッシングよりも現地の銀行口座から現金を引き出した方がお得です。
たとえば、海外のATMで500ドル(=5万円)の現金を引き出す場合、、、
クレジットカードの海外キャッシングと海外の銀行口座の引き出すをくらべると、以下の手数料がそれぞれかかります。
クレジットカード | 海外口座 | |
---|---|---|
為替手数料 | ときと場合による (どちらも大体同じ金額) |
|
海外ATM利用手数料 | 110〜220円 | 無料 |
金利手数料 | 約700円 | 無料 |
仲介手数料 | 無料 | 0〜2,450円 |
日本での振込手数料 (親が負担) |
0〜約500円 | 3,000円以上 |
日本からクレジットカードだけ持って行けばいい気がしますけど(汗)
みき
伊藤さん
でも、振込手数料や仲介手数料は基本的に一定の金額。だから、両親に10万円や20万円のようにまとまった金額を振り込んでもらえば、クレジットカードよりも手数料が低くなるんだ。
クレジットカードだとATMでお金を引き出すたびにATM利用手数料や金利手数料がかかるからね。
長期留学だと現地のATMで手軽に少額の現金を引き出す場面が多くなるはずだから、海外口座から引き出した方がお得なんだよ♪
つまり、長期留学だとクレジットカード=お買い物専用に使うべきだね。
長期留学のために海外の銀行口座を開設する際は、
- パスポート
- l-20
- 住所が確認できるもの(在学証明書など)
以上の3点を用意すればOK。
※l-20とは、Student and Exchange Visitor Program (SEVP)認定校がフルタイムで申請者が就学することを承認したことを証明する書類のこと。
長期留学を考えている方は、是非検討してみてくださいね(^^)
最低でも2枚はクレジットカードを持っていこう!
ここまでのお話で、海外留学にはクレジットカードが必須アイテムであることがご理解いただけたと思います。
ここまでのお話を聞いて「よし!クレカ作ろう!」と思ったあなた。
海外留学用にクレジットカードを作る場合のポイントをもう1つお伝えさせてください。
実は、海外留学に行く際、クレジットカードは最低でも2枚持っていくのがベストなんです。
「えええ??クレジットカードをそんなに持っていったらなんだか怖くない?」と思うかもしれません。
海外留学でクレジットカードを2枚持っていくべき理由は大きく分けて5つあります。
- 国際ブランドの使い分けができる(どこのお店でも支払いが困らなくなる)
- 利用限度額が増える
- 一時的な通信障害やカードの磁気不良で決済ができないことがある
- カードの再発行には時間がかかる
- 海外旅行傷害保険の補償額を合算できる
それぞれを解説しますね。
国際ブランドの使い分けができる
まず国際ブランドについて。
海外のショップやレストランでは、国際ブランド「VISA」、もしくは「MasterCard」が利用できる店舗がほとんどです。
JCBブランドは日本のブランドのため、海外では利用できる店舗が少ないんです。
海外では、VISAかMasterCardのクレジットカードを持っておけば良いと思うかもしれませんが、店舗によっては「VISAは使えるけど、MasterCardは利用不可」もしくはその逆パターンの場合もあります。
クレジットカードを1枚しか持っていない場合、仮に自分の持っているブランドのクレジットカードが使えなかったとしたら、焦ってしまいますよね?
