みき
伊藤さん
お盆時期にかなりバイトのシフトを入れてたんですけど、それが幸か不幸かバイトリーダーに任命されちゃって…夏休みが終わってからも、バイト8割、学校2割くらいにしてたんです。そしたら・・・
みき
伊藤さん
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伊藤さん
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伊藤さん
みき
伊藤さん
みき
「留年したら学生向けクレジットカードってどうなるの?もしかして没収?」
「留年すると、罰金とか発生しないよね・・・」
こんにちは!ファイナンシャルプランナーの伊藤です。
このサイトを読んでくれている方のなかには、単位がギリギリで留年しそうな方もいるのではないでしょうか?
正直、ボクも単位を落としそうになり、大学4年で留年しそうになりました。
学生時代って、そんなもんですよねww
とはいえ、学生向けクレジットカードは学生期間中でしか使えないルールのため、万が一、留年をしたら、何かトラブルが起こるのでは!?・・・と心配になる方もいるはず。
このページでは「留年した場合、学生向けクレジットカードはどうなるのか?気をつけるべきことは何か?」について解説をしていきますね。
留年したら学生向けクレジットカードはどうなる?
「留年したら、学生向けクレジットカードはどうなるの?没収?そのまま使える?」
結論からいうと、留年をしても、そのまま学生向けクレジットカードを使うことができます。
ただし!カードによっては使えなくなるカードもあるので要注意!
というのも、使っている学生向けクレジットカードによっては、発行対象年齢が決まっているからです。
例えば、三井住友カード デビュープラスや学生専用ライフカードは18〜25歳までしか使えないという条件が決まっているため、留年したことで26歳になってしまう場合、これらのカードは使えなくなります。
ですので、もし、現時点で使っている学生向けクレジットカードがある場合は、年齢制限に引っかからないかを確認するようにしてくださいね!
基本的には情報更新すれば、そのまま使い続けられる
留年をした場合、学生向けクレジットカードを使い続けたいなら、「会員情報の更新」をしてください。
具体的には、カード会社に登録されている「卒業予定年」を更新すればOK!
この「卒業予定年」は、申し込み時に登録するようになっています。
現時点では、短大であれば、入学から2年後、4年制大学であれば4年後と、留年をしない前提で「卒業予定年」が登録されていますが、留年をすると卒業予定年も伸びてしまうので、カード会社の登録情報を更新する必要があるんです。
ちなみに、この卒業予定年を更新しないと、学生向けクレジットカードや学生専用のサービスが使えなくなったり、カード会社から一般カードが送られてきたりします(一般カードが発行されると、学生向けクレジットカードは使えなくなります)。
そのため、在学中に学生向けクレジットカードを使い続けたいのであれば、留年が決まったら、すぐにでもカード会社に登録している情報を更新するようにしてください(遅くても、卒業予定の1ヶ月前には情報更新を!)。
この情報更新さえできれば、学生向けクレジットカードを使い続けられます。
つまり、国内外旅行傷害保険、ショッピング保険、学生に人気のレストランやカラオケ店の割引サービスなどなどの、学生向けクレジットカードならではの特典を、これまでと同じように使えますよ〜(^ ^)
年齢制限があるカードだと一般カードに切り替えor停止
先ほども述べたとおり、学生向けクレジットカードによっては、留年して卒業予定年を変更しても、年齢制限に引っかかってしまい、一般カードに切り替えられてしまうものもあります。
そうなると、特典が使えないだけでなく、カードそのものが使えなくなることを覚えておいてください。
ちなみに、留年中に学生向けクレジットカードから一般カードへ切り替わった場合は、次のことに要注意!
- 限度額が上がってしまい返済が滞りやすくなる
- 学生向けクレジットカード限定のポイント還元率・キャッシュバック率が低くなる
- 年会費が発生する場合がある
これらのなかでも、特に影響が出てくるのが「利用限度額が上がること」です。
学生向けクレジットカードの場合は、収入も不安定(ない場合もある)なため、ショッピングやキャッシングで利用できる金額は、一般クレジットカードよりも低く設定されています。
一般クレジットカードの限度額は、初回発行時でショッピング枠50万円・キャッシング枠20万円程度ですが、学生向けクレジットカードの場合は、ショッピング枠10万円~30万円・キャッシング枠5万円~10万円程度と、かなり大きな差があるんです。
ここで「利用限度額が増えたから、カード払いで使える金額も増えて、ラッキー♪」などと考えるのは危険!
