みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
「大学の生協から発行されているクレジットカードってお得なの?」
「大学でカードを発行していたんだけど、それって便利か知りたい」
こんにちは!FPの伊藤です。
最近、知り合いの大学生から「大学生協のクレジットカード(Tuoカード)と大学が発行しているクレジットカードって、どっちを作ったら良いんですか?」という質問を受けました。
答えは・・・どちらも作るべきではありません。
というのも、学生であれば、普通のカード会社から発行されているクレジットカードの方がお得で便利だからです。
そうは言っても、通っている大学でクレジットカードを勧められると、なんか安心できる気がして、つい、それらのカードを作ろうと考えてしまいがち・・・でも、その判断は間違っているんです。。。
このページでは大学生協カード(Tuoカード)と大学が発行しているクレジットカード、そして、カード会社が発行している学生向けクレジットカードをそれぞれ比べて、最適なカードの選び方を解説していきますね♪
大学で発行できる2種類のクレジットカード
キミたちのなかに、大学の学食で学校のクレジットカードの広告を見たり、大学内にある生協でクレジットカードの申し込みを勧められたりした経験はありませんか?
実は、大学生が使えるクレジットカードは、何もカード会社だけが発行してものだけわけではありません。
大学や生協からもクレジットカードは発行されているんです。
具体的には次の2種類。
- 大学提携クレジットカード(東京大学カード・早稲田大学カードなど)
- 大学生協が発行しているクレジットカード(Tuoカード)
これらのカードをあわせて「大学系クレジットカード」と呼ぶんです。
ただし、一括りに「大学系クレジットカード」と言っても、それぞれの特徴、メリット・デメリットは大きく異なるため、どちらを選んでも良いというわけではありません。
また、大学生であるキミたちは、大学系クレジットカードだけでなく、普通のカード会社から発行されているクレジットカードを選ぶこともできます。
では、どのカードを選ぶのが一番便利で、お得になるのか?
それを知るためにも、まずは2つの大学系クレジットカードの特徴を解説しますね♪
- 大学や生協からもクレジットカードが発行されている(通称:大学系クレジットカード)
- ただし、2つのカードはそれぞれ特徴、メリット・デメリットが異なる
大学提携クレジットカードの特徴
まず、大学が発行しているクレジットカードの特徴やメリット・デメリットから。
大学が発行しているカードは、大学や大学の同窓会組織がカード会社や国際カードブランド(JCBやVISAなど)と提携して作られており、別名「大学提携クレジットカード」とも呼ばれています。
カード会社・国際カードブランドと提携して作られているため、クレジットカードとしての機能(ポイントプログラムや旅行傷害保険など)が普通に付いおり、当然、海外でも使うことができるんです。
では、どうして大学提携クレジットカードは発行されているのか?
実は・・・大学の運営資金を調達するためなんです。
というのも、国立・私立に関わらず、大学を運営するためには莫大なお金が必要・・・
そこで大学は、大学提携クレジットカードを使ってもらい、その手数料を大学の運営や、同窓会組織の運営、奨学金や教学支援金などに充てているんです。
ちなみに、大学提携クレジットカードに申し込めるのは、その大学の学生や教職員、卒業生に限定されているケースがほとんど(京都大学カードは一般でも発行が可能)。
つまり、少し悪い言い方をすると、大学提携クレジットカードは在学中の学生やOB・OGから、大学運営に必要なお金を回収するために作られたクレジットカードというわけです。
確かに学生さんだけでなく、母校に誇りを持っているOB・OGってのはたくさんいますからね。
「せっかく大学に入学したんだから、大学のカードを持ちたい」「卒業してからも自分の大学をアピールしたい」というような人たちをターゲットとして、大学提携クレジットカードは発行されているわけです(素晴らしいターゲッティングだとは思います、笑)。
では、次からは大学提携クレジットカードのメリット・デメリットはどうなっているのか?を解説していきますね。
大学提携クレジットカードのメリット
ここで大学提携クレジットカードのメリットを紹介します。
具体的には次の2つです。
- 大学のステータスを活かせる
- 大学内で使える特典が付いている
大学提携クレジットカードを使うと、これらのメリットが得られます。
まず、「大学のステータスを活かせる」ということですが、ほとんどの大学提携クレジットカードは券面に大学名が書かれています。
そのため、カード払いをしたときに「おっ!?この人、東京大学なんだ」「早稲田大学に通っているなんて、凄いな」などの印象を与えることができるんです。