その場に現金があれば良いですが、現金の持ち合わせもないとなると、近くのATMへ現金を引き出しに行かなくてはいけません。
こういうとき、VISA、MasterCardブランドのカードを2枚持ちしておけば、仮にどちらか一方の国際ブランドしか使えなかった場合でも、その店舗に合わせてカードを使い分けることができます。
これなら安心ですよね(^^)
利用限度額が増える
また、クレジットカードを2枚持ちしていれば、その分カードの利用限度額も増えます。
仮に1枚目のクレジットカードの利用限度額が10万円だった場合、月に10万円以上は支払いできなくなってしまいます。
海外留学先で生活する場合、生活費10万では足りなくなることもあるでしょう。
この場合、クレジットカードを2枚持ちすれば、1枚目のクレジットカードの限度額は10万円だったとしても、2枚目のクレジットカードも同じく10万円の限度額であれば、合計で20万円の余裕ができます。
もちろん、限度額が増えたからといってお金を使いすぎてはいけません。
ただ、海外で生活をする場合の余裕を持っておくという意味でも、クレジットカードを2枚持っておき、限度額を増やしておく対策は大切です。
一時的な通信障害やカードの磁気不良で決済ができないことがある
また、クレジットカードは専用機器にカードを通し情報を読み取った上で決済するため、専用機器の一時的な通信障害や磁気不良でカード決済ができない場合もあります。
そんな時、クレジットカードを2枚持っていれば、1枚のカードの調子が悪くても、2枚目のカードで支払いを補うことができるので安心です。
カードの再発行は時間がかかる
続いて、カードの再発行についてもお伝えします。
クレジットカードは、万が一カードを落としてしまったり、盗まれてしまったりした場合は、カードの再発行を行うことになります。
カードの再発行には、1週間〜10日程度かかりますが、海外へカードを届けるとなると、カードが手元に届くまで10日以上の日数がかかることになります。
そのため、カードの再発行期間中は現金で生活をすることになるため、生活も不便ですよね。
万が一、カードを再発行することになっても、カードが2枚あれば、カードが届く間は、もう一枚のクレジットカードを使うことができます。
なので、生活費の支払いはもちろん、ネットショッピングや現地通貨の引き出しも簡単に行うことができますよ^ ^
海外旅行傷害保険の補償額を合算できる
最後にお伝えするのは、海外旅行傷害保険について。
冒頭でもお伝えしましたが、海外では日本の保険が適応されないため、ケガや病気の治療費や入院費は全額自己負担となります。
海外では、治療費や入院費で100万円以上かかる場合もザラにあります。
そのため、海外旅行傷害保険が適応される環境を作っておくことはとっても大切なんです。
先ほど、クレジットカードには海外旅行傷害保険がついているカードが多いことをお伝えしました。
実は、クレジットカードの海外旅行傷害保険は、カードを2枚持ちしていれば、それぞれの補償額を合算することができるんです。
例えば、海外でケガや病気にかかってしまったときの治療費や入院費を補償してもらえる傷害・疾病治療は、補償額を合算することができます。
仮に傷害治療の補償額が最高200万円と最高300万円の2枚のクレジットカードを持っていれば、補償額を合算でき、最高で500万円の補償を適応させることができるというわけです。
これなら安心感もグーンとアップしますよね!
海外旅行傷害保険の補償額については、以下のコラムで詳しく解説しています。
こちらもぜひ読んでみてくださいね^ ^

留学でクレジットカードを利用するときの注意点
続いて紹介するのは、海外留学でクレジットカードを利用するときの注意点について。
注意点は大きく分けて3つあります。
- 海外では現地通貨で決済を行うようにする
- レシートを残しておく
- カードの盗難・スキミング被害に要注意
それぞれの注意点について解説していきますね^ ^
海外では現地通貨で決済を行うようにする
海外でクレジットカード決済をするときは、「現地通貨」を選択することをオススメします。
海外でクレジットカード払いをすると、基本的には現地通貨で決済されますが、まれに「日本円」で支払いができるお店もあるんです。
その 前提として、海外でクレジットカード払いをすると、お支払い金額に換算レート(基本レート+外貨取引手数料)を乗せた金額を支払うことになります。
この場合に、「現地通貨」でクレジットカード払いをすると、換算レートは国際ブランドで定められている”基本レート”と、カード会社ごとに定められている”外貨取引手数料”により求めることができます。
要するに、「換算レート=基本レート×(1+外貨取引手数料)」という計算式が完成します。
この換算レートはお店やレストランにより変わることはありません。
ただ、「日本円」でカード払いをした場合、この換算レートがカード払いをしたお店によって決められてしまうんです。
そのため、もしカード払いをしたお店が換算レートを高く設定していた場合、現地通貨での決済よりも高い額の支払いをしなくていけません・・・。
これは確実に損をしてしまいますよね。
このような損を避けるためにも、カード払いをするときは「現地通貨」で支払いをすることを徹底してくださいね^ ^
レシートを残しておく
また、海外留学中に支払いをしたお店のレシートは残しておくようにしてください。
理由としては、現地で万が一見覚えのない請求があった場合、支払いをしたレシートを全て保管しておけば、すぐに支払い情報をチェックすることができるからです。
見知らぬ請求をしていないという証拠にもなりますから、レシートの保管は重要ですよ。
海外でもカードの不正利用やカード犯罪が多いため、不正利用されない対策はもちろん、された場合の対策も考えておくことが大切。
ですから、留学中に支払いをしたお店のレシートは全て保管をし、見覚えのない請求等があった場合は、すぐにカード会社に電話で連絡をするようにしてくださいね。
カードの盗難・スキミング被害に要注意
海外留学中は、カードの盗難やスキミング被害に注意をしましょう。
海外では、カードを盗まれたり、カード情報を抜き取られたりするスキミング被害に遭う危険性もあります。
海外では、スリが日本よりも多発していますし、スキミング被害もショップやレストラン、タクシー、切符券売機など、様々な場所で発生します。
ただ、クレジットカードは万が一カードを盗まれたり、スキミング被害にあったりした場合も、損害額を補償してもらうことができるため、大きな心配は入りません。
とはいえ、自分であらかじめカードの盗難やスキミング被害を防ぐことはとても大切。
クレジットカードの管理は慎重に行うようにしてくださいね。
海外留学向けの学生用クレジットカードを選ぶ5つのポイント
ここまでのお話を踏まえた上で、留学向けのクレジットカードを選ぶポイントをお伝えしますね。
ここでは、クレジットカードを2枚持っていくことを前提としてカードを選ぶポイントを紹介します。
ポイントは次の5つです。
- 国際ブランドは「VISA +MasterCard」を選ぶ
- 海外旅行傷害保険が付帯しているか?