カードの利用限度額が増えたからと言って、学生であるキミたちの収入が増えるわけではありません。
調子に乗って、どんどんカード払いをしてしまうと、最悪の場合、カード破産を起こすことも・・・
ですので、万が一、一般カードに切り替わったとしても、無駄遣いをしないようにしてくださいね。
また、学生向けクレジットカードから一般カードに切り替わることで、ポイント還元率も大きく下がります。
ほとんどのカードで半分以下になってしまうんです。
というのも、学生向けクレジットカードは、収入が少ない学生のカード利用回数を増やすために、ポイント還元率が高く設定されています。
一方で、一般カードは、高いポイント還元率がなくてもカードを使うシチュエーションが多いと考えられており、ポイント還元率を高くしていないんです。
ですので、もし、学生向けクレジットカードから一般カードに切り替わり、ポイントやキャッシュバック、マイルバックなどの還元率が下がってしまった場合は、使うカードも再検討した方が良いかもしれません。
このように、年齢制限により一般カードに切り替えられてしまうと、様々なデメリットが発生することを覚えておいてくださいね。
補足:休学の場合でも情報更新を忘れずに!
卒業予定年の変更手続きは、留年だけではなく休学や留学による一時的な学籍停止でも必要です(卒業予定年が変わる場合のみ)。
留学して日本に帰国したら、いつの間にか一般カードが届いていたという場合もあるため、休学や留学で卒業予定年が変わる場合も、忘れずに情報更新をしてくださいね!
みき
伊藤さん
みき
伊藤さん
- 留年しても卒業予定年を変更すれば学生向けクレジットカードをそのまま使える
- 年齢制限があるカードは自動的に一般カードに切り替わってしまう
- 学生という属性で一般カードに切り替わるとデメリットが多い
どうして卒業予定年を変更する必要がある?
「留年したら卒業予定年を変更するのはどうして?そのまま使ったらだめ?」
絶対ダメです!!
学生向けクレジットカードは、一般クレジットカードよりも高いポイント還元率でショッピングできたり、学生がよく使う居酒屋ややカラオケ店の割引サービスなどがあったりと、とっても便利なアイテムになっています。
だからこそ、学生以外の人が使えないように、カード会社も厳しく管理しているんです。
ここでは、どうして卒業予定年を変更しないとダメなのかを解説しますね。
そのまま使い続けるのはNGな理由
クレジットカードには「途上審査」といわれている、カード発行後の審査があります。
そして、学生向けクレジットカードの場合は、卒業する前のタイミングで途上審査が行なわれるんです。
この時、留年をしたのにも関わらず、申し込み時に登録していた卒業予定年を変更していないと、学生にも関わらず、社会人と同じ基準で途上審査が行われ、年収などがチェックされてしまいます。
そして、途上審査で、一般ではなく学生属性ということが判明すれば、最悪の場合、虚偽申告(きょぎしんこく)と見なされてしまい、カード停止になることも・・・(もちろん、カード停止になるよりも前に、カード会社からキミたち宛に連絡が来て、情報確認はされますけどね)
いかなる理由であれ、卒業予定年を更新せず、自動的に送られてきた一般カードを使っていると、途上審査が発生したときに、カードが利用停止になることを知っておくべきです。
このような理由から、留年が決まったら、必ず卒業予定年の変更をしてくださいね!