ただし、名前も知られていないような大学名だとあまり意味がないですし、有名な大学提携クレジットカードを持っているからと言って、ホテルやレストランで優待サービスを受けられるわけではないので要注意。
次に大学内で使える特典について。
大学提携クレジットカードは大学内で役立つ・お得になる特典が付いているんです。
具体的には以下のようなものがあります。
食堂メニューの割引
大学の食堂メニューの価格は大学によって異なりますが、その価格の20%~30%引きにしてくれるサービスを行なっているカードが多いです。
大学のニュースやイベント情報の配信
サークル活動やクラブ活動の試合や展示企画のお知らせなどの大学ニュースやイベント情報を配信してくれるサービスを行なっています。
資格プランの割引
資格取得は大学生にとって就職活動で少しでもライバルに差をつけるために必要なモノです。
こうした資格取得を助けてくれる資格取得プランのコース割引サービスが付いています。
卒業をしていても大学の図書館が使える
大学の図書館は基本的には在学生しか使えませんが、大学提携クレジットカードを持っていると、図書館が利用できる大学もあります。
これ以外にも、結婚式などで学長から直筆のメッセージが届くというユニークなサービスが付いているカードもあるんですよ(笑)
ちなみに、上記の特典は全ての大学提携クレジットカードに付いているわけではありません。
そのため、大学提携クレジットカードに申し込むときには、どのような特典が付いているのかを確認してから、申し込みをするようにしてくださいね。
大学提携クレジットカードのデメリット
では次に大学提携クレジットカードのデメリットについて。
具体的には次の4つです。
限られた大学しか発行していない
大学提携クレジットカードは全ての大学が発行しているわけではありません。
特に青森大学や福岡大学など地方大学では発行していない大学が多いです。
大学の関係者じゃないと手に入らないカードが多い
大学提携クレジットカードは大学の関係者(学生・教師・卒業生など)でなければ手に入らないカードがほとんどです。
大学内で使える特典ばかりですから、他大学の学生が手に入れても意味がないですしね。
卒業後は年会費がかかる
大学提携クレジットカードは卒業してからも持ち続けることができますが、卒業後は年会費が1,000円程度かかるものが多いです。
年会費を支払うほどの特典・メリットはありません。
特典が大学生活中心のため、普段使いに向いていない
大学提携クレジットカードに付いている特典は、大学内でのサービスに特化しているものが多く、大学外で活かせるものは少ないです。
ポイント還元率も低いですしね。
卒業後は大学に行く機会もほぼないので、さらに役立ちません。
大学提携クレジットカードにはこのようなデメリットがあります。
う〜ん、大学内では役立つことはありますが、毎日学食で食べるわけでもないですし、学外ではほとんどお得になることもないので、正直、ちょっと微妙・・・
ですので、大学提携クレジットカードを手に入れようと考えている方は、これらのメリット・デメリットを踏まえて、本当に申し込むかを決めるようにしてくださいね。
大学提携クレジットカード一覧
では、ここで有名な大学提携クレジットカードをいくつか紹介していきますね。
紹介するのは以下の大学のカードです。
- 東京大学
- 早稲田大学
- 慶應義塾大学
- 明治大学
- 京都大学
それぞれについて簡単に解説していきます。
東京大学(赤門カード)
入会資格 |
---|
東京大学の運動部卒部生、卒業生、教職員等/安定収入のある方 ※家族会員は本人会員と生計を同一にする配偶者のみ |
国際ブランド |
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在学中の年会費 |
無料 |
卒業後の年会費 |
1,250円+税 |
ポイント還元率 |
0.1%〜3.0% |
海外旅行傷害保険 |
× |
利用限度額 |
10万円~30万円 |
- UCカードと提携して発行されているカード
- 学生カード・一般カード・ゴールドカードの3種類がある
- 申込対象は「東京大学の運動部学生及び卒部生、卒業生、教職員等」
- 赤門カードの手数料の一部が所属していた部活動に還元される
- セゾングループの永久不滅ポイントが貯まる(還元0.1〜3.0%)
- コンサート、演劇、オーケストラのチケット割引、先行予約特典がある
早稲田大学(早稲田カード)
入会資格 |
---|
満20歳以上の早稲田大学校友 (卒業生、教職員、推薦校友、早稲田大学名誉博士) ※ご家族会員は配偶者のみ |
国際ブランド |
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在学中の年会費 |