- 事務手数料が安いか?
- 為替レートが低いか?
- 海外でお得な特典が付いているか?
まず、留学向けのクレジットカードを選ぶ時には国際ブランドVISAとMasterCardを選ぶようにしてください。
JCBやアメックスブランドは、海外で利用できる店舗が限られるため選ぶべきではありません。
また、利用可能枠にも注意して2枚のクレジットカードを選びましょう。
そして繰り返しになりますが、海外旅行傷害保険付帯のクレジットカードを選ぶことはマストです。
海外旅行傷害保険がついていないと、旅先の治療費や入院費を全額自腹で払うことになりますから要注意ですよ!
また、事務手数料が安いかどうか、為替レートが低いかどうかなど、海外現金を引き出す際のポイントもチェックが必要です。
その点はここまでかなり詳しく説明しているので、すでにご理解いただいていると思います。
ただ、こういった手数料はどのクレジットカードも「大体」は同じなのですが、微妙に金額がちがいます。
数日程度の旅行なら大きな問題はないのですが、留学のように海外に長期滞在するなら、ちょっとした手数料のちがいでも大きな差になりますよね。
だから、留学のためにクレジットカードを持つなら、以下の手数料についてもチェックするようにしましょう。
- 為替手数料
- 海外ATM利用手数料
- 金利手数料
最後に、海外でお得な特典がついているかどうかも確認しましょう。
初めの方でも紹介しましたが、クレジットカードによっては、学生専用ライフカードのようにショッピング代の3%をキャッシュバックしてくれる特典がついていたり、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードのように、海外ショッピングでポイント2倍や手荷物無料配達サービスがついていたりと特典が豊富なんです。
海外でクレジットカード決済をするなら、支払いのたびに特典を生かせるカードを選んだ方が確実にお得です。
このようなポイントから、海外留学用のクレジットカードを選ぶようにしてみてくださいね^ ^
注意!中・長期留学ではクレジットカードの旅行傷害保険が期限切れになる
これから中・長期留学を控えている学生さんは、クレジットカードの海外旅行傷害保険に注意をするようにしてください。
実は、クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険の適用期間は1回の旅行あたり最長3ヶ月間なんです!
そのため、3ヶ月以上の留学になる場合は、クレジットカードの旅行傷害保険が切れてしまいます。
期限が切れてしまってから、現地でケガをしたり病気にかかったりしてしまえば、病院でかかる治療費は全額支払うことになってしまいます。
仮に治療費100万なんて請求をされたら、恐ろしすぎますよね。
もし、1年以上の長期留学を控えているのであれば、クレジットカードの旅行保険以外にも、長期留学用に保険に加入しておくようにしてくださいね。
留学期間が90日を超える場合は、プラスして保険に加入しておこう!
ここでは、海外留学期間が90日を超える場合の保険についてお伝えします。
長期留学向けのオススメの保険は次のとおりです。
- 東京海上日勤・・・留学生ワーキングホリデープランあり。海外生活中に想定されるリスクをカバーする専用の3つの特約「留学生賠償責任」「留学生生活用動産」「留学継続費用」で安心をバックアップ。病気やケガに関する補償に加え、持ち物に関する補償もバッチリ付帯!