利用限度額の増額やキャッシング機能の追加(増額含む)がある
自動的に一般カードに切り替わると、利用限度額の増額や、キャッシング機能の追加(学生向けクレジットカードでついていなかった場合)が発生します。
カード自体が新しくなることもありますが、カードのデザインはそのままで、限度額などの内容が引き上げられるカードもあります。
「お!限度額が上がった!ラッキー」と思うのではなく、自分のミスで卒業予定年の変更をしていないのであれば、すぐにでも卒業予定年の変更を申請することをオススメします。
卒業予定月の前に自動更新で新しい一般カードが送られてくる可能性も
カード会社によっては事前に確認が入ることもありますが、連絡なしで卒業予定月の前に一般クレジットカードを送ってくるケースもあります。
先ほども書きましたが、学生の身分で、社会人向けの限度額やキャッシング枠があるカードを持ってしまい、後先を考えずに使い続けてしまうと、返済能力のない学生は返済遅延などを起こしやすくなるんです。
返済遅延などのトラブルは、キミたちの個人信用情報(金融商品の利用履歴などが記録された情報)にも記録されてしまい、新たにクレジットカードを発行することができなくなる場合も・・・
送られてきたカードは使わないのが一番ですが、そもそもの原因が卒業予定年の変更申請をしていないことですからね。
個人信用情報を傷つけないためにも、学生のうちは一般カードを持つべきではない・・・つまり、きちんと卒業予定年の情報更新をすべきなんですよ!
- 留年してから学生向けクレジットカードを使い続けるためには卒業予定年の変更申請が必要不可欠
- 学生時代の急な限度額アップは金銭感覚をマヒさせる可能性大
- 送られてきた一般クレジット―カードは返送して、卒業予定年の変更申請をすぐに行なう
情報を更新するための3つの方法
「学生向けクレジットカードの卒業予定年を更新するには、どうすれば良いの?」
最後に、学生向けクレジットカードの卒業予定年を更新する方法を解説します。
学生向けクレジットカードの卒業予定日を変更・更新するためには次の3つの方法があります。
- カード会社のホームページ
- カードデスクへの電話
- カード発行場所(専用カウンターなど)で直接
一番簡単なのが、カード会社のホームページにあるマイページから変更申請をする方法です。
最近では、スマホアプリなどと連携している学生向けクレジットカードもあり、アプリからも更新可能なものもあります。
ただ、カード発行後には、あまりログインする機会がない・・・という方も多いので、ログインパスワードや、IDなどを忘れてしまわないように注意してくださいね(もちろん、問い合わせをすれば確認できます)。
あとは、マイページからカードの利用額などを知ることもできますので、カードの使いすぎを防ぐためにも、ちょいちょいマイページにログインをすることもオススメしますよ。
次に「カードデスクへの電話」ですが、これは基本的に電話だけで手続きは完了しません。
電話で連絡をしたあとに、カード会社から変更申込書などが郵送され、記入後に返送しなければ、情報更新をすることができないんです。
そのため、どうしても手間と時間がかかってしまうため、ネットで手続きをすることをオススメします。
最後に、カード発行をしている店舗での変更もできます。
主に、エポスカードや、イオンカード(イオンカードデスクは徐々に減少傾向ですが)などの場合ですね。
ただ、情報更新のためだけに、わざわざお店に行くこともですし、本人確認書類なども用意しなければいけないことを考えると、どうしても手間と時間がかかってしまいます。。。
結論、カード会社のホームページ(マイページ)から情報更新をするのが、一番楽チンですので、まずはこの方法で情報更新をするようにしてくださいね。
- 変更申請はネットが基本
- ログインIDやパスワード忘れによる再発行は郵送のケースが多い。時間が掛かることを想定して
- 電話のみの変更は基本的に無理。電話+郵送のセットになっている
- 店舗ありのカードデスクでは変更処理に必要な書類を事前に確認しておく
まとめ
ここでは「学校を留年したときに学生向けクレジットカードはどうなるのか?」ということを解説してきました。
いかがでしたか?
これまで説明してきたことを以下でまとめました。
- 留年をしても卒業予定年を変更することで、そのまま使える
- カードによっては年齢制限もあるため要注意
- 卒業予定年を変更しないのは絶対ダメ!
- 情報更新はカード会社のホームページ(マイページ)からが簡単
卒業予定年を更新しなければ、学生という立場にいながら一般カードが発行されてしまいます。
一般カードは、学生向けクレジットカードに比べて割引特典や、ポイント還元率などの優遇があまり受けられません。
学生という身分で一般カードを利用するのは、デメリットが多いんです。
そのため、留年はしているものの、きちんと情報(卒業予定年)だけは更新をして、学生向けクレジットカードを使うことをオススメしますよ♪
伊藤さん
みき
伊藤さん
単位をきちっととれるようにバイトのシフトも変えたんで大丈夫なはずです!
みき
伊藤さん
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伊藤さん
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伊藤さん
みき
伊藤さん