無料 |
卒業後の年会費 |
5,000円/校友会年会費 |
ポイント還元率 |
0.5%〜 |
海外旅行傷害保険 |
× |
利用限度額 |
10万円 |
- 早稲田大学の卒業生で構成されている「交友会」が主体となって発行
- 一般・ヤングゴールド・ゴールドカードなどの種類がある
- 在学中は年会費無料
- 卒業後も所有にするには「交友会」に入会する必要あり(年会費5,000円)
- カード利用代金の0.5%が在学生への奨学金として活用される
- 早稲田学報(情報誌)が年6回届く
- 大隈記念タワー最上階の「交友サロン」を利用できる
- 会員制福利厚生サービス「早稲田大学校友会WELBOX」が使える
- 講座受講料や入会金の割引もあり
- 全国にあるホテル・旅館・レストランなどの早稲田カード協力店で優待サービスあり
- 卒業後、結婚するときに大学総長からお祝いメッセージが送られる
- 卒業後、大学図書館(中央・戸山・理工・所沢)の入館証としても使える
慶應義塾大学(慶應カード)
入会資格 |
---|
慶應義塾大学の学生、大学院生(塾員除く) ※VISAは慶應大学生協への加入手続きも必要 |
国際ブランド |
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在学中の年会費 |
無料 |
卒業後の年会費 |
1,250円+税 |
ポイント還元率 |
0.5%〜 |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(利用付帯) ※VISAは最高2,500万円(利用付帯) |
利用限度額 |
10万円 |
- 慶應義塾大学学部生、大学院生、OBが発行可能
- 券面には慶應義塾図書館・旧館がデザインされている
- 慶應OMCカードはハローキティデザインも選べる
- VISAは生協組合員証一体型のため、生協食堂や購買部、書籍部で使える(割引はなし)
- 卒業後も大学図書館を利用できる
- 各カード会社が提携しているホテル・スクール・レストランなどの協力店で優待あり
- 野球、アメフト、ラグビーなど大学スポーツ(早慶戦)への招待あり
- 慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)の受講10%OFF
- 慶應義塾大学出版刊行物が5%割引
明治大学(明治大学学生カード)
入会資格 |
---|
明治大学の在学生(学部生のみ) |
国際ブランド |
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在学中の年会費 |
無料 |
卒業後の年会費 |
1,250円+税 |
ポイント還元率 |
0.5%〜 |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(利用付帯) |
利用限度額 |
10万円 |
- 在学中は年会費無料
- カード利用料の一部が在学生への奨学金に当てられる
- 学内のレストラン(カフェパンセ・燦)で飲食料金が10%OFF
- 独自の協力店で割引や優待サービスが受けられる
- 卒業後には明治大学カードに自動的に切り替わる
京都大学
入会資格 |
---|
満18歳以上の方(学生は除く) |
国際ブランド |
![]() |
在学中の年会費 |
無料 |
卒業後の年会費 |
1,250円+税 |
ポイント還元率 |
0.5%〜 |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(利用付帯) |
利用限度額 |
10万円~80万円 |
- 京大の学生は作れないできないカード(学生不可)
- 京都大学の卒業生でなくても手に入れることができる
- 年会費は1,250円+税かかる
- 特定のお店、博物館、ホテルなどで割引サービスが付いている
このように様々な大学から、大学提携カードが発行されています。
ただ、各カードの特徴を踏まえても、普通のカード会社から発行されている学生向けクレジットカードの方が、明らかにお得なものが多いです。。。
「自分の大学が好き!」という方であれば、手に入れるのも悪くはありませんが、基本的には普通の学生向けクレジットカードを選ぶことをオススメしますよ。
みき
伊藤さん
あと、カードを使って発生した手数料も奨学生などに使われるものが多かったりするので、メインターゲットは卒業生と言えるね。
みき
伊藤さん
- Tuoカードは大学生協から発行されているカード
- Tuoカードは生協組合員しか手に入れられない(留学生も可)
- ただし、生協組合員出会っても短大生や専門学生はNG
- 正直、これと言った特徴がないため、作ることはオススメしないカード
Tuoカード(大学生協カード)の特徴