- AIG損保・・・治療・救援費用無制限!自己負担の心配なしの安心プラン。アシスタントサービスは24時間365日日本語対応。また、現地での治療費の支払いは現金不要のサービスあり。
- ジェイアイ傷害火災・・・火災・盗難、賠償責任など、留学生が現地で生活する上で起こりうるケースに合わせた補償体制が充実!日本語デスクで現地の言葉が話せなくても安心。
長期留学に行く前に、あなたに合った保険プランで現地での万が一に備えておきましょうね。
留学におすすめの学生用クレジットカード2選
最後にここでは、今日お伝えしたお話を踏まえ、留学にオススメの学生向けクレジットカードを2枚紹介します。
オススメのカードは次の2枚。
- 学生専用ライフカード
- エポスカード
海外留学では、上記のカードを2枚持ちしていくことをオススメします!
オススメは、学生専用ライフカードの国際ブランドをMasterCardにし、VISAブランドしか選べないエポスカードとブランドを分けること。
それぞれの国際ブランドを持っていれば、現地でカードを使い分けることができて便利ですよ♪
カードの詳しい情報は以下で紹介していますので、参考にしてみてくださいね^ ^
学生専用ライフカード
海外ショッピング利用額の3%がキャッシュバック!!
オススメ度 |
---|
★★★★★ |
国際ブランド |
![]() ![]() ![]() |
年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
無料 |
審査条件 |
満18歳〜25歳未満の学生の方 ※高校生は除く |
ポイント還元率 |
0.5〜3.0% |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(自動付帯) |
対応電子マネー |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
発行スピード |
最短3営業日 |
学生専用ライフカードは、18歳〜25歳以下の在学中の学生だけが持てる学生専用のクレジットカードです。
国際ブランドは、VISA・JCB・MasterCardの3種類から選ぶことができます。
先ほどもお伝えしたように、ライフカードはMasterCardブランドを選び、エポスカードとブランドを分けるようにしてください。
学生専用ライフカード最大の魅力は、海外ショッピング利用額の3%がキャッシュバックされること!
海外留学では、生活費や食費、お小遣いなど、私生活の支出をクレジットカードで払うことになるはず。
毎月の支払額に応じ、キャッシュバックサービスが受けられれば、支払いをするたびに節約に繋がりお得ですよね^ ^
また、学生専用ライフカードにはカードの盗難や紛失に遭った場合の対応窓口「LIFE DESK TOKYO」や何かあったときの海外の相談アシスタントサービス「LIFE DESK」がついているため、留学中の不安ごとを減らすことができます。
海外留学に行くなら、必ず持っておくべきカードと言えますよ!
エポスカード
充実の傷害保険付き!
オススメ度 |
---|
★★★★☆ |
国際ブランド |
![]() |
年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
無料 |
審査条件 |
満18以上の方 ※高校生を除く |
ポイント還元率 |
0.5〜1.25% |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(自動付帯) |
対応電子マネー |
![]() ![]() ![]() |
発行スピード |
通常1週間 ※店頭申し込みの場合は即日発行(最短30分) |
エポスカードは、学生人気の高いクレジットカードです。
海外留学にオススメできる1番のポイントは、海外旅行傷害保険が最大2,000万円まで自動付帯であること!
また、海外で病気にかかった場合の治療費を負担してくれる疾病治療費の補償額が270万円と、他のクレジットカードよりも手厚い点も魅力的です。
エポスカードは、VISAブランドのため、学生専用ライフカードのブランドをMasterCardにし、カードブランドを使い分けることをオススメします。
エポスカードとライフカードを2枚持ちすれば、海外旅行傷害保険の補償額を合算でき、安心感も倍増です。
海外に強いエポスカードは、留学向けの1枚ですよ♪
まとめ
ここでは、留学にクレジットカードが必須な理由や海外留学向けにオススメのクレジットカードについて解説しました。
いかがでしたか?
ここでお伝えしたポイントをまとめますね。
- 海外留学するならクレジットカードは必須
- しかも1枚だけでなく2枚持って行くべき
- 留学にオススメのクレジットカードは学生専用ライフカードとエポスカード
海外留学には学生向けクレジットカードが必須アイテムです。
海外では日本以上にキャッシュレス決済が主流になっています。
また、クレジットカードは盗難・紛失時の被害を抑えることができたり、ATMで現地通貨を引き出すことができたり、ネットショッピングの支払いに活用できたりと、海外生活では便利な1枚になるんです。
今日ここでお伝えした注意点やクレジットカードを選ぶポイントを参考に、留学に備えクレジットカードを発行するようにしてくださいね!
長期留学になる場合は、クレジットカードにプラスして保険の加入も検討しましょう。
留学は、日本を離れ、慣れない環境で生活をしていくことになります。
現地での生活をより豊かにするためにも、クレジットカードは必ず持っていくようにしましょうね♪