続いては、大学生協から発行されているクレジットカードを紹介します。
生協というのは「生活協同組合」という団体の略称で、消費者1人ひとりがお金を出し合い、組合員となることで、運営されている組織のこと。
大学生協もその1つで、学部生・院生・留学生・大学教職員・大学職員が組合員になることで、運営されています(大学にある生協は大学に設置が認められているということでもある)。
この大学生協が三井住友カードと提携して作られたのが「大学生協カード(通称:Tuoカード)」というわけです。
Tuoカードは大学提携クレジットカードとは異なり、どこの大学生協で作ってもカードの基本スペックは変わらないのが特徴です。
具体的なカードの基本スペックは次の通り。
入会資格 |
---|
大学生協の組合員になっている大学生(満18歳以上)、大学院生、教職員の方 |
国際ブランド |
![]() |
年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目以降〜) |
1,250円+税 ※前年に1回以上カードを利用すると無料 |
ポイント還元率 |
0.5%〜 |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(利用付帯) |
利用限度額 |
5万・10万・30万円から選択可 |
このように大学生協から発行されているとはいえ、三井住友カードと提携して作られているため、普通にクレジットカードとしての機能はありますし、ポイントも貯まるんです。
ちなみに、Tuoカードは大学生協の組合員である必要があるため、大学卒業後に持ち続けることはできず、卒業後は、自動的に三井住友カードに切り替わることも知っておいてください。
これらの特徴を踏まえて、Tuoカードのメリット・デメリットを解説していきますね。
Tuoカードのメリット
まず、Tuoカードのメリットを解説していきます。
具体的には次の3つです。
- 提携店舗で割引がある
- 顔写真付きのカードが発行できる
- 留学生でも手に入れられる
それぞれについて簡単に解説していきます。
提携店舗で割引がある
Tuoカードを持っていれば、大学生協と提携している企業や店舗で割引サービスが受けられます。
主な提携企業と割引率をまとめました。
提携企業 | 特典(割引率など) |
---|---|
日経ビジネス | 最大7,600円OFF |
洋服の青山 | 10%~20%OFF |
JOYSOUND直営店 | ルーム料金10%~30%OFF |
紳士服のコナカ | 10%~50%OFF |
SHIDAX | ルーム料金30%OFFなど |
このように学生さんが使うお店で割引サービスがあるのは嬉しいポイントですね。
特に「洋服の青山」や「紳士服のコナカ」で割引サービスがあるので、就職活動に必要なスーツや靴などを購入するときには役立ちますね。
顔写真付きのカードが発行できる
Tuoカードは、クレジットカードでは珍しく顔写真付きカードが発行できます。
「えっ・・・顔写真付きなんて恥ずかしい。。。」と思うかもしれませんが、顔写真が付いていることで、紛失したり、盗まれたりしても、不正利用を防げる可能性が高まるんです。
もちろん、顔写真付きのクレジットカードは嫌だ・・・という方であれば、顔写真なしのカードも作れるので、安心してください。
ただし、東京地域(1都3県北関東甲信越地区)は写真なしのカードしかないため、要注意!
留学生でも手に入れられる
実はTuoカードは留学生でも手に入れられます(これが一番のメリットかもしれません)。
そもそも、留学生というのは日本のクレジットカードを発行するのが、結構、難しい・・・。
ですが、Tuoカードは生協会員であれば、留学生でも申し込みがOKとなっているため、外国から日本の大学や専門学校に留学生で、なかなかクレジットカードが作れない方にはオススメなんです。
実際に申し込むときの条件は公式HPで以下のように書かれています。
参考サイト「Tuoカード公式ホームページ」
ただし、Tuoカードを作るときでも、日本の金融機関の口座(銀行口座)が必要となります。
留学生だと、条件を満たしていないと日本の銀行口座を開設することができないので、それだけは気をつけるようにしてくださいね。
詳しくは以下のページに書いていますので、参考に。

以上がTuoカードのメリットになります。
まぁ、正直、、、めちゃくちゃオススメできるようなメリットではないですけどね(苦笑)
Tuoカードのデメリット
次にTuoカードのデメリットを解説します。
具体的には次の3つです。
- 短大・専門学生は作れない
- ポイント還元率が低く、お得度がない
- 「これっ!」と言った特色がない・・・
なかなか悲惨なデメリットですが、それぞれを簡単に解説していきますね。
短大・専門学生は作れない
Tuoカードの入会条件は「満18歳以上の大学生と大学院生、教職員」となっています。
そのため、大学生協組合員には短大生や専門学校生でも加入することはできますが、Tuoカードを手に入れることができません。
どうして短大生や専門学生が作ることができず、大学生に限定しているのかは正直、謎。。。
個人的な意見としては、生協側は機会損失をしているとしか思えません。。。
ポイント還元率が低い
Tuoカードでも、カード払いをすることでポイントを貯めることができます。
ただし、、、ポイント還元率は低いです。
Tuoカードで貯められるのは三井住友カードの「Vポイント」で、200円につき、1ポイント貯めることができます。貯めたポイントは以下のポイントと交換できます。
交換先景品・ポイント | Vポイント | 交換先ポイント数 |
---|---|---|
キャッシュバック | 1ポイント | 0.6円 |
iDバリユー | 1ポイント | 1円 |
ANAマイレージ | 1ポイント | 0.6~3マイル |
ミッレミリアマイレージ | 1ポイント | 0.6マイル |
クリスフライヤーマイレージ | 1ポイント | 0.6マイル |
楽天ポイント | 1ポイント | 1ポイント |
Tポイント | 1ポイント | 0.8ポイント |
ビックカメラ/ビックポイント | 1ポイント | 1ポイント |
Amazonギフト券 | 1ポイント | 1円 |
GooglePlayギフトコード | 1ポイント | 1円 |
つまり、ポイント還元率は高くでも0.5%。
例えば、同じ三井住友カードが発行する三井住友カード デビュープラスであれば、ポイントがTuoカードや一般カードと比べて、ポイントが常時2倍となるため、ポイント還元率は1.0%となります。
そのことを考えると、Tuoカードはお得なカードとは言えません。。。
「これっ!」と言った特色がない・・・
最後に、一番のデメリットなのが・・・Tuoカードには取り上げるほどの特徴がないんです。
ポイント還元率は低く、海外旅行傷害保険は利用付帯、割引サービスが使えるお店も限られているなど、、、微妙ですよね(苦笑)
「だったら、生協で使うときにはお得になるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、生協での割引サービスはなく、ただ、生協でカード決済ができるということだけなので、さらに残念な印象に。
ということで、最大のデメリットが「クレジットカードとして微妙」と言えるわけです。
以上のようにメリット、デメリットをまとめましたが、結論としては先ほどお伝えしたとおり、他のカード会社から発行されているクレジットカードの方がお得で、わざわざ選ぶ価値はないと言えます。
ですので、「生協が好きで好きで、しょうがない!」という方以外は、作る必要はありませんよ(まぁ、そのような人もほとんどいないと思いますが・・・苦笑)
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
- 大学提携カードを使って発生する手数料は奨学金などに充てられることが多い
- あくまでも卒業生向けのサービスが多い
- 大学提携カードを持っていると、自分の大学を自慢することはできる(笑)
- ただ、クレジットカードとしての機能・特典はイマイチ・・・(涙)
大学系クレジットカードよりも普通の学生向けクレジットカードを選ぼう!
ここまで「大学提携クレジットカード」と「Tuoカード」について解説をしてきました。
結論としては、大学提携クレジットカードもTuoカードも作るメリットは薄いです。
どうしても自分の通っている大学が好きで、大学から発行されているクレジットカードを持ちたい!という場合に限っては、大学提携クレジットカードを手に入れるのは決して悪いことではありません。
が・・・客観的にカードのメリット・デメリットを考えると、普通にカード会社から発行されている学生向けクレジットカードを作った方が、学生生活で役立ちますし、お得!
そのため、これからクレジットカードを作るのであれば、カード会社から発行されている学生向けクレジットカードから、キミたちにとってメリットがあるものを選べきです。
と言うことで、ここで管理人のボクがオススメする学生向けクレジットカードを3枚紹介しますね。
三井住友カード デビュープラス
ポイント還元率が高く、学生生活がお得に!
バランスが良く、クレジットカード初心者にイチオシのカード!
Tuoカードと同じく三井住友カードから発行されている学生専用クレジットカード。
一般カードと比べて、ポイントが常時2倍(ポイント還元率1.0%)と、どこでお買い物をしてもお得!さらにセブンイレブンやローソン、マクドナルドで使うと、250円につき1ポイントが貯まるので、これらのお店をよく使う学生さんにとっては、さらにお得に!
セキュリティ対策もバッチリで、卒業後の初回更新時にゴールドカードにグレードアップできるなど、バランスが良く、使いやすいので、初めてクレジットカードを作る学生さんにオススメの1枚ですよ!
オススメ度 |
---|
★★★★★ |
国際ブランド |
![]() |
年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
前年1回以上の利用で無料 ※利用がない場合は1,375円(税込) |
審査条件 |
満18歳~25歳までの学生の方 ※高校生は除く |
ポイント還元率 |
1.0%〜2.5% |
海外旅行傷害保険 |
− |
対応電子マネー |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
発行スピード |
最短翌営業日 |
- セブン-イレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- マクドナルド
学生専用ライフカード
海外旅行・留学に行くなら、最強のカード
海外でのショッピング利用額3.0%がキャッシュバック!
在学中に海外旅行や留学に行くことを考えているのであれば、学生専用ライフカードがイチオシ。
このカードは海外旅行傷害保険が最大2,000万円まで自動付帯。さらに海外でのショッピング利用額の3%がキャッシュバックされるなど、超お得なんです!
日本で使うときはポイント還元率が低く、あまりメリットはありませんが、海外では最強のカードになっているので、1枚持っておくことをオススメしますよ。
オススメ度 |
---|
★★★★★ |
国際ブランド |
![]() ![]() ![]() |
年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
無料 |
審査条件 |
満18歳〜25歳未満の学生の方 ※高校生は除く |
ポイント還元率 |
0.5〜5.0% |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(自動付帯) |
対応電子マネー |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
発行スピード |
最短3営業日 |
- 海外でのショッピング(3%キャッシュバック!)
※2020年9月30日(水)まで
- 特典1:新規でのカード発行で200ポイント(1,000円相当)
- 特典2:ショッピング利用で最大1,600ポイント(8,000円相当)
- 特典3:家族もしくは友達のご紹介で1,000ポイント(5,000円相当)
- 特典4:ショッピングリボのご利用で200ポイント(1,000円相当)
エポスカード
卒業後にも普通に使っていける割引サービスが盛りだくさんのカード
サブカードとして長く使い続けることができる
マルイから発行されているクレジットカード。Tuoカードとは比べものにならないほど、豊富な割引サービスが魅力です。
マルイ、白木屋、魚民、シダックス、カラオケ館など、学生さんが使う様々なお店で使える割引サービスがあるため、よりお得に学生生活を送ることができます。
また、海外旅行傷害保険が自動付帯で、特に「疾病治療(病気の治療)」の補償額270万円は他のカードと比べても高く、とっても使いやすいです。
割引サービス重視でカードを手に入れたいのであれば、確実にこのカードを手に入れることをオススメします!
オススメ度 |
---|
★★★★☆ |
国際ブランド |
![]() |
年会費(初年度) |
無料 |
年会費(2年目〜) |
無料 |
審査条件 |
満18以上の方 ※高校生を除く |
ポイント還元率 |
0.5〜1.25% |
海外旅行傷害保険 |
最高2,000万円(自動付帯) |
対応電子マネー |
![]() ![]() ![]() |
発行スピード |
通常1週間 ※店頭申し込みの場合は即日発行(最短30分) |
- マルイ
- カラオケ館・シダックス
- 魚民・笑笑・白木屋
まとめ
このページでは大学で発行できるクレジットカード(大学系クレジットカード)の特徴や、メリット・デメリットを中心に解説をしてきました。いかがでしたか?
大事なポイントをまとめると次の通り。
- 大学では「大学提携クレジットカード」と「生協カード(Tuoカード)」が発行できる
- 大学提携クレジットカードは大学内施設での優待などの特典が使える
- ただし、大学提携クレジットカードは卒業生向けのカード
- Tuoカードは生協組合員であれば手に入れることができる(留学生も可)
- ただし、Tuoカードは短大生、専門学生は手に入れられない
- 大学系クレジットカードよりも普通の学生向けクレジットカードの方が便利&お得
- 管理人オススメは「三井住友カード デビュープラス」と「学生専用ライフカード」
先ほども述べましたが、大学提携クレジットカードとTuoカードは選ぶべきではありません。
特典・サービス内容で比べると、圧倒的に普通の学生向けクレジットカードの方が便利でお得!
生活スタイルや、どのような学生生活を送るのか?海外旅行や留学に行くのか?などを考えて、自分にピッタリのクレジットカードを選んでくださいね♪
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
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